れなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

れな

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人狼(2018年製作の映画)

3.0

今一つ虚無が足りない。

アニメ人狼が好きな人はがっかりするかも。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.2

勇敢に戦った青年の物語というよりも

・身の危険はいつ何処で脅かされてもおかしくないほど世界は混乱してる

・米国社会のマイノリティをクローズアップ

この2つの要素が強い。
主演3人が実際の3人で
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.0

原作ありきとしても、クメールルージュを題材にした作品は貴重なのでキリングフィールド、S21への言及はした方が良かったかな。

まぁ、まずはこの史実を広く伝えたいならこれで良かったのかもしれない。

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金陵十三釵(2011年製作の映画)

2.9

歴史を知らない日本人、欧米人を洗脳するにはもってこいの歴史湾曲戦争ドラマ。

日本酷い!!!って思った人は歴史を勉強し直して、広い視野で南京事件を再考しましょ。

映画としては私が日本人であることを差
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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

3.5

なぜか2であるこちらから見てしまう大失態。
でも観れたからラッキーでした。

アクションだと思ってたら社会派でした。

過去にリオを訪れ「物騒な楽園」と私はキャッチをつけたのですが、今作は正にリオに蔓
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人間の証明(1977年製作の映画)

3.3

松田優作の「お母さん、あの麦わら帽子をはどうなったでしょうね〜」の読み回しは、遠藤ミチロウの「お母さんあなたのことはいい加減忘れてしまいました」を彷彿とさせる、深み、虚無感、感情の複雑さが感じられてと>>続きを読む

グレートウォール(2016年製作の映画)

2.8

旦那に似てるというだけでここ2年好きなペドロパスカルが出演しているため惚気根性で鑑賞。

チャンイーモウも随分と仕事内容が変わりましたね

名優トニーレオンの扱いの悪さもマイナス点

ロードオブザリン
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

2.9

ジャニーズ脱退後、心機一転決意表明PV
ファンには堪らないのだろうけど、ファンでなければちょっと…
まぁ、園子温と山内ケンジらしい作風は良かったかな。

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.3

途中までドラゴンヘッドかな?って感じだった。
もっと閉じ込められた恐怖感を描いた方が良かったかも!

アシュラ(2016年製作の映画)

2.8

今回も安定してファンジョンミンが気持ち悪かった。
ちょっと真木蔵人に似てるけど。

なんつーか、、、
あ、やっぱそうなります?って展開も、マジだ、やり過ぎじゃね?って展開も引っくるめて俳優の無駄遣い
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.5

生き物は死を目の前にすると生にしがみつく。
それが息子の埋葬であること、生にしがみつくに至る日常がこの光景であること。

ユダヤ人虐殺は作品として題材にしやすいのかもしれないが、どうせなら今なお続く欧
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キャタピラー(2010年製作の映画)

3.2

思ったよりも凹む作品ではなかった。
やっぱ芋虫が原作だから反戦と同じくらいサイコ色が強くて…

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.2

笑えるタイトルだけどタイトルのまんまです笑
チェミンシクの無駄遣い。

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.3

ファン・ジョンミンがほんと気持ち悪くて気持ち悪くて(褒め言葉)!
前評判ほど良くはなかったかな。
この釜山から出航した船は大阪に来て在日韓国人になったのかな?

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.2

怖い怖い怖い!!
何が真実で誰を信じて、何を選択すればいいのかって、怖い!!!

クリスチャンが半数を占める韓国とは言え、よくこんな映画を作れるね?!
韓国、天晴れです!

サスペンスかと思ってたけど
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

4.0

結構前に観たのだけど、あまりにズシーンと来てしまったので中々言葉にならずにいました。

韓国の兵役2年、北朝鮮の兵役13年。
この兵役期間の差。
主人公を見てると豊かな生活をする私は泣けてくる。

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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

相変わらず、英国らしいブラックユーモア!
グロいけど大好きだよ!
こういうところ、園子温監督の地獄でなぜ悪いに通じるものがある。

ほんと、この監督はいちいちセンスがいい!
コリンファースの登場シーン
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

3.8

巨匠の何がすごいって、何十年という時を経てもメッセージに古さを感じさせないところ。
それって結局、時代とか背景とかではなくて人間が本来持つエゴイズムを追求してそこにスポットを当てた、天才にしか見抜けな
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鋼鉄の雨(2017年製作の映画)

3.8

もうね、クァクドウォンがいい!

