HxMxYxSxさんの映画レビュー・感想・評価

HxMxYxSx

HxMxYxSx

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.1

原作かなり前に観たきりなので比較は出来ないが、黒澤版より良い気はしなかったです。ただ単体としてはぐっとくるシーンも多く良作だと思う。
自分がどうやって死ぬのか分からないが、突然死でなければ、死期を悟っ
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

わりとシリアスに考えさせられるテーマなんだけど終始軽やかなコメディタッチでありつつ洒落た感じもあってめちゃくちゃ面白かった。
「オッペンハイマー」や「哀れなるものたち」などの今年のアカデミー賞関連まだ
>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

2.9

さすがクールジャパン!
今も大して変わらないし、警察も今でもまさにこんな感じだし、日本の未来が(少なくとも経済的には)明るいとは自分には思えないなあ。この映画自体のクオリティも高いとは思えないことも含
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.3

グランツーリスモすげーなと思うけど序盤以外はわりと普通のレース映画なので、もう少しソニーの人がどう考えて、どう感じてたのかにスポットを当てて欲しかった。
しかし車嫌いの僕もこういうの観ると少し車乗りた
>>続きを読む

ファーザー・スチュー 闘い続けた男(2022年製作の映画)

3.2

実話だと思うとすごいですが、映画としての出来は普通でした。ただ「ボクシングで負ける時はダウンした時ではなく、立ち上がれない時だ。」というセリフにはグッときました。

アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリーのパートと再現ドラマのパートで構成されていてつくりは微妙だったがアインシュタインの後半生をさらっと知るのにはちょうど良かった。
しかし後に原爆に繋がる理論を発見したことで、責められるの
>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.0

最近ウェスアンダーソンの演出が鼻につくようになってきてあんまり楽しめない。
自分的には「ダージリン急行」くらいまでが面白い。最近のは少しやり過ぎでは。オーウェン・ウィルソンに戻ってきて欲しいな。

Roadrunner: A Film About Anthony Bourdain(原題)(2021年製作の映画)

3.6

自分と似たような性格してたので面白くみれた。しかし自分の人生もこれからも大変そうだと感じた。
おそらくだけどテレビは少しでやめるか、たまにでもシェフ業も続けれていればこのような終わりにはならなかったよ
>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.1

とんでもないな!!!ナイアド&ボニー&チームにシンプルに感動しました!

エリザベスチャイ&ジミーチン監督もドキュメンタリーじゃなくても優秀だなんて、まさに無敵じゃないか。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

1.5

まさにマルチバース金太郎飴。誰かこの状態をなんとかして欲しい。
自分がアランムーアやフランクミラーのファンだからかもしれないがDCはMCUなんて意識せずに(これなんてスパイダーバースやノーウェイホーム
>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.5

クロエジャオ監督やっぱいいな。「エターナルズ」の興行的失敗(僕は作品の完成度はマーベルシネマの中でも上位に入る出来だと思うけど)にめげずに良い作品をこれからも撮って欲しい。
しかし中国人女性である監督
>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

映画的にはあまり好みではなかったがブラッドリークーパーの演出のうまさにビビった。監督2作目とかじゃなかったかな?時々スピルバーグがチラついたが、エンドクレジットでプロデューサースピルバーグと出てきて納>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

1.5

d&dのことはあまりよく知らないのだが、映画だけ観るとダメな感じのガーディアンオブザギャラクシーみたいでした。やっぱりゲームは観るよりやる方がいいな。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

1.0

演奏はさすがだと思いましたが、普段からジャズや音楽好きな人ほど「セッション」と同じく違和感や嫌悪感を感じるストーリーや演出ではないだろうか。
結局少年バトル漫画を題材ジャズに置き換えただけのストーリー
>>続きを読む

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

2.0

俳優も会話もストーリーもカメラも何かもすべてが普通。少し日本風に内容を微調整すればどちらかが自分であったとしても特に違和感はないだろう。普通のことを普通に撮れるのも凄いのかもしれないが、それを映画とし>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

1.0

演出が酷いのか演技が酷いのか、終始違和感。何か行動する前はだいたいその後の行動を予見するような決め顔。実際そうじゃないでしょう。何か演技は演技なのだがこういう時こうだろみたいなステレオタイプに向かって>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

