かじやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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殺人の輪廻(2015年製作の映画)

3.5

6/25から始まった「反逆の韓国ノワール」終盤戦で鑑賞。「テロ、ライブ」の監督との触れ込みと、「殺人の-」で始まる名作を選んで想い、期待のハードルを上げ過ぎたのが悪かったか。グロさや暗黒さもなく、ひね>>続きを読む

透明変態人間(2013年製作の映画)

2.5

タイトルに「変態」が付くけれども、さほどでなし。めぐり劇場ですな。怪しい中国人が置いて行った透明になる薬は、もろ正露丸だ。めぐりは時にローラに似てるな。

コロニア(2015年製作の映画)

3.9

史実に基づいた話。チリのカルト教団の拷問隔離施設に捕らわれた男と、それを単独で助けにいった女の脱獄サバイバル。最後まで一気に見せてくれた。エマ・ワトソンの体当たりな演技もよい。教団、ピノチェト大統領、>>続きを読む

映画 みんな!エスパーだよ!(2015年製作の映画)

2.4

エスパーにかこつけた青春エロチックコメディかな。しかし、胸の大きな女優さんを仰山集めてきたね。板野友美がちょい役で出ていた。神楽坂恵は旦那である園子温監督の最終兵器だね。

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.6

実話シリーズ。良くも悪くも、米国は凄い。カダフィ失脚後もリビアに2拠点(トリポリ、ベンガジ)を残し、武器が不当に第三国に流れていかぬように監視してきた。そのベンガジ側で起きた乱の長い長い13時間の戦い>>続きを読む

極秘捜査(2015年製作の映画)

3.5

2016/6/25からの「反逆の韓国ノワール」のトップバッター。実話シリーズ。キム・ユンソク演じるコン刑事とユ・ヘジン演じる占い導師のタッグがいい。思い切りグロ系かと思いきや、そうでもなく。R指定もP>>続きを読む

キミとボク(2011年製作の映画)

3.5

猫好きで、中村映里子ファンなので観てみた。アメショの吹き替えを担当している坂本真綾の声がなんだか切ない。

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.5

エリザベスやマーガレットなど、確かに実名で登場するし、実話がベースらしいのだけれど、美化、脚色のし過ぎかな。戦争終結の騒ぎのシーンは圧巻。エリザベス役のサラ・ガドンが山口もえに見えた。マーガレットが酔>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.4

原作を読んでいたが、あれを2時間少々の尺に収めるには、結末が変わってくるのもやむを得ないかな。「ソロモンの偽証」で主役を務めた藤野涼子が、捕らわれた娘役で頑張っていた。メンヘラっぽい妻役の竹内結子も珍>>続きを読む

母と暮せば(2015年製作の映画)

3.4

吉永小百合と黒木華の演技は良かった。黒木和雄監督の「父と暮らせば」が広島なら、こちらは長崎と、どちらも原爆投下に端を発した親と子の話。静かな物語で、反戦、反原爆も底流に流れている。これから終戦記念日の>>続きを読む

キル・コマンド(2015年製作の映画)

3.3

軍事用ロボット会社で、その設計に携わっていた、半サイボーグのミルズ役のヴァネッサ・カービィが実戦に参加するのだが、美し過ぎるだろ。ロボットが知性を持つ話は沢山あるので、あまり珍しくはないが、割と面白か>>続きを読む

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.3

埼玉・秩父を舞台にした青春モノ。埼玉出身者としては西武秩父線、秩父セメントなど、懐かしい。あの花よりは今ひとつか。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.8

佐々木蔵之介がいいとこを持っていくね。あまり恐怖感はなかった。眼鏡の竹内結子もいいな。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.8

主役のダメ男を演じる阿部寛と同世代としては、感情移入して観れた。セリフのあちこちに「アレ」という言葉を頻発させていたが、それも度を越すとどうかと思う。テレサ・テンの「別れの予感」をバックに、母役の樹木>>続きを読む

王の運命 歴史を変えた八日間(2015年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホの王様役、どの時代も雰囲気が出ていた。息子役のユ・アインもダメさがいい。国の将来を担う孫の子役がまたうまい。子役の演技に涙した。成長し、王位継承した孫は、無報酬で出演したらしいソ・ジソブの>>続きを読む

同級生(2015年製作の映画)

3.0

BLものだが、ジメジメしたところもなく、二人の会話のキャッチボールがなかなかいい。1時間ほどなので、もう少し肉付けして、長く作れたのではないか。

スキマスキ(2015年製作の映画)

2.8

ドラマで充分。中村映里子が出ているので、少し加点で。

グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.1

原作は読まずに観た。ストーリー自体にはあまり深みがないけれども、それなりに楽しめた。浅野忠信演じる自殺屋「鯨」がいい。麻生久美子のお綺麗さと、波瑠の笑顔に免じて加点。

木屋町DARUMA(2015年製作の映画)

