健全な親父ギャグのような映画。「布団が吹っ飛んだ」レベル。ワイヤーアクションなんて久しぶりに観たよ。
色んな生き辛さを、ゆったりとしたテンポで観せてくれる。料理は出てこない。残念。
緩いディストピアな舞台は好き。そこで踊る登場人物と話がイマイチ。設定が死んでる。
男が情けない話だった。最後、綺麗に纏めちゃった。もっと救いのないラストでもいいのに。
丁寧にたたりのルーツを掘り起こしていく過程や、小野不由美と綾辻行人、平山夢明ら作家をモデルにしたキャラが興味深い。
回りくどい復讐劇。終始陰鬱で、大変しんどい。それにしても斬新な自殺方法を見せてもらった。
女子スキー選手のお話。女子選手にまつわるアレコレを淡々と描いてる。コーチが気持ち良くなってるのが、とても気持ち悪い。
ゼロワンはTVシリーズから手堅い作りをしてる。ゼロワンとゼロツーの揃い踏みも熱い。あとは滅亡迅雷集合を観たかった。
1人で観てはいけない。絶対に。だって寝てしまうから。でもアレは怖い。森の中の國村隼。
非ミステリの重厚な法廷劇。話自体はフィクションだけど、鍵となる法律は実際にあったものらしい。戦争犯罪と法と罪。ラストがまた重い。胃もたれするわ。
ストックホルム症候群の元ネタ。共依存みたいなのかと思ったら、いい人たちの緩い連帯感だった。映画も緩々。
前半スリラー、後半アクション。ごった煮は好きだけど、雑過ぎる。謎の男の行動に一貫性がない上に説明もつかない。戸惑うばかり。
記憶喪失の男はシリアルキラーなの?っていう話。事件の筋は面白い。が、行動理由は全て後付の説明なので、観てる間中モヤモヤ。
ディスニーみたいに健全なコメディ。成功が約束されている話なので安心感しかない。緊張感はないけど、勢いで押し切った。
シリアルキラーとホームレスの戦い。話は面白いし、それぞれのシーンの見せ方も上手い。ただ、ちょっと冗長。1日に2回、同じ店でラーメン食べた気分。
出版社におけるパワーゲームのお話。テンポが良くて気持ちいい。役ではなく役者として、大泉洋は胡散臭い。だからカタルシスはないけど、爽快感がある。
題材に惹かれ、観て後悔。福田作品は毎回このパターン。今回も然り。合わないって分かってるのに、つい観ちゃう。なんだか楽しそうではある。
ブードゥーだかフードゥーの呪術バトル。足に刺さった釘を抜き差しするシーンが痛くて良い。グジュグジュ。
理不尽のオンパレード。色々な理不尽を堪能できる。際どいシーンもあるけど、決して脱がないのも理不尽。
ちゃんと映画になってた。ギャグは寒いけど音楽でねじ伏せた。ブラザートムがいつステージに上がるか待ってたのに、カツ揚げてるだけなのが残念。
SFエイリアンゾンビ物。面白くはない。でもバカ映画でもない。こなれた作りだけど、何もない。
河瀬直美は、被写体とカメラの間の空気を撮る監督だと思ってる。その映像は好き。丁寧に綴ってるんだけど、子供の話なのか母親の話なのか、いまいちピントが合ってない。
オリジナルよりコメディ色を強めて、いい話にしてる。後味の悪さが大事なのに。コーヒーが苦いから砂糖を大量にぶち込んだ感じ。気持ち悪い。
各国でリメイクされている作品のオリジナル。リメイク数ギネス記録だってさ。脚本の面白さと制作費の安さ故かな。イタリア人が浮気って違和感なさすぎて笑える。
ラブホ人情小噺。舞台やアイテムは下品だけど、映画は上品。大仰な劇伴が哀しい。そつなくまとめてるからか、淡白な印象。
韓国版マッドマックス。シンプルなストーリーだけど、飽きない。でも、CGの出来が残念至極。
WWIIにおいて歩兵分隊がお化け屋敷に駐留する話。オチが全てを台無しにした。これじゃあ、なんでもアリだよね。
女子高生のイジメに端を発する事件のお話。最初の退廃ゴッコは良かった。ただ、キャラが薄いのと、サスペンスとしてはベタ。
小ネタを挟みつつテンポ良く進むのはMCUの良さ。もっと重い話かと思ったけど、意外と明るい。ポストクレジットはDisney+のホークアイへの繋ぎだね。Disney+はBD出してくれないかなぁ。
グロなしエロなしオカルトホラー。何を愉しめばいいのかわからないんで、苦手だな。
劇中の、何かの袋に描いた、本を読む少年の絵が凄くいい。映画全体もアートだけど、あの絵が欲しい。
丁寧に作った地味な映画。ヒネりはあるけど、序盤から見せた方が不穏なドキドキがあったんじゃないかな。
昭和臭漂う拳闘哀歌。乾いた無機質さでボクシングの怖さが際立つ。殴られるのイヤだよね。
おケツ映画。クレヨンしんちゃん並に、おケツが画面にドアップで映し出される。そう、ポスターのこれ、ケツ。
主人公が出てこない序盤は、誰が死ぬのか分からなくて楽しい。……いやまあ、酷い話だよね。死ぬのが楽しいって。なんだそれ。
馬鹿な話は大好き。だけど、特殊メイクがあまりにチープ。終盤のエモ展開もチープ。ドタバタしてる中盤がピークだった。