Kadobonさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

スパイ映画のセオリーの一つである「誰も信用するな」というのが、この作品でもキーワード。

長回しの?アクションシーンはなかなかの見せ場だし、80年代のサントラもカッコいい。
ただ、当時は存在しないトム
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.6

小泉徳宏初監督作品。
主役の2人含めてまだまだ荒削りでぎこちないが、そこがまた新鮮。

カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

3.9

「ちはやふる」の小泉監督作品。
やはりこの監督は、語り過ぎないところや間の取り方など、余韻の残し方がとても上手い。

亀田誠治氏が担当した劇中の楽曲もとても良かった。
ちなみに、ヒロインの名前はリコだ
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

原作が(素晴らしいとはいえ)少女マンガということに加え、若い監督、若い役者となると、ともすると幼稚な学芸会になってしまいかねないが、そんな懸念は吹っ飛ばされた。

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.2

上の句、下の句、結びと立て続けに鑑賞。

原作をきちんと踏まえながらもオリジナルに仕立てられた脚本が素晴らしい。
音楽も前作までと変わらずみずみずしく、あえて無音にするシーンも含めて非常に心に残る。
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

若き日のジョニー・デップもディカプリオもみんな素晴らしい。
終始やさしい眼差しで描かれていて、泣ける。

山下達郎 シアター・ライヴ/PERFORMANCE 1984-2012(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

7年ぶりの鑑賞。

いつまでも色褪せない楽曲の数々は、まさにnever grow old。
最後に石狩のフェスの「さよなら夏の日」を持ってくるなんてズルい。

souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~(2018年製作の映画)

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歌声を通じて一つ一つのフレーズが心に深く染み渡っていく。

いろんなものが去来して涙が止まらなかった。
シアターライブの方が、より歌そのものに集中出来るからかな。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.4

新作のたびにエスカレートしていく感もあるトム・クルーズの体を張ったスタントは、もはやクレージーとしか言いようがない。
ハラハラ、ドキドキの連続で、極上のエンターテイメント。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.2

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成に相応しく、ヒーロー達がてんこ盛り。
事前に全作品を制覇していたつもりが、キャプテンマーベルだけは見れていなくて、やたらと強いキャラにちょっと面食らった。
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.3

スターウォーズファンならそれなりに楽しめる作品になっているのではないかな。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.2

これまでの一連のマーベルシリーズがシリアスなテーマが多かっただけに、敢えて逆方向に振ったんだろうけど、終始軽いノリのおふざけ映画風になってしまったのが残念!

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.3

間違いなくインセプションの世界観をパクってると思われるのがちょっと残念。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.7

ちゃんとピーターの成長物語に仕立ててある。
それにしてもスタークがカッコ良すぎ。

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.4

個人的には昔の実写版テレビシリーズがとても印象に残っていて、その頃はまだボディビルダーでミスターユニバースのルー・フェリグノが全身緑色に塗りたくられてハルクを演じていた。

この映画で、そのルーが警備
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.5

アメリカでは大ヒットしたみたいだけど、なんか分かる気がする。

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

3.8

ダンボからのエヴァ・グリーンつながりでの鑑賞。

感染症で五感を一つずつ失なっていき、最後に残るのが触覚。「それでも人生は続く」っていう、なんとも切なくやりきれなさの残る映画。

自分だったらどうなっ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

アメコミの世界観をそのままに、CGとアニメーションを駆使した、今まで見たことのないカラフルな映像の連続で、全編に流れるヒップホップナンバーとも相まってとにかくメチャメチャかっこいい!!

初の黒人系ス
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.8

やっぱりダンボが空を飛ぶシーンがハイライトかな。
子供たちを乗せてダンボが空を飛ぶところでは、E.T.が自転車のカゴに乗って少年と空を飛ぶシーンをふと思い出した。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

アリの演技はアカデミー賞助演男優賞に十分値するものだった。
特に、抑えていた感情を爆発させるシーンはグッときたな。

だけど、この作品が作品賞を受賞したことが、特に黒人の人たちから批判を浴びているんだ
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.5

初めてのイラン映画。
いささか犯人の設定に無理があるような。。。

ヒート(1995年製作の映画)

3.9

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノがまさにコインの裏表。
結末は最初からわかっていても、それでも心のどこかでそうならないことを願ってしまう。

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.7

これぞハードボイルド。
エレベーターの中でのキスシーンがとてもエモーショナル。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

こういう役どころはジェイク・ギレンホールにはピッタリ。

クラッシュ(2004年製作の映画)

4.2

とっても心に沁みる作品。

世の中に本当に悪い奴なんていなくって、みんな孤独で弱いだけ。

同時多発テロの後に作られたので、人種差別とか銃社会といったアメリカの負の側面みたいなものがこの映画のテーマで
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

この映画を監督したスタンリー・ドーネン氏が亡くなられたことを知っての追悼観賞。
ジーン・ケリーの軽やかな身のこなしと華麗な足さばきは何度見ても凄いね。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.9

白黒ということもあって、昔の、小津安二郎とかの日本映画を見ているような、不思議な懐かしさを覚えた。
BGMを全く使用していないので、色々な音がダイレクトに耳に飛び込んでくるのは新鮮な驚き。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

この、稀代の政治家・名演説家・戦略家・執筆家・毒舌家であるチャーチルの存在、彼の勇気がなければ世界秩序は今のものとは別の形になっていたのかも知れない。
朝からアルコールを呑みながら執務していたというの
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

主役のヘレン・ミレンというベテラン女優さんの演技が凄く良かったなぁと思って調べてみたら、やっぱりオスカー女優さんだった!

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.5

中身のない、ホントに空っぽな独身男が、少年と出会って少しずつ成長していくお話。
こういう役どころはヒュー・グラントのはまり役だね。

メメント(2000年製作の映画)

4.0

短期記憶障害を持つ男が主人公の話。
プロットが秀逸で、冒頭3分でクリストファー・ノーランの世界に引き込まれる。

人生の特等席(2012年製作の映画)

4.0

ダイナー、バー、車、大自然など、出てくる風景全てが、そしてなにより82歳のクリント・イーストウッドが、旧き良きアメリカそのもの。

そういえばうちの親父も'You are my sunshine♪'、
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