ロボットマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.3

歴史には疎いので予備知識がなく、ストーリーを追うのでやっとだった。
リーアム・ニーソンとタイトルでてっきり凄腕スパイ映画だと思って観始めたので尚更。

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.7

決して清廉潔白な正義の弁護士ではないけれど、毒をもって毒を制す姿はやはりかっこいい。
どんなクズでも守らなければいけない葛藤と、無実の人間だけは守らなければならないという決意。
相棒がいかにも長年連れ
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トロールズ(2016年製作の映画)

3.5

2021-05
観たことあると思ってたけどスマーフとごっちゃになってた。
悪役のベルゲンも含めて、ブサイクなのに見てるとだんだん可愛く見えてくる愛嬌のあるデザイン。
底抜けに明るいトロールたちと一人暗
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ブロードウェイ・メロディー(1929年製作の映画)

3.3

ミュージカル映画とはいっても、唐突にカメラ目線で歌いだしたり台詞を全部歌ったりするのではなく、「ミュージカル(の舞台裏)」が題材の映画。
演者と作曲家が主役なので歌は演出ではなく歌として歌われる。
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.9

ミュージカルがそもそも苦手なのでその時点でキツイんだけど、それ以上に映像が気持ち悪くて苦笑い。
人間が想像する猫の靭やかさ妖艶さに顔や骨格が人間、それをCGでやってしまったものだから動きや細かい部分に
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劇場版 ドーラといっしょに大冒険(2019年製作の映画)

3.5

原作全く知らず視聴。
子供向けアニメの実写らしいのでアニメ的な演出でコメディ寄り。
序盤30分で学園ドラマなのではと不安になったけどちゃんとジャングルに行って安心した。
キャストが地味に豪華で、ダニー
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.7

2021-01
ストーリーは無難だけど原作に忠実でいて尚且シティハンターの知識がなくても楽しめる映画になってる。
ギャグが占める割合は高めだけどアクションはお洒落でかっこよく、日本制作だとこのスタイリ
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.8

難病の母親をもつ少年、難病の娘をもつ母親。
もう少し、後者である祖母の側面からみたこの物語も観てみたかったけれど、これはあくまで少年がこれまでの人生での最大の悲しみと戦うことをテーマにした映画だと思う
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.5

この映画におけるゾンビは
歩く、音に反応する、頭が弱点に加えて
走る、生前の習性を覚えている、痛みを感じる、怖がる
とほとんど生きてるんじゃないのかと感じる人間味をまだ保っている。
ゾンビという概念も
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.7

ひとつの事件を中心に、陸と海それぞれで作戦を遂行する兵士たちの戦いを緊張感たっぷりに描いている。
スカイダイビングあり陸戦あり狙撃あり機雷あり駆逐艦あり魚雷ありのてんこ盛りでも、メインストーリーが単純
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イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

3.4

イップ・マンに負けた男チョン・ティンチ。
どちらかというとビジュアルだけならイップ・マンより主人公な見た目で、性格も正義寄りだったのでスピンオフも驚きはしない。
ただやはりイップ・マンに比べると武術の
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.4

2020-110
てっきり
パンクは好きだけど内気な主人公がパーティに参加するもあまり馴染めずパーティ会場の端っこに独りで寂しく佇んでいると、同じようにぽつんと独りでいる女の子。一目惚れして話しかける
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クロノス(1992年製作の映画)

3.4

飛び抜けて物語が面白いわけではなく、気持ちが悪いのに上品で生々しいホラー。
ホラーといっても怖いわけではなく不気味で哀愁がある。
最初からデル・トロはデル・トロだったんだなと分かる映画。

この、小さ
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.4

銀行強盗を企む集団とそれを横取りしようと企む車椅子の主人公。
ポスターの無双しますよ感とは裏腹にとくに強いわけでもなく
かといって素晴らしい計画があるわけでもなく、ギリギリの運試しが続く。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

銃や装備の汚れから塹壕のスケールや作り込みが凄く、撮影方法も相まって臨場感が半端じゃない。
a地点からb地点への近距離移動、という普通の映画なら適当に処理されるかカットされるようなシーンさえも緊張感が
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TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

前から笑える要素は多かったけど、よりコメディに振り切っていてTAXIのパロディ映画感すら感じる。
一応シリーズとして世界観は共有していて嬉しいけどもっと上品さは欲しかった。

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.5

2020-105
他の都市を取り込みながら移動する巨大な都市というか乗り物。
燃費めちゃくちゃ悪そうで現実的ではないけどなかなか面白い設定。CGも悪くない。
映画よりもゲーム向きな内容で、ゲームなら2
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.4

復讐者と化したジャッキーが泥臭く犯人を追いつめていく。
ジョンウィックや96時間のような爽快感はないけどジャッキーらしいアクションは健在。
ただずっとシリアスなので今までのジャッキー映画のようなコミカ
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トリプルX(2002年製作の映画)

3.4

いわゆるエクストリームスポーツを得意とする主人公ヴィン・ディーゼルが政府に雇われエージェントとして活躍する。
王道なストーリーにやたら大きい悪事を企む悪役、アホなのに殺人兵器を作り出す天才科学者たち、
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未来警察(1985年製作の映画)

