まーしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

まーしー

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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.0

MCU1作目となる本作を久しぶりに再鑑賞。
アイアンマンの誕生秘話、テロ組織との闘いなどを描いたSFアクション。

天才科学者トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)が開発したアイアンマン。
その
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

このような村には住みたくない——。
ゴミ処理場のある架空の村・霞門村(かもんむら)で生活する殺人犯の息子と、彼を取り巻く村人たちを描いた社会派ドラマ。

『新聞記者』の藤井道人監督は、この村を「日本の
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ある家族のもとに養子として迎え入れられた9歳の女の子、エスター。
彼女の登場により、家族が離散していく様子を描いたホラー。

エスター恐るべし。
家族をバラバラに引き裂いていく知性と残忍さ、そして自己
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96時間(2008年製作の映画)

3.5

フランス旅行中に誘拐された17歳の娘を助けるべく、元CIAの父が犯人の行方を追うサスペンス・アクション。
タイムリミットは96時間——。

一にも二にも、娘を救おうと奔走する父ブライアンを演じたリーア
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

舞台は1920代後半から1930年代前半のハリウッド。
サイレントからトーキーへの移行期に、スター俳優と駆け出し女優の栄光と凋落を描く。
タイトルの「バビロン」とは、古代メソポタミアで栄華を誇った都市
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ピースメーカー(1997年製作の映画)

3.5

ロシアで起きた列車事故。
この列車に積まれていた核弾頭の行方を追うべく、アメリカ陸軍の軍人(ジョージ・クルーニー)と女性科学者(ニコール・キッドマン)が奮闘するサスペンス・アクション。

ロシアで起き
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恋人まで1%(2014年製作の映画)

3.0

女性と付き合っては別れることを繰り返すジェイソン(ザック・エフロン)、同じく女性の体だけを求めるダニエル(マイルズ・テラー)、真面目で奥手のエリート医師マイキー(マイケル・B・ジョーダン)。
この仲良
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凶悪(2013年製作の映画)

3.0

実在する「上申書殺人事件」を題材にしたサスペンス。
死刑囚から手紙を受け取った雑誌記者が、その告発内容の取材を進めていく。

「先生」と呼ばれる不動産ブローカーの木村(リリー・フランキー)と、ヤクザの
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コンカッション(2015年製作の映画)

3.5

監察医ベネット(ウィル・スミス)のもとに、有名な元アメフト選手の遺体が運ばれてきた。
死因に疑問を持ったベネットは、自費で検査を続け、ある結論にたどり着く——。

タイトルの「コンカッション」とは、「
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.5

独身者は45日以内にパートナーを見つけなければ、自分の希望した動物に変身する!?——何とも不思議な世界観の本作。
そして、主人公デイヴィッドが選んだ動物はロブスター。
ロブスターに変身するって、誰が想
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モンスター上司2(2014年製作の映画)

3.0

上司に恵まれなかった友人3人が起業!? 
おかげで上司への悩みがなくなったものの、取引先の裏切りに遭い、破産の危機に!?
相変わらず詰めの甘い3人が身代金の要求を思いついたことから始まる、ドタバタコメ
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.0

約20年も監禁されていた男性が、脱出と犯人探しを試みるスリラー。

オリジナルの韓国版は未見。
MCUのウラ作品と言われるほど、MCU関係者が多く出席しているとか(私はMCUに詳しくない)。
本作単体
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モンスター上司(2011年製作の映画)

3.0

部下をこき使うパワハラ上司(ケヴィン・スペイシー)。
エッチなことで頭がいっぱいなセクハラ上司(ジェニファー・アニストン)。
会社のことを全く考えないヤク中のバカ上司(コリン・ファレル)。
——このよ
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.0

1日3食×30日間がマクドナルドだったら、体はどうなる!?
監督自ら実験台となったドキュメンタリー映画。

当時、アメリカのマクドナルドには「スーパーサイズ」と呼ばれる大きさがあったらしい。
その量、
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インベージョン(2007年製作の映画)

3.0

ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグが共演したSFスリラー。
宇宙から飛来した謎のウイルスが蔓延する社会を描く。
タイトルの「インベージョン」は「侵攻」という意味。

謎のウイルスに感染した者は、
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映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.0

月の裏側にウサギの耳を持った人が住んでいる!? 
何ともメルヘンチックな映画シリーズ第39作。

宇宙を舞台とした壮大なスケールとロマンあふれる内容。冒険主体のドラえもん映画が多い中、やや毛色が異なる
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処刑人(1999年製作の映画)

3.0

彼らは正義か悪か——。
神の啓示を受けて次々とマフィアを処刑する兄弟を描いたバイオレンス・アクション。

処刑人となった兄弟×マフィア×FBIの三者の争い。
そこに宗教を絡めたところが本作の特徴。
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ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.0

ジェニファー・ロペスが名もなき暗殺者を演じたサスペンス・アクション。
別々に暮らす娘の身に危険が及んだため、暗殺者の母が立ち上がる——。

序盤からヒロインの銃の腕が光る。
スコープを覗き、遠方から一
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はりぼて(2020年製作の映画)

