kyotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

久々にマーベル作品を劇場で鑑賞。次作への繋ぎということで、やはりエンディングがもどかしいし、話の簡潔さも前作スパイダーバースに劣りますが、予想したより楽しめました。迷いつつ吹き替え版にしましたが正解!>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.3

数多いタイムリープものの映画で、ベストの1本だと実感。映画館の大スクリーンで観れて良かった。

2023年劇場(53)

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.8

原作未読で鑑賞。予想したよりより甘さ控えめの青春ストーリーで良かったです。唯一最後まで気になったのは、森七菜がお肌つるっつるで血色も良く病人に見えない!(笑) TOMOOさんのテーマ曲が作品にぴったり>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

期待値かなり低めで挑んだので、思ったより楽しめました。中盤までとっちらかった印象で、ぱっとしない印象でしたが、クライマックスの爆発力、エモいラストシーンで結果的に満足させられた感じ。

2023年劇場
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.6

リメイク作品であることを鑑賞後に知りました
。格調高く、緻密に作られた作品で、スリリングで面白いのですが、どんでん返しありきが強調され過ぎた隙のなさが窮屈に感じられる面も。普通の父親かと思ったらそうじ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.3

う〜ん、期待しすぎたか。タイムループものの名作はたくさんあれど、特に昨年公開の傑作「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」の印象が強いので、かなり物足りなく感じてしまった。>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.8

原作未読で鑑賞。良い部分と悪い部分、好きな部分と嫌いな部分がはっきりしている印象。名作になりそうな素材は揃っているのに、惜しく感じましたが、予想したより断然楽しめました。

広瀬すずの存在感と演技が突
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.8

30年以上ぶりにDVDで鑑賞。ラストシーンを微かに記憶しているだけで、他は殆ど忘れていました。時代を感じさせるチープな演出もあるものの、全く気にならない面白さ!ロック好きの悪者エイリアンという設定がユ>>続きを読む

逃げきれた夢(2023年製作の映画)

4.3

身につまされる部分も多かったですが、素晴らしい映画だったなあ…としみじみ感じています。期待を遥かに上回る、そして全く予想外に展開する話でした。同じく、今公開中の波紋でもミッドライフ・クライシスの病人役>>続きを読む

波紋(2023年製作の映画)

4.0

とても好きな作品。まるで筒井真理子が演じるために作られたような、主人公依子のハマりっぷりが凄い。話の上で、特に大きな出来事は夫・修の失踪ですが、その部分がショートカットされているのは、依子が抱えるミッ>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.4

再上映されていたので、遅れ馳せながら初鑑賞。これは評判に違わぬ素晴らしさ。感動しました。ファンタジーの世界で友人・親子関係、いじめといった題材を真っ向から描き切る凄さよ。伏線回収も見事。予期せず、類似>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.3

※blu-rayで再鑑賞

2023年配信/blu-ray(8)

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素晴らしかったです。見終えた後、これで遂に
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.4

※blu-rayで再鑑賞

2023年配信/blu-ray(7)

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宣伝文句が「ロッキー」新章、始ま
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.6

よくも悪くも、全てにおいてかなり大味で豪快な作風。ロッキーなら4でしょうか。ストーリーに直接関係ないドラマティックなシーン、演出を多用しているという点も4に通じます。予想したよりは面白かったですが、ヒ>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.0

ハッピー・エンドでなくても良いし、登場人物の誰に共感できなくても良いし、謎が解けないで終わっても良いんです。しかし、果たして何を訴えたいのか、何がテーマなのか根幹にあるものが伝わって来ないと心は揺さぶ>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

大傑作といえる作品はないけれど、必ず平均点は超えてくるこのシリーズ。最新作も無茶振りの連続で期待通りの面白さでした。前半での中性子爆弾のピタゴラスイッチ的展開だけでもお腹いっぱいなのに、後半がまた高カ>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

監督が藤井道人、主演が岡田准一という事前情報のみで鑑賞。オリジナルは韓国の映画だったのですね。いや〜滅茶苦茶過ぎて(良い意味で)驚き。終盤のしつこさは最早呆れられるギリギリのレベル。岡田准一のキャラク>>続きを読む

いずれあなたが知る話(2023年製作の映画)

3.8

現代社会での人間関係、親子関係の繋がりの希薄さについて改めて考えさせられました。話のテーマは特に珍しいものではなく、シーンやプロットから、ミセス・ノイズィや夜を走るといった近年の日本の映画を連想する部>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.6

観客を巻き込むのに必要なのは問いかけだ、という台詞が出てきましたが、正に問いかけに満ちた驚異的な傑作と思いました。2時間半という長編映画ですが、オープニングからラストまで全く緊張感途切れず。ケイト・ブ>>続きを読む

