角川シネマ有楽町にて鑑賞。
街頭インタビューで人が集まる中、ある男(川崎敬三)が「女は結婚したら会社は辞めるべきだ!」と言うと、「そんな意見は反対!女は結婚しても会社辞めないわ!」と発言する女性(若>>続きを読む
ルイス・マイルストン監督『暴力団(ビッグ・コンボ)』のリメイクであるが、あんなに面白い映画が何故こんなにコジンマリとして小品になってしまったのか…。
出演者はロバート・ミッチャム、ロバート・ライアン、>>続きを読む
上映時間4時間弱(232分)の深田晃司監督作品。
全体的に、深田監督独特の語り口、凝ったアングルで描かれる辻(森崎ウィン)と浮世(土村芳)の運命の流れが面白かった。
しかし、この浮世なる女性が「とん>>続きを読む
SFコメディと紹介されていたので観てみた。
宇宙人などの造形は凝っているものもあったが、コメディというほど笑えなかった。
スタートレックのパロディ映画として見れば、それなりの楽しさあり。
物語は、放>>続きを読む
荒井由美の歌「♪いちご白書をもう一度」でタイトルは有名な映画。
CSザ・シネマで放映された録画を鑑賞。
学生運動の話とは知らずに観たが、音楽が印象的だった。パフィー・セント=メリーが歌う「♪サークル・>>続きを読む
京橋の国立映画アーカイブにて鑑賞。
未見だった熊井啓監督作品、ようやくスクリーンで鑑賞。
雄大な風景の中、「人はどう或るべきか…」を描いたスケール大きくて、カラー映像が綺麗な傑作!
ロケ地も、イン>>続きを読む
新宿ピカデリーにて鑑賞。
黒沢清監督がこれまで描いたことのない昭和初期の開戦間近の日本を舞台に、見応えあるサスペンス要素も見られる「正義とは?愛とは?夫婦とは?…」の素晴らしい世界。
脚本が黒沢清>>続きを読む
TOHOシネマズ上野にて鑑賞。
辻村深月さんの原作小説は既読。
原作の内容を丁寧に余すこと無く映像化しながら、アドリブも入れて素敵で綺麗な映画を作り上げた河瀨直美監督に脱帽。
有明・広島だけでな>>続きを読む
バーバラ・スタンウィックの激しい演技に振り回されて、最後は感動するキング・ヴィダー監督作。
彼女は、本作で初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされるが受賞は逃している。その後も(本作含めて)計4回ア>>続きを読む
映画タイトルの通り、24歳で早逝したジェームズ・ディーンを描いた伝記映画。俳優は似ている男優だった。デイン・デハーン。
ジェームズ・ディーンと写真家デニス・ストックとの2人の2週間の旅などを通して、ジ>>続きを読む
家柄や出生の違いから愛し合っている男女の悲恋を描いた成瀬巳喜男監督作品。
愛する若い男女がいたが、男は妾の子、女は良家で育てられた娘、二人は愛し合っているが、女性の家が事業で傾いているため「金持ちと結>>続きを読む
ビートルズ追っかけ女性たちの姿を描いたドタバタコメディで、気楽に観られる娯楽作。
ロバート・ゼメキス監督のデビュー作。
ビートルズの初アメリカ上陸時にエド・サリヴァン・ショーに出演する彼らを観ようと>>続きを読む
皇室の親類を殺そうとしたテロ事件の現場に居合わせた元CIAの男(ハリソン・フォード)が、テロリストに狙われて激しいバトルを繰り広げるアクション映画。
ハリソン・フォードがテロ現場に入って行って、自己防>>続きを読む
初見は日本公開時(1985年12月20日)のスクリーン(横浜東宝)だった。その後、何度か観ているが、本日(2020年11月1日)久しぶりに鑑賞。
タイムワープものの代表的存在。
改めて観ると、自動車>>続きを読む
キョンキョン=小泉今日子の主演作なので観たが、それなりに面白い映画だった。
昭和の時代を感じさせる雰囲気、音楽(途中で流れる長山洋子の「♪ヴィーナス」)、服装などイイ感じ。
サスペンスタッチの場面があ>>続きを読む
旧ソ漣の伝説的スパイ=カシウスが復活した?…ということで、元CIAエージェントのポール(リチャード・ギア)がFBI捜査官ベンと協力しながらカシウスを探そうとするのだが、意外な事実が次々と…。
見張り>>続きを読む
なかなか豪華な出演者たちによるドタバタコメディとして作られた東映のカラー作品。
放映前の佐藤忠男氏の解説によれば、「当時の東映は時代劇が中心で、明るい現代劇はほとんど作られていなかった。そこで東宝で明>>続きを読む
50年もの間、日本統治された台湾で生まれた日本人は、敗戦とともに見知らぬ故郷へ送還された。台湾生まれの日本人を「湾生(わんせい)」という。この映画は、湾生が何十年かぶりに台湾を訪れて、台湾の人々と触れ>>続きを読む
タイトルから刑事もの→サスペンス要素あり?…と思って観ると、サスペンスというわけではなく、殺人事件を扱う映画だが地道な刑事の姿を描くあたりはピエトロ・ジェルミ監督らしい。そして、その刑事を演じたのもピ>>続きを読む
ヘヴィ・メタルは自分が大好きな音楽であり、1980年代からずっと聴き続けている。現在は(デビュー当初から相変わらずの)LOUDNESSと(最近好きになった)LOVEBITESがお気に入り。LOVEBI>>続きを読む
オリヴィエ・アサイヤス監督×ジュリエット・ビノシュ主演の映画なので観た。
全編にわたって会話が多いので、字幕を読むのが忙しい(笑)
作家や出版関係者が多いドラマで、不倫の交錯が楽しい。
出版業界は本>>続きを読む
ジュリエット・ビノシュ主演だから観たのだが、あまり期待せずに観たら、これが面白かった。サスペンス・タッチで全体的に物語も良く出来ていた。
大学教授クレール(ジュリエット・ビノシュ)は50代だが、夫と>>続きを読む
「悪名シリーズ」の第1作目。本作はそれなりに面白いが、このシリーズがリメイク含めて全16作も続いたというのは驚きである。この後、更に面白くなっていくのだろうか?