1.0

ラッセルクロウが主演なので肉弾戦で悪魔とバチバチに殴り合うムキムキエクソシストを期待して観たのだが、どこかでみたことあるようなシーンのツギハギでがっかり。さらに教会の過去の虐殺も悪魔の仕業にしていて、>>続きを読む

ヒーリング-心の旅-(2017年製作の映画)

1.5

神や精霊はともかくたまたま量子論の入門書読んでたとこだから、どんな奇跡みたいなことも起こってもおかしくはないとは思うけど、自らの健康や幸せのための信仰というのは自分には違和感。信仰とはどちらかというと>>続きを読む

ディエゴ・マラドーナ 二つの顔(2019年製作の映画)

3.7

自分の好きな有名人のタイプは破天荒で人格に問題はあるけどひとつの分野に異常なほどの才能がある人と自分の影響力や稼いだお金を利用して社会活動や政治発言などをする立派な人のどちらか。
マラドーナは前者のタ
>>続きを読む

アートのお値段(2018年製作の映画)

3.5

市場は常に間違えるってやつだな。トマトスープやマッシュポテト投げつける気持ちもよく分かるよ。現代アートの値段なんてどんなに高くても1000万円が限度だと思う。こことは関係ないけどプロスポーツ選手の年俸>>続きを読む

人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

1.5

沢木耕太郎「凍」読んでるので補完に鑑賞。
指のない手で餃子をきれいに包んでいるところに感動した!本人たちも魅力的だし、面白い要素は沢山あるのですが、いかんせんつくりが最低。ナレーション、カメラワーク、
>>続きを読む

Mile...mile&a half(原題)(2013年製作の映画)

2.0

ジョンミューアトレイルのだいたいの雰囲気が見れることと、ごく普通の小太りの中年でも踏破出来ることが分かったのは良かったが作品としては友人との思い出ビデオの域をでないかな。まあ自分もいつか歩こうと思えた>>続きを読む

ジョン・レノン,ニューヨーク(2010年製作の映画)

3.4

有名すぎてすでにジョンのことなんてすでにほとんど知ってると思ってたら、ほとんど知らなかった。盲点。
イマジンなんて大嫌いだと思いたいところだけど、聴くとやっぱり良い曲だなと思う。欲を言えば大人になって
>>続きを読む

めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー(2015年製作の映画)

3.5

何といってもあの「めだまマスク」の作り方を教えてくれるのが嬉しい!
「あきらかにレジデンツはビートルズよりも成功しているし、幸せだ」みたいなこと言ってる人がいて一瞬「んっ」と思ったが、たぶんそうなんだ
>>続きを読む

デソレーション・センター(2018年製作の映画)

3.7

砂漠でのノイバウンテンのライブは確かに神がかっていて宗教的な体験だということが画面越しにも伝わってきて涙がでてきた。現在の商業的なフェスの原点みたいなもののなったもののひとつが目玉のヘッドライナーがノ>>続きを読む

ライディング・ジャイアンツ(2004年製作の映画)

3.7

ステイシーペラルタのドキュメンタリーにハズレなし。(ジミーチンも)

THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

4.0

映画版で観てあらましは知っていたが、あの状況で笑える子供とコーチを見て打ち震えた。まじすげー。レスキュー隊達も全員すげー。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

1.0

世界観の設定が雑すぎてツッコミどころがありすぎる。
AI側が弱すぎ。人間の脆弱な能力までコピーする必要もないからわざと酔狂な一部のAIが人間の模倣してるだけかと思ったら警察ロボとかまで弱すぎるから、ア
>>続きを読む

海洋探検家クストーの遺産(2021年製作の映画)

4.0

自分の理想とするような人生に近い。人生の終盤での転身もさらっと描いているけど勇気あると思う。自分も何かに気づいたらそれまでの自分を否定してでも変われるような生き方が出来ればと思う。
顔がまたダリに似て
>>続きを読む

WILD LIFE 大自然への讃歌(2023年製作の映画)

4.0

タイトルの印象と違ってノースフェイス創業者ダグトンプキンスとクリス夫妻のドキュメンタリーでした。年明けに人生を考えるのにぴったりの傑作でした。やはりジミー・チンにハズレなし。
ダグとパタゴニアのイヴォ
>>続きを読む

>|