のわーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

4.8

後編。色情狂ジョーの喪失の物語。

初体験の相手ジェロームとの運命的な再会により、愛することを知ったジョー。しかしその甘い生活も長くは続かなかった。ジェロームのためにもがくジョーは、アブノーマルな方向
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ニンフォマニアック Vol.1 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

4.9

怪我をして行き倒れていたジョーは、介抱してくれた初老男セリグマンにこれまでの経緯を語り出す。

色情狂(ニンフォマニアック)として生きてきたジョー。数えきれないほどの男性経験と驚愕のエピソードの数々。
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

2.2

セッションはよかった。
何が言いたいのか伝わってこなかった。
コメディ感、要るのかな。
もったいない感じ。

失楽園(1997年製作の映画)

4.8

共に家庭を持つ男女のW不倫を描いた作品。
公開当時、過激な描写と衝撃的な内容により、社会現象を巻き起こした。

改めて観てみるといやらしさは微塵もない。むしろ美しく清らかな純愛だとわかる。

ラストも
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奇跡の海(1996年製作の映画)

4.6

スコットランドの寂れた港町が舞台。ある新婚夫婦に起こる悲劇と奇跡の物語。

長期の出稼ぎに出た夫ヤンの帰りを待つ妻ベス。寂しさに耐え切れず“夫を返して”と神に願うと、ヤンは事故に遭い緊急帰宅することに
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.4

唯一の友人スーザンが何者かに襲撃され、ロバートはその手口から犯人を捜索する。
そして害虫どもに制裁を加えてゆく。

今回も銃武装した相手にほぼ銃を使わない。暗闇や影からの不意打ちで致命傷を負わせる。
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.3

元CIAエージェントのロバートは、カフェで知り合った少女を助けるため、ロシアのマフィアに和解を持ちかけるが…

敵には必ず選択肢を与え、間違った選択をしたら制裁を加えてゆく。

バトルシーンはとにかく
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.4

隣の部屋に引っ越してきた親子。時を同じくして発生する猟奇殺人事件。この街で一体何が起きているのか…。

いじめられっ子オスカーはエリと出会う。交流を繰り返すうちに恋心を抱くが、エリは少女ではなく、人間
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.5

元天才建築家バーナデット。彼女が引退したのは出産と養育のためだった。
母親と妻の役割をこなす一方で、俗世間に馴染めず心を病みつつあった。

ある事件によって家族がギクシャクし、タイトルの通り、母親が
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.9

特殊詐欺に加担する姉のネリと弟のジョー。迫りくる追手から逃れ裏社会で生きてきた。
思いがけず大金を手にするが、それがきっかけで居場所がバレてしまう。二人は裏社会から脱することができるのか。

脱出劇で
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.6

闇組織から完全離脱する方法を探るジョン。その唯一の手段が首席立会いの元で行う決闘。
でもそう簡単にやらせてくれるわけがない。再び賞金首に仕立てられたジョンを無数の殺し屋たちが一斉に襲いかかる。

今回
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.3

組織の掟を破ってしまったジョンウィック。
賞金首となり世界中の殺し屋の標的になる。追っ手から逃れながら人脈を伝い、組織の主席とコンタクトを取ろうとするが…。

ジョンが訪れる先のトップたちは、なぜか手
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.2

シリーズ続編にして次回作への導入でもある。彼が殺し屋から足を洗った経緯が描かれ、その時の契約から新たな依頼を受けてしまう。イタリアまで舞台が広がり物語が世界規模に…

自宅を破壊され、帰る家も失ってし
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.1

元殺し屋ジョン・ウィックの復讐劇。
亡き妻から託された愛犬を目の前で惨殺され、お気に入りの車も奪われてしまった。だが強盗団はその男が何者かを知らなかった。

鉛筆一本で3人の男を殺した伝説を持ち、ミッ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

2045年。VRワールド“オアシス”が舞台。人類の大半はオアシスで暮らしていた。
創始者ハリデーが亡くなり、彼の遺言によってその遺産を賭けた争奪戦が幕を開ける。

主人公はオハイオ州の少年ウェイド。パ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

田園が広がる地方の中学校が舞台。仲間のいじめに加担し、自らもいじめられ、ネットの世界に逃避する少年を描く。

夏休みの旅行で“死”に直面したことで、仲良しの優等生が怪物に豹変してゆく…

中学生は微妙
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フライング・ジャット(2016年製作の映画)

4.4

神の木から力を授かった気弱な青年アマン。母が作った衣装に身を包み悪徳業者に立ち向かう。
敵の用心棒も汚染物質から力を得て凶暴化。汚染された地球上では勝ち目がないと悟り、ジャットが選んだ決戦の地とは。
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.5

