たけまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たけまる

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ディセント(2005年製作の映画)

2.7

クライマックスの映像が良かった。
ただ地底人が出てくるのが少し遅いような…?
このまま洞窟に閉じ込められるスリルを描くのかな…と思ったときに舵を切ってくるので、どっちつかずの印象になってしまった。

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.7

初見では?となった所が多かったが、
予備知識(大体の時代背景、キリスト教の戒律、悪魔の概要)を頭に入れてから観るととても面白かった。
信仰心がゆえに信者からも迫害されて、暮らしはどんどん惨めになり最後
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

テンションが独特で良かった。
特に中盤の展開が怪しい方向へ傾き始めるあたりの音楽と照明の明るさが歪で面白い。
主役の女の子めっちゃかわいい。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.1

画面の色づかいが綺麗なので派手な絵面が少なくても飽きずに観れる。
テーマは面白かったし心理描写が細かくて良いが、どうしても主人公の好感度があまり高くなく最後まで感情移入できなかった。

トロール・ハンター(2010年製作の映画)

3.1

トロールの生態調査は意外と地道な感じで良い。
考えたいところだけめっちゃ練ったみたいな映画。でも楽しいしそこにこだわる意味も分かるのでいいか〜って感じ

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

なるほど怖い。
語り口は洒落怖の名作から色々いいとこ取りしてきたような感じではあったが、そのお約束感をしっかり抑えた上で徹底してカルトが気持ち悪いのが良かった。
ただ、あそこまで登場人物増やして複雑に
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ファンタズム(2014年製作の映画)

2.0

ホラー映画っぽいガワに引っ張られてキャラクターの掘り下げが疎かになってしまった感。意味がないというか不親切な描写が多い。
話の筋は割と普通。お父さんと拓海の関係性に焦点が行くラストは良かったので、そこ
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整形水(2020年製作の映画)

2.2

展開の予想はある程度ついてしまうけど、丁寧にお話が進むので投げっぱなし感とかは無く、いい意味で分かりやすい。
最後まで主人公の好感度があまり高くなかったのが残念。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラスト、良……………
共通点を持つことが愛の裏付けにつながっている中で、主人公自身がそれを偽ることに対しての否定を作中でしてしまっているからこそ、突きつけられた強烈な二択。
施設に忍び込んだ際にただ共
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

阿部サダヲの圧倒的キャラクター力に痺れた…出てくる情報も過不足なくて観やすかったし、演出もシンプルながら絶望感あって良かった。
面会室ってそんな暗いの!?って最初なってたけど目が慣れるにつれ適切な明る
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怪談新耳袋 劇場版(2004年製作の映画)

3.1

適度に下らないけど登場人物の個性が立ってて記憶に残る短編が多い。
ちょうど良いかんじ

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.3

神話の教養、欲しいもの。
白黒で繰返される絶望的な躁と鬱の魅せ方が凄かった。
極限状態に置かれることで2人の関係性があらゆる形式をなぞってゆくのが面白い。

ラ・ヨローナ ~彷徨う女~(2018年製作の映画)

3.2

死霊館ユニバースのやつとタイトル似すぎ!だけど個人的にはこっちの方が好き。
「呪い」の実在感を徹底的に高める民たちの怒りの描写が凄まじく、結局お化けがいたのかどうかもよく分からない、けど彼らの執念がも
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

短時間で歳をとる描写がリアルで良かった。各キャラの個性が明確に提示されているので彼らの動揺に説得力があって観れる。
ストーリーにすごく惹かれるとかは無かったけど、描写が新鮮で楽しかった。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.1

終始不快感強い。それを狙ってるんだろうから正しいんだろうけど子供がキツすぎる

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

裏切り方でぶち上げてくれる映画はとてもいいね

牛首村(2022年製作の映画)

2.4

うーん…村シリーズの意味ってなんなんだろうってなってしまうな…
キャストも展開も基本同じで外側の都市伝説だけ別物での焼き回し感、今作ならではの恐怖演出として印象に残ったものも特に無し。
日本の「ムラ」
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.3

