スパイ映画のセオリーの一つである「誰も信用するな」というのが、この作品でもキーワード。
長回しの?アクションシーンはなかなかの見せ場だし、80年代のサントラもカッコいい。
ただ、当時は存在しないトム>>続きを読む
小泉徳宏初監督作品。
主役の2人含めてまだまだ荒削りでぎこちないが、そこがまた新鮮。
「ちはやふる」の小泉監督作品。
やはりこの監督は、語り過ぎないところや間の取り方など、余韻の残し方がとても上手い。
亀田誠治氏が担当した劇中の楽曲もとても良かった。
ちなみに、ヒロインの名前はリコだ>>続きを読む
原作が(素晴らしいとはいえ)少女マンガということに加え、若い監督、若い役者となると、ともすると幼稚な学芸会になってしまいかねないが、そんな懸念は吹っ飛ばされた。
上の句、下の句、結びと立て続けに鑑賞。
原作をきちんと踏まえながらもオリジナルに仕立てられた脚本が素晴らしい。
音楽も前作までと変わらずみずみずしく、あえて無音にするシーンも含めて非常に心に残る。>>続きを読む
若き日のジョニー・デップもディカプリオもみんな素晴らしい。
終始やさしい眼差しで描かれていて、泣ける。
このレビューはネタバレを含みます
7年ぶりの鑑賞。
いつまでも色褪せない楽曲の数々は、まさにnever grow old。
最後に石狩のフェスの「さよなら夏の日」を持ってくるなんてズルい。
歌声を通じて一つ一つのフレーズが心に深く染み渡っていく。
いろんなものが去来して涙が止まらなかった。
シアターライブの方が、より歌そのものに集中出来るからかな。
新作のたびにエスカレートしていく感もあるトム・クルーズの体を張ったスタントは、もはやクレージーとしか言いようがない。
ハラハラ、ドキドキの連続で、極上のエンターテイメント。
マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成に相応しく、ヒーロー達がてんこ盛り。
事前に全作品を制覇していたつもりが、キャプテンマーベルだけは見れていなくて、やたらと強いキャラにちょっと面食らった。>>続きを読む
スターウォーズファンならそれなりに楽しめる作品になっているのではないかな。
これまでの一連のマーベルシリーズがシリアスなテーマが多かっただけに、敢えて逆方向に振ったんだろうけど、終始軽いノリのおふざけ映画風になってしまったのが残念!
間違いなくインセプションの世界観をパクってると思われるのがちょっと残念。
ちゃんとピーターの成長物語に仕立ててある。
それにしてもスタークがカッコ良すぎ。
個人的には昔の実写版テレビシリーズがとても印象に残っていて、その頃はまだボディビルダーでミスターユニバースのルー・フェリグノが全身緑色に塗りたくられてハルクを演じていた。
この映画で、そのルーが警備>>続きを読む
ダンボからのエヴァ・グリーンつながりでの鑑賞。
感染症で五感を一つずつ失なっていき、最後に残るのが触覚。「それでも人生は続く」っていう、なんとも切なくやりきれなさの残る映画。
自分だったらどうなっ>>続きを読む
アメコミの世界観をそのままに、CGとアニメーションを駆使した、今まで見たことのないカラフルな映像の連続で、全編に流れるヒップホップナンバーとも相まってとにかくメチャメチャかっこいい!!
初の黒人系ス>>続きを読む
やっぱりダンボが空を飛ぶシーンがハイライトかな。
子供たちを乗せてダンボが空を飛ぶところでは、E.T.が自転車のカゴに乗って少年と空を飛ぶシーンをふと思い出した。
アリの演技はアカデミー賞助演男優賞に十分値するものだった。
特に、抑えていた感情を爆発させるシーンはグッときたな。
だけど、この作品が作品賞を受賞したことが、特に黒人の人たちから批判を浴びているんだ>>続きを読む
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノがまさにコインの裏表。
結末は最初からわかっていても、それでも心のどこかでそうならないことを願ってしまう。
とっても心に沁みる作品。
世の中に本当に悪い奴なんていなくって、みんな孤独で弱いだけ。
同時多発テロの後に作られたので、人種差別とか銃社会といったアメリカの負の側面みたいなものがこの映画のテーマで>>続きを読む
この映画を監督したスタンリー・ドーネン氏が亡くなられたことを知っての追悼観賞。
ジーン・ケリーの軽やかな身のこなしと華麗な足さばきは何度見ても凄いね。
白黒ということもあって、昔の、小津安二郎とかの日本映画を見ているような、不思議な懐かしさを覚えた。
BGMを全く使用していないので、色々な音がダイレクトに耳に飛び込んでくるのは新鮮な驚き。
この、稀代の政治家・名演説家・戦略家・執筆家・毒舌家であるチャーチルの存在、彼の勇気がなければ世界秩序は今のものとは別の形になっていたのかも知れない。
朝からアルコールを呑みながら執務していたというの>>続きを読む
主役のヘレン・ミレンというベテラン女優さんの演技が凄く良かったなぁと思って調べてみたら、やっぱりオスカー女優さんだった!
中身のない、ホントに空っぽな独身男が、少年と出会って少しずつ成長していくお話。
こういう役どころはヒュー・グラントのはまり役だね。
短期記憶障害を持つ男が主人公の話。
プロットが秀逸で、冒頭3分でクリストファー・ノーランの世界に引き込まれる。
A heartwarming, peaceful love story for seniors.
ダイナー、バー、車、大自然など、出てくる風景全てが、そしてなにより82歳のクリント・イーストウッドが、旧き良きアメリカそのもの。
そういえばうちの親父も'You are my sunshine♪'、>>続きを読む