槇村さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ好き。

高校生の時にこの映画を観てから一気に韓国映画の魅力にハマってしまい、色々と韓国映画のバイオレンスでノワールな雰囲気にどっぷり浸かった時期がありました笑

パク・チャヌク監督の復讐
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

小さな夜にどこかしらで起こる小さな幸せ。

「劇場」を最近見たからか、サキって登場人物は素敵な人ばかりね。

三浦春馬は素晴らしい俳優でした。

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.9

いや〜、おもしろい。

こういう雰囲気の映画は大好物です。サム・ロックウェルがとにかく最高ですね。スリー・ビルボードでは上司と部下の関係だったウディ・ハレルソンとの共演も見ものです。

劇場(2020年製作の映画)

3.8

松岡茉優目当てだったがよかった。
メロドラマとか久々な気がするけど、すんなり入っていった。
クライマックスは必見です。

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

IMAXで鑑賞でした。

当時劇場に観に行ってなかったため今回は本当にいい機会でした。
大画面に映るヒースジョーカーはあまりに妖艶でおっかない。心酔する人が続出するのもうなずける。悪のカリスマ性が画面
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

“彼は3人殺したんだ。それも鉛筆でだ。”というパワーワードよ。これにはダークナイトのジョーカーもビックリ。

ガンフーアクション、舐めてた奴がおっそろしい殺し屋でした設定など、大好きな要素を詰め込んだ
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沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

4.0

銃もナイフも捨てて素手で戦う時が1番強い男。それがセガールさん。
前はよくテレビ放映してたからか、なんとなく日曜日の夜観るのにふさわしい映画ですね。しかも大塚明夫さんのセガールという条件で。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.2

音楽を心から追い求め、楽しみ、愛する人たちが真摯に音楽と向き合う姿を丁寧に丁寧に描いている。高品質な音楽映画であり、純粋に音楽への楽しさを教えてくれる。ラストのコンクール本選は、まさにそのコンサート会>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.8

ウルトラスーパー快作でした。

この熱量にはやられた。
宮本と靖子に起こる最悪の試練。まさに宮本にとって死んでも譲れない場面。彼がこの試練にどう立ち向かうか。ドラマ版同様、無様で、滑稽で、それでも何度
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.2

なんというか、きれいな映画でした。
初海という女性の、モラトリアム人間からの再出発。長い春が終わり、最後に感じる初夏が清々しい。


朝倉あきさんの儚げで穏当な雰囲気がすごくいい。なるほどこれが”透明
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.8

タイトルが気をてらっていて食わず嫌いしてたけど、終盤は泣いちまいました。なんだよいい話じゃないか…!

ただヒロインの桜良はあまりに童貞キラーすぎる。途中主人公がキレるのも無理ない。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.7

野崎まど原作のティーンムービーということで結構期待半分不安半分だったが割と良かった。

未来の自分がやってきて、今の自分と協力して未来を変えるというストーリーはありがちな気がするが、設定や世界観は流石
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奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.8

ステイホームって言われるとロードムービー見たくなってしまう。

オーストラリア大陸の砂漠2700キロをラクダと愛犬とともに横断したロビンという女性の話。実話。
旅路での出会い、別れ、苦難、喜び、そうい
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自殺サークル(2002年製作の映画)

2.3

最初の新宿駅のシーンが印象的。ゲリラ撮影な上、54人の女子高生だと見栄えしないから実際100人くらい集めて撮影したという裏話がある。

でもそれだけ。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.0

極度の緊張からか人前でうまく言葉が発することの出来ない女子高校生の志乃。音楽好きであるが音痴である加代。ひょんなことで出会った2人がデュエットを組み、「しのかよ」を結成する。そうした2人の青春群像劇。>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ良いロードムービー。

楽しい週末旅行を過ごすはずが、とある事件により警察からの逃避行になってしまった女2人。彼女たちはひたすら南を目指しドライブする。
主人公の女性たちが旅を続ける過程で
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.8

伊藤英明って海の男と思ってたけど、この映画で山の男のイメージが定着しました。

獣道(2017年製作の映画)

3.7

主演の伊藤沙莉さんが良いんだよなぁ。ハスキーボイスがたまらない。

今後は主役級でもっと映画に出演してほしい。

内容はまあまあです。愛のむき出しの要素が多い話だし、でんでんはヤクザで出てくるし、監督
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