前作との連続性はほぼ無いのでシリーズ初見だとしても楽しめる。
海底ならではの暗闇に潜むサメの恐怖描写が上手く、チープさはほぼ感じなかった。
主人公サイドのキャラが基本的にいい奴が多いので、死んだら普通
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

サブカルB級映画の極地
チープなガワを被ってしっかりエンタメしてる…けど頭がおかしいので最高の仕上がりになってる

健太郎さん(2019年製作の映画)

3.5

いがらしみきおのホラー的な違和感の強い不気味さがとても良かった

メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

2.1

映像は面白かったけどセリフと展開がちぐはぐに感じる箇所が多かった。
悪魔が受肉するシーン、どれも異常にダサいんだけど厨二感は逆に好きだった。
超常的なものとは別で、人間の行動や思考としてそうはならんや
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私はゴースト(2012年製作の映画)

2.8

全体的なチープさをうまく演出で見せている。
何か起こりそう…!という感じで引っ張り続けて退屈になってきたあたりでしっかり怖くしてくれるのはいいね
ただラストの追いかけっこ、あまりにもフリーのホラゲー感
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ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

2.4

詰め込みすぎてどこが見せ場か分からない。衝撃の事実として伝えたいであろうシーンが完全に埋もれており、情報が渋滞していた。
明確な主人公を決めないと一本で描くのは難しそう。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.0

前作とはもう全然ジャンル違ったな
アクションは強化されてたし観れたけど、前作の緊張感は無かったかな…

真・鮫島事件(2020年製作の映画)

1.6

・アンフレンデッドやZOOMの系譜でやろうとしてることは分かるんだけど、あの辺のは画質の悪さと薄暗さがチープさを誤魔化してくれてたところがあったのかなと。
・無駄な高画質と安いCG、棒読みセリフとグリ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

「恐怖作ります!!」って感じを全面に押し出して、その作りもの感すらもエンタメにしている点がとても良かった!
ただ、スプラッタ描写を沢山観せてくる割にはワンパターンな人体破壊ばかりで、そこまでカテゴライ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

面白かった!!
ワンアイデアのどんでん返しに全てを懸けているので、そこを知っていたりすると印象に残りにくいかも。
ただ、そこに振り切った観せ方は力技でも気持ちよかった。監督の執念をしっかり感じられた。

クラシック・ホラー・ストーリー(2021年製作の映画)

2.4

脚本書いてる途中にミッドソマーみてハマったのかなって感じ 
ヴィレッジっぽくもある
まあその辺も含めての皮肉なんだけど、ふーんそうですか…って感じだった

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

2.8

・海外版リングが個人的にあんまりだったので身構えて観たけど普通に良い出来なのでは…?日本の呪怨がドラマリメイク以外最近ダメダメすぎたので全然こっちの方がいいなと思った
・時系列のクロスが分かりやすい、
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.3

達観したようで、生まれついての怪物にはなれない少年の目線で進むお陰で独特の雰囲気になっており引き込まれた。

話の筋としては分かりやすいし突飛な展開もないが、ラストシーンから逆算したような全体の造りが
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ポラロイド(2018年製作の映画)

3.4

面白い!

写真に撮られた人が死んでゆくシンプルな設定だが、各演出が凝っていて見応えがあった。

ポラロイドというテーマに沿った、全体に漂うチープだけど練られた不気味さがクセになる感じで良かった。特に
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ドント・ヘルプ(2017年製作の映画)

2.5

邦題でチープな先入観持たされて損するパターンの映画だ…

実際平均的な悪魔ものという感じで突出した点はないけど、悪魔の狡猾さを表現するのが上手かったような気がする。

悪魔に対して恐怖を抱く文化圏で育
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.2

・今までジョーズに憧れるサメ映画ばかり観ていたけど、モンスターパニックというより男の生き様みたいなところの方が主題だった。

・結局出てくる登場人物がちゃんとキャラクターとして成立しており、めちゃめち
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