酒ポテトさんの映画レビュー・感想・評価

酒ポテト

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劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

2.5

原作を読んでいる友人と見に行った。自分は何も知識がないのである意味フラットに見れたと思うが、つまらなかった。全員口が悪いし、尺の足りなさが露呈しているなと。3DCGもむちゃくちゃで見ていて興ざめする>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話にしては度が過ぎるほど不幸で、本当に実話なのかと疑いそうになった。主人公ケビンの哀しい表情が妙にリアルで引き込まれた。
ケビンは試合に出ることなく、結果として死ななかった。これは神が家族を持っ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

今年の設定は土方歳三と伝説の刀ということで、ゴールデンカムイを最近読んだ自分としては重なるところがある題材だった。ただ、年を経るごとに謎解きが複雑化していっており、得意じゃない自分的にはストーリーを>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.5

じわじわくる怖さはほかの何物にも代え難いものがある。鑑賞は二回目だが、カメラワークと音響に驚かされた。写真が歪んでいるのがトラウマになる。
一方ストーリーは単純で、あっさりと終わるので見やすい。難
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも真っ直ぐな彼らの学校生活を見て、いかに自分の心が汚れていたか実感した。でもそれは自分が大人になった証拠でもあり、いつか彼女らにも訪れる変化なのだと思うと、寂しくもあり、切なくもあった。
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変な家(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ツッコミどころが多すぎた。怖い雰囲気作りをしても、あまりにもテッパンの演出やとんでも展開で集中が切れて笑いが込み上げてきてしまった。怖いというよりただビックリさせる演出ばかりで、監督の方は怖がらせる>>続きを読む

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

4.0

キリスト教の暗い部分、汚い部分にスポットを当てたようなストーリー設定で、タブーを見ているようなヒヤヒヤ感があった。血が滲み出るグロテスクな表現が多々あり、目を背けそうになった。また、急に驚かしてくる>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バ先の友人の評価が良かったので鑑賞。殺人犯が主人公だからか、終始緊張感のある作品となっており、食い入るように本編を鑑賞できた。
子供(とりわけ小学生〜中学生)を主人公級に置く作品が増えた気がする(
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

名作ということでいつか見ていたいと思って鑑賞。マチルダがとにかく可愛すぎて愛おしかった。マチルダがレオンに恋心を描いていくストーリー展開は美しく、彼女の純粋さに心を奪われた。
見た目は大人で屈強な
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.5

久々のがっつりアニメーション作品。さすがはイルミネーションなだけあってアニメーションの美しさが際立っていた。空を飛ぶカモたちや、水や木々の描写がリアルで美しかった。ストーリーがとことんピュアな家族愛>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

フランス映画でスッキリ終わる作品が今まで見てきた中で無く、今回も懸念していた。冒頭の現場検証のシーンは、緊張感があって見応えがあったが、中盤から繰り広げられる果てしなく続く裁判のシーンは、頭がぼーっ>>続きを読む

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

 純粋な海外ホラーを久々に鑑賞したが、児童誘拐というサスペンス要素と、児童の魂が乗り移ったフレディーズというファンタジー的な要素がごちゃ混ぜになっていたため、理解が追いつかなくなってしまった。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

 アニメを数話鑑賞してから見に行った。ところどころ本編に絡んでくるシーンもあって、記憶と繋がって楽しかった。原作を追いきれてないので試合結果も知らなかったが、両チームの選手それぞれにフィーチャーされる>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

ホアキン・フェニックスとA24が好きで見に行ったが、3時間が5時間くらいに感じる作品だった。終始意味がわからなくて、理解しようと努めたが不可能だった。
ストーリーを追うのも無理で、ただただ疲弊して
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

夢を追いかけている人はかっこいいなと感じた。また、恋人同士でもお互いの夢を応援し合える関係がどれだけ素晴らしいものかと感じた。音楽の圧は『BABYLON』と比べてそれほど感じず、むしろ切ないしっとり>>続きを読む

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 革命前の特有の煌びやかさの残るフランスで、宮廷内の恋愛模様を描いた、珍しい設定の作品だった。当時の宮廷内で愛人の存在が黙認されていたのも当時の国王の持つ権力の大きさを象徴していると感じた。ただ、あま>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾作品の実写化ということで、推理系の映画が見れるのかなぁと期待して見に行った。三重構造という設定は、悪くなかったもののそれを演じ切るには役者が若すぎたという印象。主演を張る重岡大毅くんも頑張っ>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.5