第2作目以降もDVDハードディスクに録>>続きを読む
この映画、全く観る気は無かったのだが、職場OLが購入したDVDを貸してくれたので、観てみたら、なかなか面白かった。
ガル・ガドットはタイトル通りカッコ良くて、綺麗である。
また、内容を知らなかったので>>続きを読む
ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞。
本作のアチコチに「さりげない名ゼリフ」が散りばめられた岨手由貴子監督作品。
序盤の「普通でいることは難しい…」というセリフから「普通って何だろう?」と問題提起されて>>続きを読む
幼稚園の少女が「男性教師から勃起した性器を見せられた」という嘘をついたことから、真面目な男性教師が職を失い、近所の人達から異常者と責められ、一旦は逮捕までされるという不合理な物語。
デンマークの田舎>>続きを読む
原題は「ジャック・リーチャー」、この映画の主人公の名前である。もちろん演じるのはトム・クルーズ。
映画を通して観ると、邦題の『アウトロー』というのは映画にそぐわない感あり。
アクション中心の映画で>>続きを読む
初見は1980年2月15日の映画館(江古田文化)だったが、一生、観続ける映画。
何十回観ても、素晴らしい。
冒頭の『♪Goodbye, Eddie, Goodbye』の「♪We remember y>>続きを読む
戦前の銀行強盗(殺人事件)である男が冤罪で死刑となり、第二次世界大戦をはさんだ戦後、冤罪死刑となった男の弟が兄の無実を証明しようと奮闘する物語。
初期の川島雄三監督作品によく起用されていた日守新一が>>続きを読む
キャラクター造形から、いかにも「萌え系」のアニメーションだと思っていたので、未見であった。
とりあえず、この旧作から観てみたが、観てビックリの「ものすごくダークなSF」だった。
映像面では、魔法少女>>続きを読む
当然ながら、前編に続いての鑑賞。
この映画(後編)の途中までは、「なんか意味わからんな~」、「アレッ、このシーンは前篇の振り出しに戻る?」という状況だったが、途中から「あぁ、そういう事か…」という展>>続きを読む
新宿ピカデリーで鑑賞。
このシリーズ、2日前に初めて前編、昨日は後編、本日は新編、と3日間で劇場版をひととおり鑑賞。
この映画の前半での「5人が魔法少女として制服で揃っている場面」などの平和なシーン>>続きを読む
大映で製作された「時代劇ミュージカル」の一本。
7本ぐらい製作されたが、このシリーズで若尾文子が主演しているのは、この作品と『花くらべ狸道中』の2本だけ。
オープニング、月夜のすすき野原から現れる>>続きを読む
江戸時代の徳川幕府末期の物語。
若尾文子と市川雷蔵は許婚であったのだが、将軍が若尾文子を妻にしたいという話が勃発するあたりから「薄幸の女性物語」となる。本当は雷蔵が好きなのだが、あらゆる手段で邪魔さ>>続きを読む
日本映画専門チャンネルで放送されたので、何気なく観たが、面白い映画だった。
蔦枝(新珠三千代)と義治(三橋達也)の二人は文無しで、職探しから始まる。
蔦枝は飲み屋で、義治はそば屋で働くことになるが、>>続きを読む
松本清張原作の『潜在光景』を野村芳太郎監督が映画化した本作、なんといっても「光学処理」が素晴らしい。
オープニングの波の風景での処理、加藤剛の回想シーンでの処理など非常に効果的である。
たまたまバス>>続きを読む