kikajima2さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ダンボ(2019年製作の映画)

5.0

汚えフロリダの沼地のファーストカットから、セーフティネットを取り除くマイケル・キートンやラストのショボいショーまで一貫してフェイクたる見世物の話だと思うし、ラストのテント内での映写機の空飛ぶゾウの映像>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

5.0

宇宙一オモロイ。
ゲーム世代なので、金属の靴により水没、潜水中に空気の泡で呼吸、沈没船に空気を吹き込んで浮上させる、などの遊びがまあ超楽しいし、遊園地に溢れるガイコツたちも最高。お化け屋敷が教会っての
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

5.0

超恐い映画や。
豪邸のアトリエに差し込んでたプールの反射光の色が、クリストフ・ヴァルツの虹彩の色だと判明する鍵穴ショットにゾッとする。
スーパーマーケットの夢やミントグリーンのハワイなど、影をかき消す
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ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

5.0

最&高。
ショットガンを放つミシェルファイファー、天井をぶち抜くエヴァグリーン&クロエグレースモレッツ、幽霊母が一堂に会するラストに泣かされます。
“Ballad of Dwight Fry”のイント
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

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つまらん。でも嫌いじゃないわよ。

本格的にワンダーランド入った後よりも、冒頭の夜の街やワンダーランドへの入り口の竪穴のが魅力的に写ってるというね。
落下でワンダーランドへ行くので、出る時にも意識が穴
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

5.0

誰も幸せになれるわけないような「漆黒!」って感じの黒が全編覆い尽くしてるな思ったら、撮影が『プロメテウス』以降のリドスコ映画の撮影やってるダリウス・ウォルスキーだった。
途中の超偽物感溢れる青空の白々
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

5.0

OPのエルフマンの劇伴がやべえグルーヴ。

小学生の頃にこの映画を観たため、俺の身体の動きはウンパルンパに影響されている。

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

5.0

冒頭の、血液と思わせて赤い蝋燭から垂れた蝋、の所はエロい。

デカいヴァジャイナみたいな大木の穴から飛び出す首なし騎士!

斬首シーンに声帯が千切れた感覚が残るので良い斬首映画。

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

5.0

冒頭の、炎上する牛の大群!

首だけピアース・ブロスナンの後ろにぶら下がってる解剖された胴体の残留物の感じとか凄い。そして人面犬サラ・ジェシカ・パーカーとのロマンス、ロマンティック!!

女に変装した
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

5.0

夜と雪のイメージだったけど、再見してみて意外にも晴れた青空の映画。

ビートルジュース(1988年製作の映画)

5.0

大の大人たちが怪奇現象を目にして子供みたいにはしゃぐので、良い映画。

ピーウィーの大冒険(1985年製作の映画)

4.0

暗闇にぼうっと浮かび上がる恐竜。あと自転車ということで最新作『ビートルジュース ビートルジュース』と接続。

フランケンウィニー(1984年製作の映画)

4.0

炎上する風車!
放電を受けてカタカタ揺れる木馬達も良いです。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

-

悪くない。
刑務所の消灯が舞台照明っぽくてカッケェ。集団でブラウン管を見上げる囚人達を見てたら、そういえばブラウン管は画面の向こう側から光線が飛んでくる媒体だったなと。
アーカムが全然アーカムじゃねえ
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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

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炎上する鬼が飛び上がって上昇する瞬間にそれを見つめる役者の顔面へ切り替わっちゃうのとか苦手だし、全体的にリズム感が致命的に合わん。光の反射で霊を見せるのも上手くいってると思えず。
気持ち悪い生物が斬首
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マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

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ホモソ全開のノリがギリギリちょっとキツイが、しかしね。”Dual of the Fates”のアレンジカッコ良すぎ。
あとドナルド・グローヴァーがエロい。

ヤコペッティの 残酷大陸(1971年製作の映画)

5.0

中盤、逃走するアフリカ系奴隷達が銃で次々に撃たれて茂みに突っ込んでいくとこの吹っ飛び方、あまりにも野蛮!あんなの観たことねえ。

ラストの妄想で殺戮を繰り返す青年のバックで流れる劇伴、エグすぎ。

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

5.0

冒頭、真っ黒な天使像を背にして現れるリズベットの肩にデカい翼が生えてるように見えるのとか、終盤の真っ黒な真空パックから這い出すリズベットが背中のタトゥーと合わせてドラゴンの孵化に見えるのとか、超カッコ>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

5.0

暗闇では若者たちの目は僅かな光量でも必死に吸収しようとするため真っ黒になるが、盲目の老人の目は僅かな光量も反射するため暗闇に輪郭が消えてもキラリと光る。
ホンマに良い映画や。

中盤の男子が一瞬外に飛
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

-

フェデ作品の中ではそんなに。

棚に体当たりしてチェーンソーの燃料を取るの、サンダーボルツかっちょいい。

熱烈(2023年製作の映画)

4.2

終盤まで手堅く丁寧にドラマを積み重ねてからラストのダンスバトルで一気にハジける作りで、とても良かった。
縦横無尽に動き回るカメラでダンスを捉えるのがアクションとして超カッコよかったし、タイマンが始まっ
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チルドレン・オブ・ザ・コーン3/都会の収穫/スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト(1994年製作の映画)

3.8

がっつりクトゥルフ物で驚き。具体的な名前を口にしないスタイルで良い。
継母が頭部を水道管に貫かれて息絶える瞬間に、水道管の水が口からダラダラと流れてきて感激。それがいつの間にか血液に変わってるのも素敵
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

5.0

WSは濡れた路面を撮る時にこそ輝くと思うがしかし、乾いた大地も砂の奥底や岩陰から何が出てくるかわからん空間として魅力的に魅せられてると思う。
あと、『バイオハザード V リトリビューション』の時にも思
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ポンペイ(2014年製作の映画)

4.7

ローマのケルト侵攻が再現される見世物興業からその逆転、また火山の噴火によりぶち壊れる街や船などの傍での私怨たっぷりチャンバラ合戦など「万物は見世物である」と主張するような徹底した見世物意識。

殺し合
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三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011年製作の映画)

4.5

冒頭の花火がバチバチ上がってる夜のベネツィアの運河の黒が超カッケェ。なんで花火が上がってるのか全くわからん状況だけど。

ミラ・ジョヴォヴィッチ跳躍の瞬間の突如のヴェンダースリスペクト。

デス・レース(2008年製作の映画)

5.0

逆再生するユニバーサルのロゴの地球の回転がそのままモーターの回転に重なるOPから凄え。
常に路面の湿った湾岸工業地域がレースの舞台として非常に映えるし、最終レースの光に照らされた夜の黒もむちゃくちゃカ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

5.0

また観た。『となりのトトロ』と合わせてみたい夏映画。ひまわり畑のとことかね。

ロマンティック!!!

劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

4.2

誇張無しに毎秒が眼福って感じで非常に良かった。
カラフルな日本画を画面全体に敷き詰めたようなカットが空間も時間も離散的なまま並列されて上下左右にぐわんぐわん動きながら洪水みたいなスピードでぶち込まれ理
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