KASSAさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

上の立場になればなるほど、顧客やお客様、人の気持ちや顔色すらも二の次で、1番は会社の利益。上司への忠誠心が買ってしまうようにある種の洗脳へと育てられていく日本の会社の悪い所が詰め込まれた作品だった。>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

シュミレーションだけでは測りきれない、緊急事態。予想不可能な事態やそんな馬鹿なという事が現場では起こりうる。
けれど、その現場を見ていないから外野の人間は有り得ないと言える。
けれど、その場にいた、機
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

主人公が物凄く頭が良くて計画性で尚且つ、人の弱みに漬け込むのが上手い。
だからこそ日常とのギャップを信じきれない生徒達も多かっただろうし、それが物凄くリアルな反応で見応えがあった。

個々の演技力が物
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

地上波で少し、ながら見はしていたが、しっかり見たのは今回が初めてだった。

凄く見やすい作品ですんなり世界観に入ることができた。
迫り来る恐怖、もし実際にこんな事が現在の日本で起きればと考えながら見る
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

2.5

鑑賞後、あまり意味が理解できなかった為、口コミサイトを参照。

桐島という人物が学校内での希望の光のような存在で、霧島の行動一つ一つに周りが気にしてしまう人物である。

それとは反対に地味で目立たない
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海を駆ける(2018年製作の映画)

2.5

ラウは、海、津波、水を抽象的に表現した人物だと言う事はわかったが、なぜ、その人達を選んだのかという事が謎でわからなかった。
確かに、津波は時に無惨に人を選ばす、人の命を奪ってゆく。死は突然訪れる。
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.5

未成年が故の未発達、情緒不安定な心境。
知らない世界へ導かれる喜びと高揚。
だが、衝動というものはそう長くは続くものでは無いと思う。

舌ピアスの穴が大きくなればなるほど、ぽっかり空いていくルイの心の
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天空の蜂(2015年製作の映画)

4.0

日本政府にとって無くてはならない財源。
原子力発電。勿論、我々一般市民も原子力発電がなければ、日々の生活を潤滑に過ごすことは困難になる場面もあるかもしれない。しかしながら、この作品が問うように人命か国
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

昨年、映画館で鑑賞して再びTVで鑑賞。
幾つものいわくがあり、都市伝説だらけの犬鳴村。Jホラーの鬼才 清水崇 監督。
ホラーよりかは、人間の醜さ汚さ穢れみたいなものを強く感じた。
金のため。都市発展の
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人間、妖怪、幽霊が楽しく共存し合ってる世界が描写されていてとても怖くはなくむしろ微笑ましい世界観であった。
人間は悪い事をすれば、その仇が後々返ってくるし、自分の生き方考え用で、死後の世界が違うく見え
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全体で見ると、緊迫感が弱いし役者陣の鬼気迫る勢いのあるセリフも無いし、途中で我に返ってしまう程の技量だが、シーン事に割って考えるとよく描写されてるなと思いました。
初めはスコア1点代と思っていたが、全
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.8

事実を元に作られている作品。元々、怪談話が大好きで、松原タニシさんの怪談はずっと聞いていたから事故物件の内容はほとんど知っていたが、それを映像に具現化するとこんなにスリル感が増すのかとハラハラドキドキ>>続きを読む