原作を読んでからしばらく時間が経っていたので、懐かしいシーンも多かった。役者陣も豪華で、かつ演出も良かったので、とても満足した。と同時に原作がとても素晴らしい作品だということを思い出した。ギャグシー>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 フライヤーの美しさに釣られて鑑賞。終始エマストーンが美しかった。
 メインテーマは解剖学。R18なだけあって、エログロの描写が終始見られたが、医学的な用いられ方をしていたので、そこまで不快には感じな
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

周りの評価が良かったので映画館で見れてよかった。綾野剛と齋藤潤くんの役がマッチしていて見やすかった。特にカラオケで綾野剛の『紅』を呆れ顔で見る齋藤くんは印象に残っている。
映画ジャンルとしてはヒュ
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.5

原作を含めて初めてSPY×FAMILYを見た。知らない設定だらけだった為、理解できるか不安だったが、丁寧に説明してくれていたお陰で楽しめた。後半のうんちのくだりからも、子供向けの作品になっていたのか>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

独特なタッチの絵に惹かれて見に行ったので、ストーリー性や音楽にはそこまで期待せずに鑑賞した。しかし、声優陣(山田孝之、安藤サクラ、寺田心くん)の演技が素晴らしく、脚本も世界観に矛盾が無いような綺麗な>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

20の誕生日に鑑賞。小さめのスクリーンで見るべき映画だと感じた。
淡々と過ぎていく日常の中で、ほんの小さな出来事から心を揺さぶるような大きな出来事まで、様々な刺激が自分に寄りかかってくる。それこそ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

傑作『チャーリーとチョコレート工場』とはほとんど関係の無い本編で、ある意味誰でも楽しめそうな内容だった。ミュージカル映画で、終始楽しい雰囲気だったが、歌い始める瞬間の一瞬の切り替わりが何故か面白くて>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトル『ひとよ』を『人よ』と勘違いして見終わってしまった笑。『一夜』か、いい映画だとしみじみ。脚本、キャストどれも良かった。
雄二の雑誌記事にもある通り、母が父を殺した後の稲村家は、体裁を保った
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

高齢化が急速に進む日本で、こんな政策が可決されてもおかしくないなと思った。75歳以上の死を選ぶ権利。しかし人間が自ら死を選ぶことは容易くないという側面も強調されていた。職員の目線、火葬する担当役員の>>続きを読む

映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画が増えているが、核爆弾を作ろうとする学者目線の映画はなかった。きちんと物理学に焦点が当てられていて、その分戦争の経過などは控えめに描かれていて見やすかった。ただ、何を伝えたかったのかがはっき>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

上映時間が158分と長く、途中時間が気になってしまったのが残念。ナポレオンの事は世界史で習ったはずが忘れていた部分も多かったので、上映前にサラッと予習して行った。史実にとても忠実で、歴史を丁寧になぞ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

北野武作品は過去に『アウトレイジ』シリーズしか見た事がなく、そのバイオレンスさは戦国時代風にアレンジされて健在だった。タイトルが「首」なだけあってコロコロと首が転がる。ほとんど違和感のない斬首シーン>>続きを読む

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

4.0

過去に1度見たことがあったが、アマプラで公開されていたので改めて鑑賞。3まであるこのシリーズだが、1が面白くそれ以降だれて行った記憶がある。展開がスムーズで中だるみするシーンが少なく、無駄のない映画>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

書きたいこと多すぎて絶対に長くなる(見た日の帰りの電車で書いてる)。まず率直な感想はおもしろかった。本当に心が動いた映画は「おもしろかった」じゃ言い表せないはずだが、一単語でこの気持ちが書き表せない>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

敗戦後全てを無に帰された日本が、追い打ちをかけるかの如く現れたゴジラと戦う物語。タイトルの意味は容易に想像出来たが、展開も想像できすぎた。迫力のある戦闘シーンと、斬新な作戦で見応えはあったが、途中の>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちゃんとしたSF映画は久しぶりに見た。構造がしっかりした、いわゆるどんでん返し系の映画だった。中盤のどんでん返し後、まだもう1回くらいひっくり返してきそうだなぁ。と思っていたら、予想通り来たのでそれ>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始主人公のめちゃくちゃな生命力に笑うしか無かった。ナチス側の上官がイケメンでかっこよかったが、帽子脱いだらスキンヘッドで萎えた。内容の無さに対する壮大なBGMでそれも面白かった。首吊りにされて死な>>続きを読む

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