雨音のように聞こえた拍手…天才にはどう聞こえてるんだろう。世界はどう映ってるんだろう。
一口で言うとピアノって難しい。
音楽の素晴らしさ、キャラクターによる演奏の個性の違いは若干わかれども、作中の臼田さんがいってたように、一定にまで到達したら「すごい」以上の細かな違いはわからないってのを感じて、なんとも口惜しい。ピアノやってた人ならもっと楽しめるんだろうな。
人物にもちょいちょい引っ掛かり…
亜夜はもうちょっと子供っぽい人の方がよいのでは…?でも、大人だけど大人になりきれてない感じが逆に松岡茉優さんなのか…?
とか、
塵の人物描写が笑ってしまうくらい漫画的な天才あるあるで実在感がないなぁ
とか、
「キャリアウーマンネタ」をやってたブルゾンちえみさんが、キャリアウーマン役で出てくると大きなノイズになるなぁとか
ちょいちょい話に入り込みきれず。
細かくはわからないながらも、ちゃんとピアノを聴いてみたいなと思わせてくれる映画でした。