ひえゑるさんの映画レビュー・感想・評価

ひえゑる

ひえゑる

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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.3

抗え!宿命のフェイタリティ(FATALITY)!
解き放て!己の運命力-フェイタビリティ-(fate ability)!

龍型のアザをもつ青年コールは、格闘家としてはうだつのあがらない日々をおくっ
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.3

「僕は変わるよ…変えてみせるよ」

連邦軍の英雄ブライトの息子であるハサウェイは、民衆の支持を集める反連邦組織「マフティー」の首領としても暗躍していた。とある日、ハサウェイはハイジャック事件に巻き込ま
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アス(2019年製作の映画)

3.0

わたしは災を彼らの上に下す。彼らはそれを免れることはできない。
―――旧約聖書 エレミヤ書11章11節より

夏休みに別荘へと休暇にきていたウィルソン一家。母アディにとっては、別荘が幼い頃の嫌な記憶が
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ありがとう。
さようなら。
エヴァンゲリオン。

「エヴァに乗らないで」「槍を抜くな」
周りの制止を振り切り、(ニア)フォースインパクトを引き起こしてしまったシンジ。
サード・フォース、2度の世界滅亡
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.7

「気持ち悪い」

TV版24話からつらなる、最終25・26話を事象ベースに再編した物語。最後の使徒・渚カヲルを倒した=全ての使徒が葬られたことで、ゼーレは不要になった裏切者ゲンドウ・NERVの粛清と最
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

観たら映画館に"逆行"せずにはいられないーーー。

オペラハウスにてテロ事件が発生。主人公はテロの混乱の中で、オペラ会場にいた仲間の救出に動く。無事仲間の救出を果たすも自身は身代わりに捕らえられてしま
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.5

"怖さ"を望んでこの物件(えいが)を見たアナタはきっと事故に遭います―――

売れない芸人、山野ヤマメはプロデューサーの無茶ぶりにより事故物件に住むことに。企画がハネたことから、ヤマメは事故物件に住み
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PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

3.5

「国家権力なめんなよ!」

シーズン3の一連の事件の裏で暗躍していたファーストインスペクター梓澤廣一。梓澤によって遂に公安局が襲撃される。はたして彼の真の目的とは...。


アマプラで視聴。
シーズ
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

4.5

デジモンが"進化"するのと同じように人は"成長"する。両者が唯一決定的に異なるのは、"成長"は戻ることはないことだ。決して。

太一たち"選ばれし子供たち"が大学生になった2010年。現実世界に再び起
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

貧困の半地下住宅に暮らすキム一家。長男ギウは留学する友人から家庭教師の代行を頼まれ、富豪一家―パク家長女の家庭教師を務めることに。次第にキム家はパク家にとりいっていき...。

執拗に繰り返される縦の
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

第二次世界大戦真っ只中のドイツ、少年ジョジョは「臆病ウサギ―ジョジョラビット」と不名誉なあだ名をつけられるも、イマジナリーフレンドであるヒトラーの声に励まされ、立派な少年兵をめざし訓練に励んでいた。そ>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.2

とある街で起こった殺人事件。逮捕された犯人は知的障害のある純粋な青年トジュンであった。どうしても息子トジュンが関与しているとは思えない母は、息子の無実を証明するため奔走する。


観たあとに心にたしか
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

4.0

ある日東京で発見されたバラバラ遺体。その身元は青春を一緒に過ごした仲間の1人ーチワワちゃんであった。主人公ミキは当時過ごした仲間を訪ね、本名すら知らなかったチワワちゃんとの想い出を振り返ってゆく...>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

この村、圧倒的に初見殺し。

ある日起きてしまった"事故"により家族を失ったダニー、傷心の彼女は彼氏のクリスチャンに誘われ、大学の友人のひとりーペレの故郷であるホルガ村へと旅行に出るが、そこは"伝統"
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デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」(2018年製作の映画)

3.2

ラストエヴォリューションに向けていっきみ最終章。

太一を失ったなか、闇落ちしたヒカリのテイルモンとメイクーモンの融合進化デジモンーオルディネモンによる現実世界の破壊が始まる。調和を望みし者ーホメオス
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デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」(2017年製作の映画)

3.0

ラストエヴォリューションに向けていっきみ第五段。

メイクーモンと共に再び現実世界に現れるデジモンたち。すべての元凶であるメイクーモンを巡り、事態はデジタルワールドの調和を守りし者(ホメオスタシス)と
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デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」(2017年製作の映画)

2.8

ラストエヴォリューションに向けていっきみ第四段。

起きてしまったデジタルワールドのリブート。パートナーデジモンにまた逢うため再びデジタルワールドにやってきた"選ばれし子供たち"。再会した記憶を失った
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デジモンアドベンチャー tri. 第3章「告白」(2016年製作の映画)

3.2

ラストエヴォリューションに向けていっきみ第三段。

拡大する現実世界への感染
そんな中恐れていたパートナーデジモン、パタモンへの感染の兆候がみられ...


