pourynhillさんの映画レビュー・感想・評価

pourynhill

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94歳のゲイ(2024年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公94歳ゲイのハセさんは表向きは人当たりのいい大阪のおっちゃんだけど、内面には「自分はゲイだ」と他人に一切言えない人生を送ってきた孤独が染みついた主人公だった。その二面性が魅力的だったからこそ、も>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

初見の感想

特別何も起きない(起こさない・起こせない)からこそ多くの大人が共感できる、「人生」に近い映画なのかなとも思えた。ドラマティックな恋にならないところがリアルかなって。


・宇多丸さんの解
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.5

きっとチームナワリヌイは自己防衛のためにも広報のためにも日頃からたくさんカメラを回していたんだろう。
決定的な瞬間が映像に収められていて見応えのある素晴らしいドキュメンタリーだった
奥さんとの良好な関
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.0

数日に分けて小刻みに見てしまい良さが半減も半減してしまいました。制作者さんごめんなさい

残像劇すぎて、も少しメインキャラ立てが必要なのではと思った

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.0

プロレスラー一族の息子達が次々に亡くなっていく、家父長制や男らしさの毒性を問う話。

実話という割に末っ子の存在を丸々カットしたり、3人の息子が亡くなった原因のステロイド剤やドラッグの使用をカットする
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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

3.0

ケネディ大統領が暗殺されてからの4日間を多角的な視点で描いた作品。
治療に対応した医師たち、暗殺現場の映像を撮っちゃったカメラ愛好家、大統領を守れなかったシークレットサービス、そして暗殺犯のお兄ちゃん
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1/4しか理解できなかったけど、それでも面白かった

上からの圧力ですご兵器作っちゃうこととか
その長期的な影響力を考えないこととか
用が済んだら人をポイ捨てするとか
私利私欲のために政治するとか
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.2

めっちゃおもろいブラックユーモア

小さい町で30人失踪してるのに、警察に追い詰められていくシーンなかったりしてさ、構成が秀逸なんだと思う。テーマも斬新だし社会風刺でもあるし超エンタメだし、コメディア
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

昔からあるサクセスストーリーだけど、設定が独創的だった。レーシングゲームのゲーマーが本物のF1ドライバーになる実話。
こんなプロジェクト通っちゃう英国日産、遊び心半端ない
レースシーン臨場感あってめち
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

オシャレな逃亡劇
1カット1カットめっちゃオシャレ

老舗ホテルに歴史ありですな

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

1人目が死ぬまで1時間超えは助長と感じた

エジプトがとにかく綺麗だった

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

難しくて面白いことをやれ
自己啓発本みたいな映画

まんまと刺激される自分笑

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

3.0

12人の陪審員が有罪か無罪か話し合いする。
1人の聡明な人が「疑わしきは罰せず」で無罪を主張し11人の有罪だろと決めつける人達を啓蒙していく

今見ると当たり前な人権の尊重だけど当時は画期的だったのか
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

色んな登場人物の言い分が共感できる素晴らしいヒューマンドラマだった。
考えさせる余白があるラストも好き。

みんな演技うますぎ。

結局真実や他人の考えはわからない。
自分がその時何を信じたいかが問題
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

町山さんの紹介ラジオを聞いて興味もって見た。
アメリカの黒人はほとんど中流階級で貧困層は15%足らずだけど、視聴者やメディアや出版社から求められるのは「貧困、ドラッグ、ラッパー、警官にやられるザ黒人の
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.3

前半めっちゃ面白かった
ヨーロッパ貴族にROCKのBGMが絶妙だった
無垢な女子高生みたいなマリーが政略結婚のためにオーストリアからフランスのヴェルサイユ宮殿にやってきてカルチャーショックにやられる感
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ナポレオン(2023年製作の映画)

1.0

ナポレオンの人生のダイジェストって印象だった。
人の感情や人隣りやキャラが見えなくて「こんなことがありました、こんなことがありました」って出来事が進んでいく、すごいお金をかけた教科書ダイジェスト笑