バレエに人生を捧げてきたエリーズは怪我によって医師に踊りを制限されてしまう。
失意の中で彼女は第2の人生を模索する。

料理の仕事でブルターニュを訪れた彼女は、独創的なコンテンポラリーダンスと出会う。
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.1

広島を訪れた整は高校生の汐路と出会い 、狩集家の遺産相続に立会う依頼を受ける。相続で代々死者を出してきた一族の謎とは。

忌まわしい過去が現代にも…。殺されなければならないその理由が衝撃的。

序盤で
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

世界的な人気ゲーム「グランツーリスモ」。
このゲームで最速ラップを出したオタク少年が、プロレーサー育成プロジェクトに参加し、リアルガチのカーレーサーを目指す物語。

とにかく気持ちいい映画。スピード感
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.4

製鉄所の事故によって閉ざされた世界。見た目は現実と一緒…あることを除いては。

出口を失った町で暮らす正宗は、ある日、同級生の睦実と訪れた製鉄所で少女と出会う。
やがて少年少女の関係に変化が生じ、それ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.2

シリーズ最終章の後編。

まさかのスネイプ。一途すぎる。
いつかスネイプ目線の映画も観てみたい。

逆にダンブルドアがストイックすぎる。
いつから計画してたんだろう。全てが彼の筋書きどおりなのかもしれ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.2

全てはダンブルドアの掌の上の出来事か。

謎解きも遺品もダンブルドアの自作自演。
未来を予知したようなストーリー展開も。

となると、いつから仕込んでいたのか。
ヴォルデモートの復活ももちろん、ハリー
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.1

シリーズ6作目。ヴォルデモートが動き出す。

ロンが活躍し、モテモテに。
そして恋愛戦争が勃発。もはやヴォルデモートどころでは無い。

印象に残ったのがダンブルドアのこの呪文
「ハリー、ヒゲがのびとる
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.1

またもや鬱展開。子供向けとは言えない。
人々の悪意はヴォルデモートより恐ろしい。
そしてアンブリッジを殴りたくなる作品。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.2

結局、選ばれるのはいつもハリー。他の生徒があんな風になるのも当然。
逆に今までそうならなかったのは偉い。

ヴォルデモートの鼻、テープかな。気になる。

え?ムーディっていつからああなの?

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.4

ハリーポッターでまさかの鬱展開が。
最後、インターステラーかよ!ってなった。
面白かったけど、でもそれはずるいよ。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.4

いちばん怖かったのはマンドレイク。
いちばんドキドキしたのは暴れ柳の襲撃。
謎解きがとても面白かった。

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.2

最強の始末屋・冴羽獠の元に新たな依頼が舞い込む。それは猫探し。捜索する獠と香に謎の組織が忍び寄る…。
“エンジェルダスト”を巡る争いの中で、獠の過去が紐解かれてゆく。

始まってすぐに気づくのは、メイ
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YOSHIKI:UNDER THE SKY(2023年製作の映画)

4.6

コロナ禍に嘆いたX JAPANの YOSHIKIが、彼らのファンや音楽業界を応援するため、世界中のアーティストたちに呼びかけ、コラボライブを企画したドキュメンタリー。

YOSHIKIの優しさに癒され
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.3

久しぶりに観直してみるといろいろ気づく。
世界観の作り込みの細かさとか。ロンのコメディ要素の重要性とか。

あと理解できないのが箒に乗って戦うゲーム。結局、金色のやつを捕まえればいいのでは?

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

4.7

田舎からニューヨークに出てきた青年が、大企業で活躍するサクセスストーリー。

マイケルJフォックス主演の痛快コメディ。
偽名を名乗ったり、人の手紙を開けたり、会社の重役になりすましたりと、成功のためな
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.7

送られてきた謎解きパーティの招待状。そして島に集められた“ある動機”を持つ人々。
謎解きのための殺人ショーが始まるはずが…

パーティ主催者の意図、招待客の思惑、そして探偵の考察が絡み合う構図。
関係
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

はっきり言います。これは観る人を選ぶ作品。
ウェス・アンダーソンの世界観が好きなら、絶対に映画館で、そして中央の席で観るべし。
でもそうじゃないなら、過去作品を幾つか試してから観るのがお勧め。

寝て
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.7

親子が購入した家には既に住人がいた…。
999人のゴーストが住む呪われた屋敷。
心霊を扱うプロが集結し、その秘密を探る。

ディズニーのアトラクションでお馴染み。
そのアトラクションの延長のような映画
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

5.0

幼少期から何度も聞かされた父親の武勇伝。
それが大人になってホラ話だと分かり、父子の関係に確執が生じ、暫く疎遠になる。
父の病が末期になり、最期の刻を過ごす中で、ホラ話の検証を進める息子。その真相は…
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