ShoseiHさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

幻想的なホラー小説の映画化しているような感覚。解決しきれていない縺れたエンディングが余韻を残している。
相変わらずサントラとそれの使い方が秀逸。

キング・アーサー(2004年製作の映画)

3.4

グネヴィアや騎士達との交わりを通じて自らのブリトン人として、ローマ兵としてのアイデンティティを確立していくアーサーの人間ドラマって感じかと。

聖杯伝説のエピソード関連のテーマは扱ってなかったけれどラ
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ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー(1974年製作の映画)

3.0

時代柄を同じくする「俺たちに明日はない」や「地獄の逃避行」同様に逃避行モノって個人的に大好き。
当作の場合はカーチェイスそのものに主眼が置かれていて逃避行中の倫理観だったり精神的に倒錯してしまった過去
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白昼の幻想(1967年製作の映画)

-

J.ニコルソンによる脚本でシナリオ的には支離滅裂でナンセンスだがまたこれがいかにも感があって一興かと。

The Electric Flagによるサントラがまた映画に合っていて1:00:00前後の狂乱
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

異種間(科学と宗教)の抗争のようなテーマを独特な世界観で描いてるなと。


ボリス•ヴィアンのサイドマンとしてピアノ弾いてたらしいコンポーザーのAlain Goraguerによるフリージャズやジャズフ
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

-

スプラッター映画の原点らしい
ハーシェル監督が大量に血糊を買ってきてしまったから作られたとかいうw

ストーリーは大して無くただ血糊使って斬新なことやってみたかったんだろうな感

ロープ(1948年製作の映画)

4.0

ヒトラーの超人理論を信奉して実践してしまう精神的に歪んだ男が友人を絞殺してチェストにしまいこんでその卓上で被害者の身内等を呼んでパーティーやっちゃって破天荒な完全犯罪をやってのけようとする一部始終をノ>>続きを読む

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.0

ソ連からの抑圧、統治の下での後押しを受けるポーランド労働者党政府に抗う若者(マチェク)の愛国心と私情の恋慕の間で揺れ動く葛藤を主軸に描いており、第二次大戦下のポーランドでの抗争下の人々や全体的な社会状>>続きを読む

深夜の告白(1944年製作の映画)

4.0

30年代以降のアメリカハードボイルドやノワール界隈の3人、カイン、チャンドラー、ワイルダーの其々の持ち味が生きてる!群像劇になって一筋縄ではいかない脚本とかチャンドラーらしいなと思った。