1、2章よりも"選ばれし子供たち"とパート
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デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」(2016年製作の映画)

3.1

今月公開のラストエヴォリューションにむけていっきみ、第二段。

いつまで"選ばれし子どもたち"でいるべきなのだろうか、大人にならなければいけないのに。大人になるってなに?葛藤する子供たち。

説明に終
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デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」(2015年製作の映画)

3.0

今月公開のラストエヴォリューションにむけていっきみ、第一段。

「デジモンアドベンチャー」から6年。
現実世界に突如デジモンがあらわれて...

"選ばれし子供たち"の現在の状況説明と変化、これから物
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.6

精神病棟に収容された自称超人3人
彼らを矯正するために派遣された精神科医エリーは、彼らの超常性を否定する論拠をあげていくが...
果たして彼らは"超人"なのか?、スーパーヒーローは実在するのか?
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スプリット(2017年製作の映画)

3.2

「ミスターガラス」をみるための予習第2弾。

多重人格者に女子大生が誘拐されて...

多重人格者を演じるジェームズマカヴォイの演じわけはすごかった。
反面、23人格というギミックをストーリーには完全
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.7

「ミスターガラス」を見ようと思ったので、手をつけてなかった一作目のこちらから鑑賞。

列車事故に巻き込まれて無傷だった男が、男を特別な英雄だと信じ込む人物との出会いにより自分の特異性を自覚していき..
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

車にはまったく興味がない人間であり、自動車のレースなど1度もまともに見たことがない私。

それでも、ガソリンと鉄のニオイがする男の友情エンジンを7000回転のフルスロットルでつき進む真っ直ぐなストーリ
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.8

「未来の話をしよう」

何気ない言葉だけど、
想い出は過去であり、人との繋がりは過去に起因するものだから、一秒先の現在は未来で、未来は不透明だから、いまと向き合わないと、自分と向き合わないと言えない台
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.7

壮大なるスペースオペラのフィナーレ
主人公レイ、ポー、フィンの3人が響かせたのは、綺麗に融け合った三重奏ではなく、レイの独奏曲だったように思えた。

所々グッとくるシーンはある。それに9作連なるストー
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.3

雨音のように聞こえた拍手…天才にはどう聞こえてるんだろう。世界はどう映ってるんだろう。

一口で言うとピアノって難しい。
音楽の素晴らしさ、キャラクターによる演奏の個性の違いは若干わかれども、作中の臼
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.4

ひたすらに対人!対人!対人!
原液のように濃いアクションが息をつくまもなく押し寄せる!
休ませてくれー!でもコンチネンタルのサービス停止してるわー!

前作に増して厨二感がマシていて、おれ好みのもの。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

激務のあとにボロボロのしまむらを身にまとい、最高にオシャレな大型シネコンでみたい一作。

笑いたくなく笑わせたかった男が本当に笑うためには…

ジョーカー演ずるホアキン・フェニックスの怪演にぐいぐい引
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

アニメとCGが違和感なくとけあって、雨と晴れ、光と影、天気の表現が新海さんの作風と最高にかみあっていて、映像はハッとするほど美しく、本当に素晴らしい。
異常ともいえるほど多いタイアップを作中世界のリア
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

4.4

ザ・ジャパニメーションといった感じで
叫ぶ!なぐる!叫ぶ!なぐる!
と特別斬新さはあるわけではないが
ひたすらに繰り返されるもりもりの戦闘シーンは、ドラッキーな楽しさがある

これを支えるのはキャラの
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

3.6

走り抜いて、
やりきった"平成"最後の問題作。


ストーリーは冷静にみると超理論がすぎる展開の連続だし、平成ライダーを振り返るとおもちゃの販促に合わせた展開にう~んと思う日々もあった...そんな鬱屈
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年製作の映画)

2.0

やりたいことはわかるけど、展開が強引すぎて、ついていけない。
これは本編もそうなんだけど「平成ライダー」「平成ライダー」言われると逆に萎えるというか、メタを前提としてると反って入り込めないという問題点
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

この映画ひたすらに
スーツ萌えであり、スーツ燃えである!

1に引き続き、キッメキメのスーツアクションはやっぱりたまらん。ハリーとエグジーの共闘シーンがみられるのもよき!!

"ステイツマン"ウイスキ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.4

「アイアンマンの次のリーダーは誰なのか?」
作中で問われるこの問いに対応するように「エンドゲーム」を見た人なら絶対もっているであろう「エンドゲームの次はどうするの?」という問い。
それに完全に答えたと
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劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

4.0

女子力...いや助手力200%のクリスがメインの、恋愛色ちょい強目のシュタインズゲート。

無印そしてゼロを越えてきた自分にとっては、シュタインズゲート世界線でラボメンたちが楽しそうに生きている姿を観
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