3.2

ロボットが生活の一部になった近未来を舞台に、不具合や暴走などロボットの異常に対して出動する警察。
近未来とは言っても制作された時代が時代だけに画質の粗いカメラやモニター、ブラウン管テレビなどが存在する
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.7

モーグル選手だった頃のモリー。
非合法のポーカーのディーラーになったモリー。
摘発され裁判時のモリー。
の時間軸がいったりきたりする割に観ていて混乱することもなく、事実としては波乱万丈だけど映画として
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山羊座のもとに(1949年製作の映画)

3.3

2020-100
一攫千金を狙い流刑地のシドニーを訪れた、総督の甥アデア。
男には平気でも女には生き辛い土地で、その土地の名士であるフラスキーとその妻ヘンリエッタに出会う。

三角関係、愛憎劇、嫉妬。
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心の旅路(1942年製作の映画)

3.7

記憶を失い精神病院に入院するスミスと彼を愛し支えるポーラ。
彼が再び記憶を失っても一途に片想い、それも恋ではなく無償の愛を捧げるポーラがどれほど彼を愛しているのかが伝わる。
何年も最も近い場所で見返り
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.7

気が強くヒステリックな大女優マーゴとマーゴに憧れる少女イヴ。
マーゴの付き人として生活するなかで虎視眈々と力をつけるイヴ。
舞台上だけではなく普段の生活からすべてが演技の根っからの女優。恐ろしい。
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我が道を往く(1944年製作の映画)

3.9

抵当に入れられ首の回らない教会と老齢で頑固な神父。
口煩い信者のおばさんに悪ガキたち、家出少女など。
そこに送られてきた若く柔軟なオマリー神父。
少し神父らしくない彼にはじめは怪訝な顔をする人々だが、
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なにはなくとも全員集合!!(1967年製作の映画)

3.1

ドリフターズの映画ということで観てはみたけれど、思ってたより普通の人情劇というか
喜劇ではあるけど現代の感覚だと笑いどころは少ないしかなり地味。
シリーズがかなり続いてるようなので気になるけどドリフタ
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幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

3.7

2020-95
夫を亡くし一年になる未亡人が娘とお手伝いさんを連れて幽霊屋敷に移り住む。
主人公のルーシーは美人で気が強く、幽霊の船長は気が荒いがアツい男。
生者と死者という越えようのない壁に隔たれた
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汚れた顔の天使(1938年製作の映画)

4.0

悪友ロッキーとジェリー。
万年筆を盗もうとしてロッキーだけが捕まったことを転機にロッキーは悪の道に、ジェリーは神父になった。
出所後、神父になったジェリーの元を訪れたロッキーはすぐさま悪ガキを束ね、信
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.7

今では当たり前の事がまだ当たり前でなかった頃の話。
天気を予想する知識を得るには雲の上に登らなければならない。
ある程度の天気予報は当たり前、誰もが自由に飛行機で大空を旅できるとは言っても、現代人もほ
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別離(1939年製作の映画)

3.3

初々しいイングリッドバーグマン。どうやら自分が観た中では最も若いときの出演作。
尺が一時間ほどで短く話のテンポが早く、気がついたら主役二人が不倫していた。
幼い子供と妻を持つヴァイオリニストが娘の音楽
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.2

とりあえず吹き替えが下手でなかなか集中できないのとストーリーが面白くないのは置いといて
ポケモンのCGはよくできたものと違和感丸出しのものの差が激しい。現実の世界にポケモンがいるようには到底見えなかっ
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疑惑の影(1942年製作の映画)

3.4

2020-90
叔父チャーリーのことが大好きな姪チャーリー。
久々に家を訪れる叔父にテンションがあがるチャーリーだが数日一緒に過ごすなかで叔父のチャーリーの言動に少し違和感を覚える。
そして家族を取材
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透明人間(1992年製作の映画)

3.4

透明人間といえば凶暴化するホラーなものが多いけどこちらは80〜90年代らしいコメディ。
透明人間の表現をこれでもかと詰め込んであるのが面白い。
そんなに正義感のある主人公には見えなかったけど透明人間ら
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

3.8

登場人物4人、舞台は宇宙船内部のみのSFコメディ。
淡々と進む緊張感のないストーリーと安っぽい演出なのに何故だが妙に雰囲気のある映画。癖になりそうな。
安っぽいといっても作りが粗いわけではなく安っぽい
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ナビゲイター(1986年製作の映画)

3.5

少年が弟を迎えに行った先で小さな谷に落ちると次の瞬間には8年後の世界だった。
かなり引き込まれる冒頭、ワクワクする。
何故8年経ったのかの説明もありつつ本題はE・Tやショートサーキットと同じで、未知の
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ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

3.3

ゾンビパンデミック終息後、ゾンビをビジネスとして扱うようになった世界。
ゾンビとの戦争で受けた心の傷をゾンビを狩ることで治療しようというめちゃくちゃな倫理観。
実弾を自由に撃てる時点でかなり安全性の低
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