RAMRIDERさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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バビロン(2021年製作の映画)

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映画の天才試写会にて

デイミアン・チャゼル監督「バビロン」。サイレント映画からトーキーへ移行する1920年代のハリウッドを舞台に大物スター、新人女優、駆け出しの映画プロデューサーの運命を辿る。とにか
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.4

暴動ライド映画としての面白さは十分にあったけど当然観てて楽しい映画ではなかったな、というのが正直な感想。金持ちの欺瞞なら「パラサイト」がある、突然の暴力の恐怖なら「デトロイト」、身体を拘束されて味わう>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

まだやってるとこあるかな?と思って調べたらD+にきてた。

食に対する探究心ゼロ、チェーンでも高級店でもコンビニでもなんでもうまい派、味覚の解像度がファミコン並みの自分としてはグルメの欺瞞みたいな感じ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

原作未読なのでキャストや映像化には違和感なし組です。主人公のモノローグというか1人語り、セリフがものすごく多いんだけど「そこ気にしながら観たら損だな」と思って序盤で気にしないことにした。

20代前半
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東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

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公開時はまだ心境的に全然観る気になれずスルーしてたので観てみた。sideAはほぼBのためのネタ振り的な作品でこっちが本命なのかな?観たところで自分の立場から何かを積極的に発言することはないけど、あの頃>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.5

先が読めない&構成がトリッキーな珍しいタイプのホラーで見応えあった。基本はジャンプスケアなのにいろいろ考えさせられる内容にもなってたりして良作でした。

ところで自分がずっと好きだった「なんらかの理由
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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すべてがちょうどいい湯加減で点数つける気にならなかった。毎年1本プログラムムービーみたいな感じでつくってほしい。007のセカンドキャリアとしてもちょうど良さそう。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

観終わったあとにウルフオブウォールストリートと同じような感情になる邦画は初めてかも。

最後の最後の事件というか一山がデカすぎて普遍性に欠けるのがちょっと個人的に惜しかった。

最後に撮った動画が何か
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

元バスケ部で発売日に単行本買ってた中学生にはたまらない内容でした。アニメというよりジャンプ誌面にそのまま命を吹き込んだような不思議な感覚で、当時頭の中で動かしてたとおりの空間がそこに広がってた。

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L.A.スクワッド(2020年製作の映画)

3.4

突然降って湧く強敵と、前半で丁寧に描いたファミリーと同じテンションで急に仲間になる人達の登場でストーリーには全然乗れなかった。でもアメリカとメキシコの狭間で描かれる残虐ストーリーはどうしである程度楽し>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

中盤で出てくる食事のシーンがめちゃめちゃ良かった。繊細な譲り合いや箸のやりとりにしっかり心情が出ててうっかり泣きそうになりました。モロッコロケらしい市街の作りもカーチェイスも全部良かった。やっぱりベン>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.6

いろんな派手な要素を取り除くと芯は青春映画だなと思った。若さとその生きる世界の狭さ故になんとなく同じ価値観、実力を持つ仲間だと思ってたら実はそこには歴然とした違いや差があり、、、みたいなのはやっぱり切>>続きを読む

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

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裸のガンを持つ男とか最終絶叫計画系のちょっと昔懐かしい感じのパロディ映画。スーパー!とかキック・アスみたいなのを勝手に期待してたけどこれはこれでまあ楽しめた。フランスのコメディはほんと幼稚な下ネタが好>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.5

韓国ノワールっぽいのを想像してたら意外とドンパチなアクション映画だった。日本と韓国、タイ、人身売買、たまたまバディ感出ちゃうオカマ(この場合はあってるよね?)、不死身クラスの殺し屋(仲間に白竜!そのま>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

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酷評ありきでみると「意外と観れるな」って思えたけど前評判なしで劇場でみた人の気持ちを考えるとまた違った感想になるのかも。VFXはちゃんとしてたけど編集がおかしかったり(スタントマンとの入れ替えがモロバ>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

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実話うんぬんはさておき、空港で働く人々(特に男たち)に「とにかく持ち場の仕事をちゃんとやれよ」という気持ちが先行してしまいまったくはまれなかった。

あとやっぱ英語ができない人物を純粋な心の持ち主みた
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運命のイタズラ(2022年製作の映画)

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副反応にうなされながら観るのにちょうどいい映画だった

RRR(2022年製作の映画)

4.4

3時間あっという間、なんてことはなく2人それぞれが主人公の濃密な映画を2本分観たような感じ。間違いなくここが今の映画の最先端だな〜と思った。

中盤の処刑台のエピソードで終わっていればハリウッド的な美
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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試写会で。

とにかく主人公の身に降りかかる出来事やかけられる言葉が男であることが申し訳なくなる体験の連続。終盤の映像の凄まじさは映画として一見の価値ありだけど、あらゆるジャンルのグロ耐性がありVFX
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

ただただ人間臭い権力者のお戯れの外側で一切映し出されない庶民の暮らしが振り回されてるのが恐ろしい。

GoProみたいな超広角映像でまるで現在の王室や皇室の中を覗き見るドキュメンタリーみたいな仕上がり
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荒野の風(2022年製作の映画)

3.5

音楽の使い方が独特というか癖があるというか不思議な感じだった。住民同士の言い合いでサティ使ってるのとか同業目線でみてすごい。

ここのところ自分が良かったと思う作品のFilmarksでの評価が低いので
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白く濁る家(2019年製作の映画)

3.6

撮影、演出、音楽の使い方、どれもレベル高いなと思った。後ろ姿になった瞬間登場人物が怪物のようにみえるショットがめちゃくちゃ好き。45分の尺もちょうどいいし、ラストショットの表情も素敵でした。監督の名前>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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記録し忘れでメモから。

ポールトーマスアンダーソンはやっぱ自分の好みとあわないかもしれない。70年代のサンフェルナンドなんて時代も街も人も大好きなシチュエーションなのに、主人公2人のことだけがどうし
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ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

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まずヒゲのある無しと時系列いじりで人物の見分けが冒頭からつかなくなってしまい、さっぱり話が頭に入ってこなかった。

ここまで話が理解できなかったことも珍しいんだけど、映画のクオリティじゃなくて自分の集
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

なんかいろいろ考えさせられる映画だった。

普段面白い韓国映画を観ると「なんでこれが日本でできないんだろう」と思うことが多かったんだけど、いざ本当に同じクオリティの邦画に出会ってしまうと想像以上に違和
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.4

観たつもりで観てなかった。あの頃の大作感、スケール、スペクタクルが詰まってました。

シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.5

20年での価値観ギャップとかリベラルいじりも面白かったんだけど最終的にこれはどういう着地になってハッピーエンドなんだろう?という疑問が若干残ってしまった。でもこれこそが多様性ってことなのかもしれない。>>続きを読む

アテナ(2022年製作の映画)

4.4

本編鑑賞後にYouTubeでメイキング観て度肝を抜かれた。CGだと思ってたとこもカット上手に繋いでるなーと思ってたとこもこっちのただの先入観でしかなく、キャストの怯える顔や痛がる様子、火を目の前にした>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

どっちかっていうとNOPEがこんな映画だと思ってた。風景がきれいで羊もかわいいので観れたけどさすがにミニマルが過ぎる演出で眠くなった。短編で40分ぐらいにしたらもっと評価あがりそう。異常な世界観を際立>>続きを読む