こくそん、弁護人を立て続けに観てからの今作。

ソンガンホに並ぶ怪優、名優。

韓国の人気漫画が原作らしいです。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.2

新幹線を舞台にするなんて、上手いよなぁ。
横から後ろから襲われることないから戦いの見せ場を作れるものね。
あっぱれ。

最近のゾンビってさ、感染するの早いよね。
最後の別れをする時間もなく、間髪入れず
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弁護人(2013年製作の映画)

3.5

弁護士時代の故・盧武鉉大統領の話。
実話。
大統領選でこういう人に投票できる国を素直に羨ましく思います。

けど正直、ソンガンホが主演でなければ琴線に触れずに観なかったな。
あ、でもチェ刑事役のクァク
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JSA(2000年製作の映画)

3.8

来週、板門店に行くので18年ぶりに鑑賞。
改めて観ると、ソンガンホに継ぐ若手名優と言われる若かりし頃のシン・ハギュンが!!!
それはさて置き、こんなに悲しい映画だったっけ?
この作品を観た後は網に囚わ
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

3.0

難しいですね、兼ねてから三島由紀夫の哲学、作品のファンだった私には突っ込みたい箇所が多かったので、作品の評価ができない。
一緒に鑑賞した主人は普通に面白かったと言ってました。
ごめんな、ただ三島由紀夫
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プレシャス(2009年製作の映画)

3.3

両親からの虐待、レイプ、誰も信用できない不遇な16歳のプレシャスにも、かつてはプレシャス(宝物、かけがえのないもの)という名前を付けてもらった愛された過去があった。

あまりにも不遇なプレシャスの人生
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.2

作品の展開は「全く交わらない日本作法と英国作法のぶつかり合い」と言ったところでしょうか。

そんな展開からのラスト15分。
敬意を表しても受け入れられない。
Mrをつける礼儀。

ラストは嫌いじゃない
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ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.8

三池監督のクローズの何が良いのかずっと分からなかったのですが、これを見て分かりました。

基本的に迷惑をかけたくないから喧嘩もしたくないトオルとヒロシ。
けど喧嘩せざる終えない。
ざっくり言うと喧嘩で
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.1

当時映画館で観たんだよなぁ。小説を読んでいたので結末を知っていたけど…それでもやっぱり切なかった。
母としての愛を貫くことを選ぶのか、女であることを選ぶのか。

車の中でドアノブに手をかけているシーン
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.8

飛び抜けてるわけではないけれど普通に面白いという前評判でしたが、その通りでした。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.7

関東で1番のIMAXシアターである成田で鑑賞。

ノーラン監督、さすがです。

台詞は必要最低限。
台詞で説明なんて映画には不要。

敵が戦闘機以外、一切出てこない。
それなのに、怖い。ハラハラするス
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サボタージュ(2014年製作の映画)

3.0

予告編での期待値が高すぎた。
シュワちゃんとスタローンにありがちなグロ描写の譲らなさよ。
アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」が原作らしいけど全く気づかなかったよ!

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

2010年にあった大阪2児餓死事件のオマージュらしい。

ドキュメンタリーのような感じもした。

昔の母親は孤独でもこんな事件を起こすことは滅多になかった。
けどなぜ、近年はこんなに虐待事件が起きるの
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.6

私は九州出身で母方の家系に隠れキリシタンがいたので、昔から何となくこの問題と宗教観に関しては切れない縁があります。

なんかイッセー尾形がやたらと持ち上げられているけど、イッセー尾形の役は美味しいから
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

4.0

2年に1度の楽しみ「トランスフォーマー」シリーズの公開。

今回は
・旧キャストであるジョン・タトゥーロとジョシュ・デュアメルの再登場

・ブシェミ様が新キャラのオートボットの声優としてクレジット
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あゝ同期の桜(1967年製作の映画)

4.0

今の映画のような色あざやかな色彩もCGもないけく、俳優の演技のみが色濃く残る作品です。

「こんなに短い命であるとわかっていたならば、違う育て方をしたのに」
この台詞につまる親心は今も昔も変わらない。
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