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

4.0

面白かった!結局、この作品のメイン・テーマは何で、何を伝えたいのかとモヤモヤしかけたところ、全て回収する終盤〜クライマックスの予測不可な展開に唸りました。テーマの核になっている移民問題は、簡単に白黒つ>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.8

途中でうわっ、私の苦手な類の映画では…と不安になりましたが、最後まで飽きずに見れました。こういった、脚本と編集のテクニカルな面を前面に出して、感動(衝撃)的なエンディングありきで構築された作品は大抵話>>続きを読む

高速道路家族(2022年製作の映画)

3.9

登場人物は全く共感できず、社会的なメッセージ性があるかといえばそうでもなさそうだし、結局どうなったのか、どうもスッキリしないエンディングも微妙。しかし、そこかしこで教訓を得られるエンターテインメント作>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.1

吹き替え版で鑑賞。期待以上の完成度、面白さでした。中弛みなど微塵もない絶妙なテンポ。キャラクターの愛らしさ。マッドマックス味のある意外性のある展開、山場のシーンで流れるa-haとAC/DCもボーナスで>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.1

1の公開からもう5年も経っているとは驚きました。スリリングさは1を超えているのではないかと思いましたが、基本フォーマットが同じで、新鮮味にやや欠けるのは致し方なしかな。でも、充分面白かったです。

2
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

光と陰、善と悪の対比を重厚な演出、ストーリーで描く、これぞ藤井監督という世界。「デイアンドナイト」が好きだった人はハマれると思いますが、ああいったのが苦手な人は現実離れした舞台設定だけで駄目かも…。私>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

終盤である程度エンディングが予想できましたが、それでも感動して泣かされました。何より、リーヌ・ルノーとダニー・ブーンの演技が素晴らしい!

2023年劇場(33)

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.2

「いとみち」でファンになった駒井蓮をはじめ、好きな俳優さんが多数出演していたので期待していたのですが、残念ながら何も伝わって来ず…。リアルに不登校、引きこもりの経験がある身からすると、切実さが圧倒的に>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.3

バスケットボールの知識の無い私でもこれだけ楽しめたのだから、お好きな人はもっと楽しめるのでは?? NIKEのエアジョーダン誕生に纏わるストーリー。マット・デイモン+ベン・アフレックというと「最後の決闘>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.4

エブエブがあまりに自分の趣味嗜好に合わず、もう観るのを止めようかと思ったA24映画ですが、設定のただ1点に惹かれてもう一度トライ。自分も、昔超肥満の引きこもりだったので。舞台が変わらないのに、クセ強め>>続きを読む

トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.5

話がスタートしたその瞬間から、画面に目と心がすっかり奪われて。ハッピーエンドで終わらないのは途中で予想がつきましたが、感傷的な演出は抑えめに、説明も極力廃したドキュメンタリー・タッチのストーリー、テン>>続きを読む

茶飲友達(2022年製作の映画)

4.3

年間ベストの1作に選んだソワレの外山監督作ということで期待していました。素晴らしかった。誰しも何か闇を抱えて、誰しもが孤独で、孤独という穴を埋めるビジネスに関わる人間もまたどこか欠落している。皆、本心>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

4.2

原作未読で鑑賞。序盤で「これは答えの出ない話」と予測できたのと、松山ケンイチの洗練されたルックスと伸びやかで透明感のある声のアンマッチぶりに、ややモヤモヤしつつ見ていたのですが、斯波と大友の対話がメイ>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.1

恥ずかしながらWinnyについても、それに纏わる事件についても殆ど知識がなく、大変興味深く見ました。面白かったです。エンドロールで金子さん御本人の映像が流れますが、無垢で純粋な、まさに天才というのが相>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.6

世間的なイメージ、タイトルと内容のギャップの大きさに驚く有名な映画の筆頭と言えるかも。ダンスは、フィーチュアされてはいるものの決して主題ではないという。数々のディスコ・クラシックが楽しめる、意外に大味>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

3.9

父親に、鬱という病気にもう少し理解と知識があれば、息子が銃に言及した時点で対策がとれたのでは…という突っ込みどころが気にならないでもなく。また、結局は親達の身勝手さに子供が振り回されているだけではと思>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.1

とても良かった。オリジナルの幸せなひとりぼっちが未見で、どんな話か知らなかったこともあり新鮮に楽しめました。トム・ハンクスの巧さに改めて感嘆。マリアナ・トレビーニョ演じるマリソルのクセ強めのキャラクタ>>続きを読む