とりあえず、観たという記録だけ。

感想は特にないです。

ジェームズ・ガン版のスーサイド・スクワッドに期待。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

元殺人鬼vs現行殺人鬼という韓国映画らしい構図。
元殺人鬼である父親の1人娘が現殺人鬼に狙われている。しかし、アルツハイマー持ちの父はすぐ忘れがちのため、娘からもらったボイスレコーダーに自身の出来事を
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

最高に面白かった。
序盤からの話のライド感が凄まじい。
映画でこんなに心臓ばくばくするくらい興奮したのは久しぶり。

貧乏家族が金持ち家族に取り入る序盤が非常にスマート。そこから一気に畳み掛ける転落劇
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.8

面白い。

生死の在り方について考えさせられる道徳の教科書のような映画。心臓は動いているが、脳が動かない。体は健康だがその人はもう今後目を覚さない。今作のような子どもの脳死というのは、親という当事者の
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

凄い。

第一次世界大戦での、2人のイギリス兵がとある重大な伝令を伝えるために戦場を横断する話。

全編ワンカット風に撮られているため、物凄い臨場感と緊迫感。最初の命令されてすぐ塹壕をかけるシーンだけ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

事故で両親や妹を亡くした女性ダニー。そのショックから抜け出せないでいる彼女は、恋人の大学生クリスチャンの誘いで彼の友人の故郷スウェーデンのホルガ村に出かける。そこでは、90年に一度の夏至祭が開かれ、主>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.4

デニーロ、パチーノ、ジョー・ペシとは豪華すぎる…。
長過ぎるかなぁと思ったが、登場人物たちの会話の節々から凄みが出て、映画に引き込まれます。なのであまり退屈はしなかった。
とにかく言葉は無用です。こん
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

素朴な意見なんだけど、何日も経つのに髭生えないのはどーなのよ

線路歩いてるシーンなんかは、ハネケのタイムオブザウルフを思い出したな。

カツベン!(2019年製作の映画)

4.0

かつて映画がサイレントだった時代は、映像に乗せて楽士が音楽を入れ、活動弁士と呼ばれる解説者が説明、台詞回しをしていました。映像をいかに観客に面白く魅せれるかを作っていったのが活動弁士たち。彼ら弁士は同>>続きを読む

アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.7

たまたま、期待もせずに借りた作品ですが、なかなかどうして、拾い物でした。
ソダーバーグ監督作で、そのイメージで見ておりましたが、特に前半、主役の女性が不条理に強制入院、監禁されていく様子は、マジ怖い、
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.7

ハレルソンとアイゼンバーグ、エマストーンが一堂に会するってだけで熱い。
エマ・ストーンは垢抜けて大人びた感じになりましたが、ハレルソンとアイゼンバーグは外見ほとんど変わらずですね。
そんな中でアビゲイ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.9

今見るとこの豪華キャストとこのB級映画感は尚更希少…。
ハレルソンとアイゼンバーグは結構ベスト級に好きなコンビです。あとエマストーンはやっぱり綺麗。

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.9

サイモンペッグとロザムンドパイクの夫婦像とか想像できなかったが、映画鑑賞後、これ程いい夫婦はないだろうと思うくらいお似合いな2人。

幸せの形とは?
自身の中で順風満帆な生活の筈なのに自分が幸せか疑問
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.8

森見作品にしては素敵なお話じゃないの。

小学生の頃はこんな風に発見があって、冒険があって、フェチシズムみたいな感覚を初めて覚えて、大人に少し近づいて。そういった小学生の頃の感覚を思い出させてくれる映
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希望の灯り(2018年製作の映画)

4.2

いい。
凄くいい。

自分にとっての希望って、なんだろう?
職場の優しい先輩?同僚の気になる女性?そこかしこに希望の灯りは燈っている。でも、そこで感じる灯は、自分で気がつかないことが多い。
ジャームッ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

余韻がすごい…

悪のカリスマ性があり、何しでかすかわからない狂気っぷりがジョーカーなのだと思っていたため、彼のルーツ的な話、感情移入してしまう話はなんか冷めてしまうのではと心配したが、そんなことはな
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