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.1

めちゃオシャレだし面白いしかっこよかった!
特に最初の30分、ベストムービーだった。

ホラーxコメディ💯

ホアキンフェニックスの演技💯

ちょっと長いと思ったけど、自分の集中力のなさ

これくらい
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

隣の男性は5回くらい泣いてて
終わった後には拍手が沸き起こってた

過ぎ去った自分の青春が疼いた笑

上原ひろみが参加した音楽が良かった

ストーリーは昔からある少年マンガの王道青春ものなんだけど、王
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

水木しげるの意思は次のクリエイター達にしっかり受け継がれたんだなと、作り手の愛を感じた。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.7

ゴジラが出てくるVFXシーンはすごいが、普通の演技撮影部分でチグハグした所がいっぱいあって感情移入できなかった

前半は面白い流れだった!
ゴジラを倒す作戦が始まってからは先が読めて予想外が起こらず「
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

映像や性描写の多さはぶっ飛んでたが、ストーリーはシンプルだったと思う

感じたことは、
相手を縛りつけてコントロールするのは愚か者。人は皆、自分で旅する=経験して解釈していく必要がある。

好みは分か
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.0

バトルシーンが良かった

脇役だと矢本悠馬がノリノリで面白かった

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たかったKillers of the flower moon。
3時間半の超大作で長かった長かった〜

とにかくテーマが好み。
ネイティブアメリカンの土地に油田が出て、
その油田マネーをハイエ
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.5

2人の大女優がいいコンビ

バケットリストものとか死を意識するテーマ好きなんだよな

枯れ葉(2023年製作の映画)

2.8

ストーリーの主題がわかるのが遅かった気がする

主人公の男女の恋愛感情の機微が伝わらなくて、いつそんなに恋してた?と唐突に感じた

映像は1カット1カットとても美しかった

大人な枯れた映画だった

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.0

粋とかセンスが全てで
メッセージや深さがないと、
感じた。

エンタメだからそれでいいのだと思うが、
ノットマイテイスト

AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

3.7

映像と編集と、音楽と無音がすごかった

話の内容はよくわかんなかったし、誰にも感情移入することはなかった

でも老若男女(20-70歳くらい?)満員のお客さんと世界のAKIRAを体感できてよい経験にな
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

極寒の雪山で墜落事故にあって、2ヶ月間どうにか生き延びて17人が助かるって実話の話。

見応えあって寒寒したんだけど、事実を順々に追いすぎかなと思った。ナレーションで説明しちゃうラストもイマイチ好きじ
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

2.0

最初は安藤さくらカッケーと興味をもって見ていたが、途中から何の話なのか、なぜ見ているのかわからなくなった。

Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

3.0

ビヨンセ、歌もダンスも外見も人格も素晴らしいと思った。ツアースタッフの働き方改革もしててみんな個性を活かしてイキイキして見えた。

うーんでも残念ながらドキュメンタリー部分は押し付けがましいと感じた。
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.5

退屈だったけど、人生を映すという意味では現実に近いのかなと思って見ていた。

ラスト、認知症の奥さんが取った行動が、理に叶っちゃってて、自分にはしっくりこなかった。

2画面の効果としては、
白くなっ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

素晴らしかった。

平山さんは孤独なのに、周りの人々全てに暖かいまなざしを向けられる不思議な人だった。
感じたのは、金持ちにならない方が土や自然の側に居られるのかなということ。例えばコンビニのお酒買っ
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

とても面白かった

「分かり合える人と暮らしてます」
「それが1番ですね」
が1番刺さったな〜

ガッキーのうつろな感じが怪演!
小説も読もうと

(2023年製作の映画)

3.8

時代劇だから苦手だろうなーと思ったらめちゃめちゃ笑えた。侍BLあり、笑いあり、殺戮ありの緩急すごかった!

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.0

She saidやペンタゴンペーパーズなど記者の頑張り映画の走りである「大統領の陰謀」

若手男性記者が熱血漢で頑張る姿や、敵が1970年代のアメリカ政府の大物たちだったので、日本人女性の自分としては
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