『生の証明』が見たくて仕方がなくなった。
帰りにチャトウィンの本をパラパラ立ち読みしてみたが正直なところあまり読みたいとは思わなかった。
この監督は一貫してイギリスにおける移民に取り組んでてすごいな。
そして考え方が基本ポジティブ。バランスも取れている。
このレビューはネタバレを含みます
ディケンズの小説が出た当時は小説など誰も読んでいなかったような時代なので、どんどんのし上がって小説を読ませるフィールドを作ってきたディケンズはすごい。
そしてそのような時代の一体何を主題にして、どのよ>>続きを読む
ポランスキーは白人を醜く映すのが上手い。
吸血鬼映画はどれもこれもつまんないモノだらけだがその中でも結構面白い方だと思う。
この世界では、どんなことも起こりうる…。
皆さんのみっともない顔がみんないいですね。
このレビューはネタバレを含みます
ようやく見ることができた、できれば劇場で見たかったがしょうがない。
ケーブルの死に方、車に轢かれるということは換喩表現でしょう。映画の中では執拗にレディの中のレディのオッパイを見せて、ケーブルのガサツ>>続きを読む
ドレフュスは最終的には解放されたが、同時期に日本であった大逆事件はそうではない。この二つの事件を比較的に見た本を読んだ時に初めてドレフュス事件を詳しく知ったのだが、映画を見て結構認識と食い違った部分が>>続きを読む
いろいろ思うところのある映画だった。
感じるのは生命のパワー。そして人と人の相違、それを許容しない社会。
自閉症関係なく相違があるということを認識できない社会、コミュニティは不幸だ。
相違はそのまま世>>続きを読む
住んでいる範囲の人たちを映し出す映画。
自然主義的な観察はもちろん前提としてある中でヴァルダの人への暖かな視線が感じられる。
編集の魔術が視線の性質を代弁しているようで、特に陰惨なニュースをよく見るこ>>続きを読む
アニエスヴァルダの作品の根底には、エミール・ゾラから続くフランス自然主義の流れがつらつらと流れているように感じる。というか、流れているだろう。その中で旅人の、あるいは放浪者の、はてまたホームレスの、女>>続きを読む