ーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.3

独特なCG表現が鑑賞者のリアリティラインを著しく下げてくれるおかげで、人物の異質な表情や動きがさほど 違和感なく見られる

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.8

同一の登場人物がここまで歳を自由に変化させることができるのはアニメーションの良さだと思う

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.4


生存競争の過程において、人間を始めとした哺乳類は、1度の出産で限られた数の子供を産んで、それを大事に育てる。
一方で魚類は、一度に100匹ほどの子供(卵)を産んで、成体になるのは5、6匹ほど。多くの
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.6

Jホラーの到達点とともに限界を感じる英語
情報の欠如に伴う不安が恐怖になるのに対し、情報で溢れる今の世の中ではそれが起こりにくい。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.1

-映画全体で層として積み重なる対立構図

野原家↔ケンとチャコ
家族↔同棲時代
子供から大人へ↔大人から子供へ
人らしい心↔モノ
現在から未来↔昔
ひろしの靴下の臭い↔昔の臭い
21世紀↔20世紀
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ダイナソー(2000年製作の映画)

3.2

-映像凄い。ウォーキングwithダイナソー(2013)よりリアリティを感じた。美しい自然や大地を切り取った実写の背景に、アニメーションのキャラクターを溶け込ませていてこれが際立って良い。これの延長とし>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

僕らは今生きている世界が唯一の世界であり、別の世界を認識することはできない。例外的に死後の世界というものがあるが、それも同じで、別の世界というのは自分の中では想像できるかもしれないけど、実際に観測する>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.3

自然の美しさ健気さをアニメーションによって表現することが、かえって子供たちが実際に自然に触れる機会を奪ってしまう
と言った宮崎駿の発言に通じる
"映像作品は子供の視覚と聴覚だけを刺激して、子供たちが自
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劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

3.2

ポケモン(アニメ版)におけるモンスターはかなり知性があり、鑑賞者が十分に感情移入できるようになっている。ただ同時に人間との従属関係や人間の代わりに対決するというペット、玩具的な性質を持つ

ポケモン自
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