Kadobonさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

3.8

韓国語だけでなく、中国語、日本語、英語がシームレスかつ流暢に飛び交う、なんともアジアン·グローバルな作品。
クオリティはヘタなハリウッド映画よりもよっぽど上だな。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

自分自身も2人兄弟の下の方だったこともあって、ちょうど中学生ぐらいの頃の、年上の世界に対する憧れだとか、ちょっと背伸びしてカッコつけたい気持ちだとかがどんどん蘇ってきて、胸が熱くなった。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

自分の気持ちを素直に言葉に表して伝えることの大切さを教えてくれる、素敵な作品。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

監督の個人史的な作品なので、故郷であるベルファストへの強い思いがめっちゃ伝わってくる。

ちょっとあざとい感じはあるけど、映像やサントラの印象付けが上手いね。そういう意味ではすごくイマドキな監督なのか
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.1

画面はずっと暗かったけど、

内容自体は思っていたほど暗·重ではなく、

ノーランシリーズに比べればはるかに普通で(悪い意味でなく)、

恋ばななんかも絡めちゃったり、

クスッと笑えるシーンもあった
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

4.0

この作品はジェシカ·チャスティンの演技に尽きる!ほんとすごい!
作り込まれた特殊メイクは、顔だけでなく体型も含めて、もはや本人がどんな人だったか分からないくらい!

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.0

2014年のウクライナ騒乱で、自由と尊厳を、文字通り命懸けで守ったウクライナ国民はものすごく強い人たちだ。
このドキュメンタリーを見れば、彼らがロシアの新たな侵攻を受けても簡単にやられることはないだろ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

2000年の初実写映画化以来、スパイダーマンが登場する作品は欠かさず追いかけて来た身としては、見終わってなんともしみじみとした気持ちになる、そんな作品だった。

それにしても「マルチバース」というのは
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.5

●これはスゴかった!
●50年以上前に撮影されたとは思えない、とてもクリアな映像と音響。現在の復元技術に感謝。
●並外れた才能ゆえに苦しむ優等生ポール、明らかにラリってるジョン、2人が偉大すぎるがゆえ
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.2

アンドリュー·ガーフィールドが29歳を演じるにはちょっと年取りすぎかなあとは思いつつ、歌も演技も凄く良くって、オープニングの歌からグイグイ引きこまれた。

ジョナサン·ラーソンへのリスペクトやミュージ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.9

やたらポリコレを意識したようなキャラ設定だったり、宇宙から来たスーパーヒーロー達を通じて人類の存在や発展の意味みたいなことを語らせたりと、意欲的な取り組みが多くて、アメリカンヒーロー物としてはやや観る>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

泣かせどころや感動させどころがちょいちょいあってグイグイ揺さぶられるけど、とりわけ、耳が聞こえないということがどういうことなのかをこちらが身をもって感じさせられるシーンには、思わず全身がゾワーっとした>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.1

アメリカの今の社会状況、特に政治、ハイテク産業、メディア、エンタメ業界などに対する痛烈な皮肉に溢れている。
とにかく出演者の顔ぶれが豪華で、今のNETFLIXの勢いを象徴するかのような作品。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

映像、プロット、音響、俳優陣、全ての完成度がとても高い作品。
特に、主役の4人の役作りと演技がいずれも際立っていて、彼らの微妙な関係性がどう変化していくかが見所。
ちなみに、自宅でならヘッドフォンでの
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

認知症が進行していく老人の頭の中の混乱、戸惑い、不安、それに心細さや怒りなどが相まって怒涛のごとく押し寄せてきて、胸が締め付けられ心が苦しくなる。

同名、同年齢役を演じるアンソニー·ホプキンスの演技
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

どこか古くて新しい、いろんな要素がてんこ盛りの作品。

アニャの顔力の強さはもちろん、トーマシンの髪型やファッションが変わっていく様に注目。

トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.7

クロエはいまだにキックアスのヒットガ-ルの印象が強いけど、いつの間にかもうこんなに立派な女性になってたのね!

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

4.0

基本的には難病を抱えた10代の二人のラブストーリーなんだけど、限りある命という意味では老若男女皆同じ。
ちょっと大げさだけど、何のため、誰のために、今をどう生きるのかという、人としての普遍的なテーマを
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.0

今どき同性愛だろうが異性愛だろうが大した問題ではなかろうと思うのだけど、10代の頃となれば話は全く別なわけで、それはアメリカでもおんなじなんだなあ。
ほんの一歩、踏み出す勇気があれば、人生は変わるんだ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.6

正直なところ、主役の兄妹が見た目的にいまいち感情移入できなかったかなあ。。

IMAX enhancedだと、縦横比がテレビのそれにほぼ近いので、より迫力があっていいね。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

ほぼ全編にわたってオペレーター一人を観ていた感じだったので、だったら今度は推しのジェイク·ギエンホールバージョンを観てみようかなと。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

バイクチェイスやアクションシーン、バトルシーンはもちろん見どころだけど、ナターシャにとって「家族」の存在がどれだけ大きかったかが明らかになるこの作品を踏まえて、もう一度エンドゲームを観てみようと思った>>続きを読む

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.8

このシリーズについてはストーリー云々よりも、こういうものが映像化可能な時代に生きていることにただひたすら感謝したい。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

不覚にも初見の際は途中で寝落ちしてしまい、再度観賞。
あえてCG感が強めなところが逆にゲームの中の世界っぽくて良かったかな。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

久しぶりに映画館行ったけど、なんかとんでもないものを観たって感じ。
これこそ映画館で映画を観る醍醐味が最高に味わえる作品と断言!

スター・ウォーズとの共通項は多いけど、初めてスター・ウォーズを観た時
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オマージュ(2021年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭2021

人生とは、仕事とは、家庭とは、、、
「女性」視点で描かれてはいるけれど、男の自分でさえ色々なことを考えさせられる良作。

ザクロが遠吠えする頃(2021年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭2021

やや荒っぽいところもあるけど、少年たちの天真爛漫な無邪気さと、彼らのリアルな日常のなかにある戦争という名の暴力の対比が見事。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

巨匠ケン·ローチ監督が、個人事業主の宅配ドライバーという今どきの仕事に就いた父親とその家族が、社会の不条理に翻弄されていく姿を描いた作品。

ごく普通の、どこにでもいそうな、まっとうに暮らしていた家族
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.2

1980年に韓国で起きた民主化運動「光州事件」を舞台にした、タクシー運転手とドイツ人記者の実話ベースの作品。
こんなことがホントにあったんだと衝撃を受けるようなシーンも多いけど、話の展開につれてソン·
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

家族揃って安心して観られる、豪華出演陣の娯楽作。
キムタクは相変わらずキムタクなのね!

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

何かコメントしようとするとどうしてもネタバレ気味になるタイプの作品なので、事前情報なしに観るのがオススメの音楽映画。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.9

だんだん笑いのツボにはまり、最後の方は大爆笑。
チキンはやっぱり韓国の国民食だね。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

子供を育てるということに正解はない。
ただ言えるのは、親は子供を育てることを通じて、自分自身を成長させていくことも出来るということ。
そういう当たり前と言えば当たり前のことを改めて教えてくれる一本。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

鍛え上げた身体でトムフォードのスーツを颯爽と着こなし、新旧アストンマーチンを駆る「ダニエル·ボンド」、相変わらずカッコいいね。

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.4

ラスト10分で一気に心を揺さぶられ、いろいろな感情がわーっとこみ上げてきて、深夜に一人号泣。。。