shihoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.2

新年一作目はコレ!観たいな〜と思っていたらネトフリで配信されたので早速観た。

元になっている台湾のホラーゲーム「返校 Detention」もプレイ動画を以前見たけど最終的に雰囲気しか覚えていない状態
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.3

面白かった〜!!原作は追っててアニメ1期は何回分か観たくらい。あんまり期待せずに配信待ちでしたが、期待以上でした。

原作も出来が良かったエピソード0だけど、それに250%増しくらいで色んなところが素
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

アナイアレイションと同監督と知って観たけど、う〜ん、期待よりも普通だった。

キョウコの存在の意味がよく分からなかったんだよな。所詮フェチズム要員でしかないというか…。この女優さん監督のお気になんでし
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

「走れ!」ってより「逃げろ!」じゃんと思ったけど、英語だとrun (away)は逃げろ的な意味にもなるのですね。一つ賢くなったわ。

体のあちこちに重い病気がある…と思っていたら母親が自分に何か変な薬
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スランバーランド(2022年製作の映画)

3.9

子供向けの様相を呈していながら、恐らく大人の方に効くストーリーだった。

私は夢の中に入り込む話が好きだ。有名どころならノーラン監督の「インセプション」、小説なら宮部みゆきの「ドリームバスター」、アニ
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白く濁る家(2019年製作の映画)

2.0

《アリ・アスターになり損ねたなにか》

冒頭からめちゃくちゃ洋画ホラー好きなんだろうなってカットだらけでふふってなった。和製ヘレディタリーなら全然喜んで観たんだけど、う〜ん…。大筋このストーリーでいい
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

《異文化交流》

「ステレオタイプと逆の白人&黒人が車で旅する話かぁ、う〜ん…狙いすぎ」ってずっと観るのを後回しにしていたけど、そんな堅苦しい感じではなくて、ある種淡々と流れていくストーリーの中で要点
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呪われし家に咲く一輪の花(2016年製作の映画)

4.5

《あなたがそれを見つめる時、それもあなたを見つめている。》

〜あらすじ〜
高齢になった女流ホラー作家の世話に来た住み込み看護師のリリーのことを、作家女性は「ポリー」と呼ぶ。ある時その名は彼女の著書「
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

《閉鎖された遊園地、今夜の生贄は無口な強おじさん》

散々TLでレビューを見かけて作風を知っていたのに、気になって観ましたww

どんなブラックな契約でも仕事はきっちりやる!ピカピカにお掃除するニコラ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.2

例えるなら
「ゴテゴテに装飾されたケーキ、食べてみたらイマイチな具がみっしり詰まってました」

くどかった。画を作り込み過ぎているし音楽もうるさい。頼むから引き算してほしい。作品の長さも繰り返される同
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

4.3

素晴らしいエディ・レッドメイン劇場。
この人は本当に演技力があるね。同じ顔なのに、演じる役によって本当に別の人格が宿っているようにしか見えない。その人物が生まれてから今まで積み重ねてきた人生の重みのよ
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呪詛(2022年製作の映画)

3.3

かなり期待して観たんだけど、期待はずれだった。
題材はすごく好きだ。でも全然怖くないしあんまり面白くもなかった。

言うなれば「あかんもの触れてしまった系POVホラー」なんだけど、世界に誇るJホラーを
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

アマプラで無料になってたから有名なやつだ〜!と観てみたら面白かった。
約3時間あり内容も登場人物達の顔も濃かったけど、苦にならず楽しめた。

初見だと人の名前と顔が全部は覚えられなくて、あとで解説読ん
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

【世界は私達の知らないところで、誰かによって、何度も救われているのかもしれない】

この映画は二周しろ!
1周目、マジで殆ど分からなかった。なんか世界を救おうとしている…くらいしか分からず「えーと今主
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

前から気になっていた作品。アマプラ見放題にあったので!

あらすじから想像していたより下品さ・下劣さはなく、そこまで生理的嫌悪は感じなかった。やろうと思えばいくらでも不快な表現に出来そうな題材だったの
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

私これめっちゃ好きでした。
徹底したこだわりと隙のない美術が最高。好みの人にとってはもはや観る栄養。

こんなに美しい砂漠映画は観たことなかったですね。全てを飲み込む砂漠の怪物ですら美しい。
比較対象
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

例えるなら"わりと出来がよかった山田悠介作品"って感じ。出オチ感がある。
予告で出てる情報までで書くと「そこにいるだけですごい速さで歳をとってしまうビーチでは、どんな事が起こり得るでしょう?」っていう
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.1

プロフェッショナル的なお仕事ムービーかと思ったらトンデモ展開の無料ホラーゲーみたいだったでござる。

主人公が短気で横暴で暴走し過ぎていて(本人の事情を知ると1/3くらいは理解できないでもないけどそれ
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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

