暴走する欲望は観てて楽しい。でも、冒頭のSASUKEは不要だし、ラストがスッキリしない。どうにも戦闘シーンが地味。そのせいか、時間が長く感じてしまう。
電話に命をかける人たちのお話。キャバ嬢以上に生活かかってるからね。大変だなぁ。テンポが悪くて、俺のマブタの上下動はもっと大変。
70年代仏映画のような画作り。雅楽のような音楽に、モスキート音のようなノイズ。この組み合わせがホラーっぽい。
量子物理学って言っときゃ何でも許されるって思うなよ映画。そこは本題じゃないから許すけど。お気楽ラブコメだからね。
ドタバタやわらかノワール。コンゲームっぽい構成。コメディ調なので楽しいぶん、緊張感は薄い。
製作側の意図通りだけど、モヤモヤする。平凡な日常から少しズレた感じがとても気持ち悪い。
犯人がアレなんで、安楽死はテーマじゃなくて単なる構成要素。柄本明の怪演がすべてを持っていった。前菜が素晴らしすぎて、主菜が霞んでる。
ミスキャスト。中学生には見えない人たちの、子供っぽい言動は痛々しい。とはいえ、この内容を子供が演じるのも問題なのかな。難しいねー。
クラスメートがポンポン爆発する青春ポップコーン映画。皮肉屋だけど素直で前向きな主人公がパンクだ。
非正規公務員と警官が詐欺集団に潜入捜査する話。脚本はよく出来てるし、見せ方も上手い。でも、登場人物が魅力的じゃない。旨いけど店員の態度が悪いラーメン屋。
銀行強盗と人質のお話。強盗事件だけじゃなく、もう1つ事件が絡む点はユニーク。犯人と警察は各々サッカーを観ちゃうのがスペインっぽくて微笑ましい。
みんな火病ってて、なんだか楽しそうな殺人事件。君等、何言ってんの?何やってんの?の連続。ウケるー。
田舎町の保安官が強盗集団を皆殺しにするお話。話が雑なのは構わないけど、町民が殺されても気にしない保安官って。
イギリスにもあった異世界チート話。初めて買ったCDがビートルズだった。曲を聞いてるだけで楽しいし、小ネタも多くて嬉しい。ビートルズに詳しくない人でも楽しめるかは分からない。
いい味出してるキャラと、緩急の付け方が上手い。ストーリーはちょっと緩いけど、ジャージャー麺のような安心感がある。
PTSDの退役軍人が病院を襲ったテロリストとドンパチやる、ダイハードもどき。無駄なカットが多い割に、対決シーンが淡白。PTSDの設定も無意味。
誘拐ビジネスをやってる悪徳警官が誘拐事件を捜査するマックロノワール。コメダじゃ食えないくらいハード。
サバイバル系リアリティ番組かと思いきや。でも、合間に挿入される映像でなんとなく予想はつく。大豆ミートはやっぱり肉じゃない、みたいな。
公共事業の汚職と娼婦の足抜けにまつわるお話。現在と過去を混ぜたうえに、現在の時系列も弄ってるので、分かりにくい。さらに人間関係も説明しない。話の筋は好きな部類だけど、とにかく分からない。
シンプルな話で疲れてるときに観るにはちょうどいい。もうちょっと料理を見せてくれたら嬉しかったけど。
とても居心地が悪いのは、俺が男だから。女性客ばかりのヴィーガンバーガー店に行ったような気分。でも、この映画は男が観なきゃいけない。居心地の悪さには価値がある。
ゆったりと間を取る長尺と登場人物の多さで心が折れそうになる、コーザ・ノストラのマフィア大裁判のお話。興味深くはあるけど面白いかと聞かれたら、どうしよう。
気持ち悪い。四半世紀をかけて、庵野秀明という個人の価値観の変遷を覗き見るという居心地の悪さ。閉店ガラガラ。お疲れ様でした。
実際の未解決事件の筋読み話。提示される解は既存の説だけど、脅迫テープの声に焦点を当てたのが新しい。声の主の人生については、テーマありきでご都合主義的。
中盤のクライマックスは、ここまでできると思ってなかった。そこから終盤にかけて尻すぼみになってしまったのが残念。なんで説教臭くなるんだろう。
家族で安心して観られる健康的サメ映画。グロなしエロなしスローモーションありドヤ顔マシマシ。
愛という言葉が呪いのように出てきてちょっと怖いけど、映像や間といった雰囲気がA24っぽい。歯ブラシではなく糸ようじで歯磨きしてる気分。健康的。
ウォレスくんがWalrus(セイウチ)になっちゃう話。そのネーミングはどうなんだ。悪趣味な悪ふざけに終始してた。楽しすぎる。
漫画などで見たような設定だけど、爽やかさもエンタメ性もない。高い壁に呆然とするクライマー気分が味わえる。みんな暗い。
所変われば品変わる。よくある題材だから、違う部分がよく分かる。異なる文化を知るのは愉しい。
笑えない喜劇。俺が独身だからか。笑いどころは分かるんだけど、それと笑えるかは別。
色々と大雑把。ビールでも飲んで酔っぱらって観ると楽しいのかもしれない。素面はダメ、ゼッタイ。
古の時代のアナログな脱獄。とてもシンプルなお話。分かりやすくて、いいんじゃないかな。