3.4

韓国ヤクザに四肢を切り落とされ、まさにダルマとなった元ヤクザの親分で遠藤憲一演じる勝ちゃん、その世話を命じられた三浦誠己演じる坂本。借金を返せずに家庭崩壊させられ障害者にさせられた寺島進や、その娘で風>>続きを読む

起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)

2.9

佐藤浩市は好きな俳優だし、小野真千子が出てる頃までは良さげだったが、その後は話に深さがなかったかな。鳥のザンギが食べたくなった。

劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

3.0

自分の中ではテレビ版で終わっていたので、あまり感慨はなかったかな。たけしのダルマも今ひとつ。松坂桃李がブレイクしたね。

先生と迷い猫(2015年製作の映画)

2.8

三毛猫が可愛いので加点。ながら観でOK、安心してみてられた。が、内容は薄い。カッター少年の扱いも中途半端だったかな。

ルーム(2015年製作の映画)

3.3

日本でも似たような事件は起きているので、ストーリーに意外性はないが、子役の演技が秀逸。心理描写のためとは言え、内容の割には少し尺が長く感じられた。

JUKAI 樹海(2016年製作の映画)

2.8

世界文化遺産・富士山の麓、日本の青木ヶ原を舞台に洋風ホラーチックに作ったのは面白い試みであり、俳優・小澤征悦を青木ヶ原の案内人に仕立てたのもまあよい。が、もう一ひねり、二ひねりが欲しかったかな。

フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

3.0

もうクロエちゃん劇場だったかな。どの波も中途半端な演出でVFXも粗っぽい。最後の波は寄生獣を少し彷彿とさせた。エンディングはどこかで何度も聴いてるなと思ったら、SIAの「ALIVE」だった。

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.1

好き嫌いが分かれそうな映画かな。深津絵里の白い肌と黒髪、蒼井優の芯の強さが印象に残った。ゴーストものに入るのだろうが、グロさはなし。セリフで説明しちゃっている気もした。奥貫薫の不幸を絵に描いたような暗>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.8

往年のキャストも登場させての大団円だった。せっかくと思い、Ep.4,5,6→1,2,3→4,5,6→7と観ようと考えていたが、それだといつまで経ってもEp.7が観られないので、とうとう観てしまった。B>>続きを読む

X-ミッション(2015年製作の映画)

3.0

ストーリー自体はあまりない。FBIなんてとってつけたよう。人間技を超えた数々の自然への挑戦にただただ驚いた。山上からのムササビのような滑空、素手による急峻な崖のぼり、直角に近いような雪山のスノボ下りな>>続きを読む

リグレッション(2015年製作の映画)

3.4

何となく途中から読めたが楽しめた。実話にヒントを得て作ったらしい。退行催眠も万能ではないということか。エマ・ワトソンはどうしてもハーマイオニーにしか見えない。

あん(2015年製作の映画)

4.7

ちょうど桜の咲く時期にこの映画を観た。河瀬直美監督作品の中でも一番好きだ。樹木希林の鬼気迫る演技に途中何度か涙した。全身ガンとか言われている彼女だが、一本でも多く心に残る作品を遺して欲しい。

ATM(2012年製作の映画)

2.9

深夜の郊外型ATMハウスで繰り広げてられる悲劇。犯人像や犯行の意図がよく見えなかったが、自分の計画の中に入ってきた余計な雑音(侵入者)を排除したかっただけか。相手1人に対してハウスに閉じ込められた側は>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

満身創痍になりながらも、殺された息子のために復讐鬼になるディカプリオ父ちゃん。その執念たるや凄まじい。

バンクシー・ダズ・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.7

なぞのグラフィティ集団、BANKSY。彼らが街の壁やシャッター、ドアなどに描く、子供達、動物たちが好きだ。アイロニーも利いている。ビデオでさえもパロってしまい、爆弾がダンボになってて笑った。ナチスのア>>続きを読む

罪の余白(2015年製作の映画)

3.0

娘の転落死について心理学を教える父が真相を暴いていく物語。娘の同級生サキ役の吉本実憂が悪魔のようにポスターには書かれていたが、そうでもなかった。尺の長さを考えれば、もっと悪魔にできたと思う。

The Survivalist(原題)(2015年製作の映画)

3.3

英語版で観る。なのでフリチンでもモザイクなし。時代背景や場所はわからないが、独りきりで山中の掘っ建て小屋で自給自足のまさにサバイバル生活をしてきた男(マーティン・マッキャン)が、食事と寝る場所を求めて>>続きを読む

ラスト・ウィッチ・ハンター(2015年製作の映画)

3.3

VFXは結構頑張っていた。ウィッチハンターのコールダー役、ヴィン・ディーゼルがいいとこ全部持っていったかな。ストーリー自体は目新しくはない。もう一捻りあっても良かった。エンディング曲としてCiaraの>>続きを読む