散々人間のゲスな面や現代社会の暗部を見せられるのに、その愚か者達が華々しく散って溜飲を下げられる、という気持ちよささえ感じさせてもらえない。重〜いBGMと暗い映像と時々ホラー。

観ていて幸せなもので
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

数ヶ月前に観たのに、ずっとレビューを書けていなかった作品。

一言で言えば、いい映画だった。
映像作品を観るときって、例えばジリジリとひりつくような緊張感だったり、鮮やかな映像への没入感だったり、この
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.5

面白かった。
・チームものは好きなのでワクワクした。俳優たちの人相が様々でよい
・約10年前の映画ということで、なんか若干機材やシステムが古く感じたけどこんなもんなのかな
・ツッコミどころはわりとあっ
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.5

伏線の張り方が丁寧で、当ててやるぞ!と意気込みながら観たけど真相が分かるまで全部は分からなかった。

面白いアイディアのストーリーだったけど、終わり方はやや不完全燃焼だった。

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.6

 なんとなく連続で観てきた対ナチスドイツシリーズの3つ目。
暗い部屋でおっさん達が喋ってるのを観るだけでとても面白い作品の一つだった。

戦後のドイツ国内の雰囲気って想像したこともなかったけど、こんな
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

観よう観ようと思っていた作品。

ダンケルクは鑑賞済だからイケるかな!と思ったけどイギリスの国政もよく知らないからこんな感じだったんだ……へぇ……って印象で終わってしまった。

ただなんか、やはり国の
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.6

 第二次世界大戦にて、各国が匙を投げたナチスドイツの解読不能の暗号"エニグマ"を解き明かした一人の天才の話。

面白かった。この頃って今みたいに通信技術が発達していないから、こうやって映像作品にすると
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透明人間(2019年製作の映画)

3.7

映像の上質さや音楽が一流の様相をしているのに比べて内容はツッコミどころが多かったし、大したことしていないなという印象。

この手のヒロインにしてはぽっちゃりしてやや歳をとっている主人公が良くも悪くもポ
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.1

韓国版グレイヴ・エンカウンターズ。
これだったらグレイヴ〜の方が大分見やすかったように思う笑

長いパリピ描写、要らん。
ホラースポットに突入するまでが長い!
心霊現象が起こるまでが長い!
登場人物が
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カルト(2012年製作の映画)

3.1

ちょっと期待していたんだけど全然良くなかった。同ジャンルの「ノロイ」の方が数段上だと感じた。

ツッコミ入れながら我慢して観続けた感じだったけど、起承転結で言うと転で終わってるし、役者の迫真さが全然足
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.8

金ローでフルで見返せてたので更新。
(石田彰の声と演技、よかったです。)

タイタニック号沈没とラブストーリーを両立させた超大作。

レオ様の美貌は世界遺産だし、この頃から演技力がすごい。目が凄くいい
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

【魂の抜けた空っぽの終劇】

いろんな人の感想や解説読んで回ると感想が変わっちゃいそうだから、観終わった時の素直な気持ちを書きます。

観に行く前に、序、破と見直してQは1/4くらいで「もういいや」っ
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罪の声(2020年製作の映画)

3.0

長いわりに主題が定まっておらず、登場人物に共感も出来ず、ただただ説明を追いかけるのに頭を使わされそのわりにモヤモヤが残った。単純に脚本がダメだと思った。

小栗旬演じる主人公の新聞記者をメインにした記
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

う〜〜〜ん前半はまぁまぁ面白かったけど全体としては微妙。
お金はかかってる分CGと美術はほんと綺麗だし魔法生物も1で出てきた子達より(哺乳類っぽいの多かったからか)かわいく感じた。けど人間ドラマがスカ
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.8

コレジャナイ感がすごかったワニワニパニック。映像の質は悪くなかったのにストーリーがつまらなすぎた。

ハリケーンが近づいて浸水してきた家の地下でワニに襲われるんだけど、なんかワニがそこにいる理由がいま
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.7

惜しい作品。
お金がかかっている感じがするクリーチャー造形、映像の質も悪くない。
しかし登場人物に魅力がなく、彼らに感情移入も出来ず、ホラー現象にも深みがないためそこそこで終わってしまった。

途中現
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.6

原作漫画愛読者です。アニメ放送は那田蜘蛛山編の総集編をおさらいのつもりで観た(19話泣いた)&他の話は試し見した程度。

ストーリーを知っていたので、アニメの続きだけれども最低限は設定変えたり上手に説
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

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金田一みたいなホラー味を期待して観たら古き時代の◯曜サスペンスって感じだった。
ただ血はめちゃめちゃ出る。
(リアル感ないからエグみはそんな感じなかったが)
1分おきにツッコミが浮かんで疲れた。

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