4.5

これは素晴らしい! 地方政治の腐敗を炙り出した秀逸なドキュメンタリーだったように思う。フィルマのスコアが高いのも納得。

舞台は富山市議会。
2016年、議員報酬を月額60万円→70万円に引き上げる条
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

14世紀。百年戦争の最中のフランスが舞台。一人の女性の恥辱をめぐる、フランス史上最後の「決闘裁判」を描く。

題材が裁判ということもあって、関係者3人の視点で構成。
・王への忠誠心が強く勇猛なジャン(
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

『マトリックス』などにも影響を与えた、『攻殻機動隊』の実写化作品。

平たく言えば、人間の脳とロボットの体が融合する「義体化」が進んだ近未来が舞台。
義体化を進めるハンカ社の社員が殺害されたことを契機
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.0

現金輸送車(キャッシュトラック)の襲撃事件を定点カメラで捉えた冒頭シーン。
その事件の全貌を4つのチャプターに分けながら明らかにしていく。

主人公は現金輸送専門会社に就職した警備員H(ジェイソン・ス
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

舞台は黒人奴隷たちが働く綿花のプランテーション。白人たちの監視のもと、黒人たちは黙々と農作業に励んでいる。
しかし、このプランテーションには秘密があった——。

ネタバレ厳禁のスリラー映画。
タイトル
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.0

今回の舞台は街中。
悪党ウサギのレッテルを貼られたピーターが、老ウサギのバーナバスと出会う。
自暴自棄になっていたピーターは、バーナバスに感化され、ある計画に参加するが……。

街中でピーターがバーナ
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ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

3.5

母親が目を離した隙に、3歳の次男が行方不明になった家族の物語。

久しぶりに再鑑賞。
不倫相手の子どもを誘拐し、自分の娘として育てる女性を描いた『八日目の蝉』を思い出した。
『八日目の蝉』は、娘を誘拐
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

田舎に住む農家の老夫婦の貸部屋でポルノ映画を撮影するスタッフたち。しかし、その老夫婦には裏の顔があった——。
A24が送るシリーズ3部作の第1作。

エロとグロを織り交ぜたスリラー映画。
ポルノ映画の
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.0

『死霊館』シリーズ第3作。『死霊館』ユニバース第8作。
1981年、殺人事件の犯人が悪魔の憑依を理由に無罪を主張した「アーニー・ジョンソン事件」が題材。
超常現象研究家のウォーレン夫妻と悪魔の対決を描
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前科者(2022年製作の映画)

3.5

保護司とは——犯罪や非行に陥った人の更生を任務とする非常勤の国家公務員。報酬はない。
この保護司に焦点を当てた本作。ずしりと胸に響く内容だった。

主人公は、保護司の阿川(有村架純)。殺人や詐欺などの
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.0

ミステリーゲーム開催のため、億万長者マイルズ(エドワード・ノートン)からプライベート・アイランドに招待された人たち。しかし、孤島で事件が発生する……。
招待を受けた探偵ブノワ(ダニエル・クレイグ)が、
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.0

白昼堂々の銀行強盗。行内の銀行員と客を人質に取り、立てこもる。
強盗グループの狙いは何なのか——刑事と強盗と弁護士の思惑が絡んだサスペンス。

刑事役にデンゼル・ワシントン、強盗役にクライヴ・オーウェ
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.5

息子を失った老夫婦(ケヴィン・コスナー、ダイアン・レイン)。
息子の嫁が孫を連れて再婚したものの、その結婚相手は暴力的な男性だった……。
孫を取り戻そうと奮闘する老夫婦を描いたサスペンス映画。

実際
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.5

映画シリーズ第37作。
今回の舞台は南極。のび太が南極で謎のリングを発見したことから始まる、氷河下の巨大遺跡の冒険物語。

思った以上にサイエンス要素あり。
他のドラえもん映画でも科学を取り入れていた
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

シリーズ第7作。
今回、イーサン・ハント(トム・クルーズ)の敵は、人類の脅威となるAIとイーサンの過去を知る男。
AIに必要な2つの鍵をめぐり、世界を舞台に争奪戦が繰り広げられる——。

キーアイテム
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

子どもの連続失踪事件が起きる閑静な住宅街。
犯人に誘拐された少年フィニーも、地下の暗室に監禁される。
ある時、部屋に置かれていた黒電話のベルが鳴り響いた——。

33人の青少年を殺害した連続殺人犯ジョ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

『ゴジラ』シリーズ第29作。
巨大生物「ゴジラ」が東京に出没。第1形態から第4形態まで進化を遂げながら、徐々に攻撃力もアップしていく——。
次々に街を破壊するゴジラに立ち向かう人間の姿を描いたパニック
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.0

シリーズ第3作。
前作で掟を破ったジョン・ウィックが、世界中の殺し屋から命を狙われる。副題の「パラベラム」とは「戦争に備えよ」という意味。

一言で表現するなら、ジョン・ウィック演じるキアヌ・リーヴス
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