ステゴサウルスさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

大人の気持ちと子どもの気持ち、どちらも共感する 僕はどっちつかずだと感じた。
だけど終盤のあるシーン「それでいいんだ、対応できなくて当たり前なんだ」とジョニーが言った。
大人も子どもも、どっちつかずで
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.1

絵力と演技力に引き込まれた。
特にハナ役梅垣義明さんの役へのフィット感が素晴らしくて、感性に響いた。

少し荒廃した東京(もしくは路上生活者から見るありのままの東京)が、
コミカルに描かれたかと思えば
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.7

等身大ギークな主人公メイメイの、
ピュアな成長物語がよかった◯
そしてお父さんが素敵で、「そういう人に私はなりたい」のそういう人だった

どのキャラクターに愛情が注がれてるのがわかる脚本演出で、捻くれ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

断片的な記憶からなんとなく、言葉にならない密度の感情が湧き起こる。
朧げなのに雄弁で、刹那的なクセにすごい瞬間風速で心を掴む。

ちょっと思い出しただけ。
そう言って日常に戻って行く。そうするしかない
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たちあがる女(2018年製作の映画)

4.1


随所で現れる雄大な自然が表現のベースになっていて、当たり前に偉大な存在感を持って写されている。

物語では、個人の力の小ささに歯痒くなり、一方で人間の信念の強さに心を掴まれる。だけど結局、それらは大
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

これまでと時代背景は違えど、

上品さと下品さ、格好いいと気持ち悪いのバランス感に、キングスマン味を変わらず感じられて楽しい○

滑稽だけど迫力あるアクションシーン、八角入りの餃子みたい🥟

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

占いって信じますか?って話。
違うか。

信じるも信じないも、その人次第だし
それによって開く扉を認知させることが占いというもので。
胡散臭いっていうなら、分かりましたそうしてください、っていう扉が開
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

曲が良かった
音から伝わるエネルギー。

ミュージカルって他作品へのオマージュが安直というか、そんな盛りだくさんにしなくっても、って僕は思っています。
けど語っちゃうよね。
シカゴもRENTもつながっ
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.4

”愛情と友情は似ている感情で、出所は同じだ“
ドランのメッセージを聞いて、形にせずに心の奥にそっと置いてきた、一つの塊が溶けた。

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.5

好きです

好きな映画が偏ってくる今日この頃、
好きだからスッと腑に落ちるのか
腑に落ちるから好きなのか

自分にとって映画が、自分の思想に回帰させてくれるタイムマシンみたいなもののなっていて
でも新
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ステップ・アップ(2006年製作の映画)

3.5

チャニング・テイタムの踊りと演技とファッション観てたらエンドロールだった…

階層移動要素がある映画ってエネルギーをもらえる。
自分もそうなれるかもって、世界観に没入できるのが映画の力だな〜