ShoseiHさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.5

そもそもイギリス産の探偵モノがあまりすきではないのだが、今作の映画化においても特に盛り上がる場面もなく淡々としていて伏線も雑だなと。
メリハリがあまりなくダラダラジメジメした展開に思えた。

Pull My Daisy(原題)(1959年製作の映画)

3.6

この空気感大好き
平成のビートニクであり続けたい(笑)

カーズ(2006年製作の映画)

4.3

Route66を舞台にしたカーレースものということで鑑賞。
想像していたより遥かに面白かった。
全体を通してカーレースそのものに焦点が当てられてなく、ルート上の忘れ去られた街の嘗ての姿へのノスタルジー
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

4.2

文明社会・資本主義社会批判をテーマにしたロードムービー映画でありつつその過程でイギリスロマン主義や共産主義理論書や先住民社会評論、そしてこの映画が誕生した時代の先端でもあるアメリカビートニクなどを時代>>続きを読む

エル(1952年製作の映画)

3.5

自意識過剰な中年男の執着心が生む妄想と狂気。
身近に起こり得る偏執狂。

殺しの烙印(1967年製作の映画)

4.4

台詞を抑え画と構図で魅せるスタイリッシュな和製フィルムノワール。

スタイリッシュでドライに魅せようとするが故に場にそぐわないシュールな会話を展開させたり、はたまた感情的に退行することで会話の進行を打
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砂漠のシモン(1965年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

衝撃のラスト。
砂漠にて俗世の快楽を捨ててどこまでも神に近づこうとする者を嘲笑うかの如く長い年月の修行を無に帰すかの如く瞬時に舞台はN.Y.に移り、無神論の象徴とでもいえるようなブルースクラブという現
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波止場(1954年製作の映画)

3.8

マフィアに取り締まられている恐怖政治的で全体主義的な状態とそこからの言論の自由を求めていくあらすじから当時の赤狩りへの反逆をキリスト教的使命として描いていてかなり挑戦的なハリウッド映画ですな

東京流れ者(1966年製作の映画)

4.0

ラストの一連のシーンの構図が圧倒的に印象が強い。チャンドラー的な情と裏切を描いたハードボイルドの要素や、構図で魅せるラストシーンから女を捨てて一人ふらりとさすらっていく終わり方に「上海から来た女」的な>>続きを読む

片腕マシンガール(2007年製作の映画)

3.0

盛大にワロタw
かなりのB級路線突っ走ってるなー
ここまでチープで血みどろにやりたい放題ぶっとんだ映画も新鮮ですな(笑)

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

親子愛とロードムービー。
失われた時間のピースを埋めていく物語。