ipekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.9

途中、「そう来る!?」と大きめの心の声が出た。
エスター役の女優さんは本当に目が離せない魅力がある。
「前日譚」と聞いた時は(余計なことを…)と内心思ったものの、エスターファンなら、いや前作の記憶が殆
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ロバと王女(1970年製作の映画)

4.0

王女は女神のような美しさ、
王子も彫刻のようなイケメン、
宝石を散りばめたようなドレスに
ひとつひとつ手に取って眺めたくなる小道具たち。
可視化されたおとぎ話の完成形ここにあり。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.4

ミステリーでは全くなく、
「湿地の娘」と呼ばれ世間から疎まれた1人の女性の人生を描いた話。
恋愛要素多め。
途中で飽きるほどではないが主人公や相手役に魅力が感じられず、自分には合わなかった。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

シリーズ1,2作目の内容を一切忘れて観た人間が言えることでは無いが、
特に盛り上がりや中身がないように思えた。
見所は相変わらずクイニーが可愛いことくらい。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

阿部サダヲはじめ演者の皆さんが見せてくれる狂気を楽しむ作品。
グロいのが苦手な人も要所要所薄目で対処すれば乗り越えられそう。
飽きずに観られはするが、すごく面白いかというと微妙なのと、妙なモヤッと感が
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.3

ワクワクしたのは最初だけ。
事が起こるまでに長すぎ、
魅力的なキャラクターもおらず、
オチも不完全燃焼。
予算の無駄遣いという言葉が終始渦巻いた。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

人種差別を主題にしたものは心が辛すぎて苦手なのだけれど、本作はオチでスッキリさせてくれるのでまだ救われる方。

エンタメではなく社会派映画。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2

画面は暗いし、終始何を見せられているのか分からず、ひたすら「??」の131分だった。

個人的に「普通に観ても面白いけれど、鑑賞後他の人の考察を読むと(へ〜)と思える映画」は好きだけれど、「考察を読ま
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.7

テーマは「年齢」と「仲間」。
本シリーズは最初ミニオンたちを観た時の衝撃が大きすぎて、
シリーズを重ねる毎に(今回も元気で可愛いな……^^)くらいまでに感想が落ち着いてくるけれど、
ミニオン好きなら観
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.6

なぜこれほど名作といわれているかは分かりかねたが、普通にいい映画だった。

「ボクサーが『エイドリアーン!』と叫ぶ映画」程度の前知識だったため勝手にマッチョイズムが敷かれているのかと思っていたが、
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.9

画や登場人物の言動が終始極めて不快でも、それを楽しめる稀な作品。

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.6

途中若干の眠気に襲われるも、
温かく切ない気持ちに浸りたい時にはぴったり。
終始不思議な空気を纏うヒューマンドラマ。

アザーズ(2001年製作の映画)

3.4

今まで観た作品の中で一番ニコール・キッドマンが美しく撮られていた気がする。
オチはgoodだけれど、過程が面白いかと聞かれたら微妙。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

あらすじで「どちらか先に死んだ方の墓の上で踊る誓いを立てた」的な文言を見て不安に煽られたが、観てよかった。

好みの外見の人間と出会い、
中身も自分の想像通りの素晴らしい人に違いないと思い込み、
彼/
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.7

冷戦下で勇気と友情を示した2人の男性を観る映画。
想像より難解すぎず、楽しめた…という表現には語弊があるが、終始ドキドキしながら見入ってしまった。

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.6

考えうる中でベストな結末。
ごく自然に女性同士のカップルが登場した時点で推せる。
ぷくぷく赤ちゃんも堪能出来る。
恋愛でも戦争物でもなく愛の映画。

ソルト(2010年製作の映画)

4.1

スパイ映画の中でトップスリーに入るくらい好き。
展開の早さ、どんでん返し、全体の尺、アンジーの格好良さ・美しさ、難しすぎないストーリー、全部完璧。
続編が未だ作られていないのは残念だけれど、ここからど
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.8

クズ父娘とまともな母娘を同時に観られる良作。
娘の冤罪を晴らすためどれだけ執念深く証拠集めをするのかと思いきや、尺の殆どは主人公の新しい生活に使われる。
とはいえ退屈とか冗長に感じることはなく楽しめた
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RRR(2022年製作の映画)

4.7

心を動かされる要素がてんこ盛り、
見所に次ぐ見所で目が離せないので3時間でも全く飽きない(身体は痛くなる)。
ジャンプの人気作を映画化しました、という感じなので老若男女大絶賛の理由も分かる。
そしても
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

「『万引き』家族」というタイトルから内容を邪推、鑑賞を長らく躊躇っていた本作。
現在放送中のドラマ『ブラッシュアップライフ』が好きすぎて主演 安藤サクラのファンになり、遂に観た次第。

登場人物皆重い
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セックスで繋がる3つの世界/ZOOM ズーム(2015年製作の映画)

3.3

ふざけた邦題にもある通り、セックス/性が主たるテーマではあるが、登場人物は皆至って真剣。
その切実さが3つの世界線を繋げて……という筋書きだが、ひたすらよく分からない話。
所謂観客の興奮を誘うような映
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マネー・ピット(1986年製作の映画)

3.4

ハリボテの豪邸で行うピタゴラスイッチ。
短尺なので途中で脱落する程ではないが、如何せんオチが微妙だった。
カップルの関係より家の工事に集中してほしい。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

今まで観たゾンビ映画の中で一番かもしれない……
展開の早さ、疾走感、ギリギリの環境で繰り広げられる濃い人間ドラマ。
ゾンビの勢いも素晴らしい!普通に生きている私より余程生命力に溢れている。

ただ、自
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.9

王道のシンデレラストーリーといえばそれまでだけれど、
学校のみんな、マネージャー……登場人物が皆可愛らしくてとてもよかった。
特に同僚のParkerが最高、、
Jennifer Lopezの歌を死ぬほ
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

Chanelの、デザイナーとなるまでの半生を描いた作品なのかと勝手に予想していたものの、
気に食わない男①に寄生して(養ってもらっているのに何故あれほど強気!?)、更に気に食わない男②とイチャイチャす
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.4

自分勝手極まりないスター女優と、基本的には高い職務意識を誇るボディガードのラブストーリー。
物語が捻ったものでない分、2人の絆を如何に素敵なものに見せるかがミソであるところ、個人的にはどこで愛が生まれ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.7

奈緒は原作のマリコそのまま、
永野芽郁ちゃんは原作のシィちゃんとはイメージが違うけれど、だからこそ、「映像で見るシィちゃん」の迫力に圧倒された。
望ましい幸福でなくとも、物語として完璧なラスト。
原作
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.8

系統としては『アダムス・ファミリー』に近い。
キャスト達の茶目っ気たっぷりの演技、奇想天外なストーリーを楽しめる1作。
性格がいい人物として描かれている訳では無いのに、Meryl Streep, Go
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.5

ジュラシックシリーズを観る動機は「人間が逃げ惑う場面を見たい」なのだけれど、そのようなシーンが思いのほか少なくて不完全燃焼。
まぁ上記が危ない願望だとしても、他に見どころと言えばジュラシックワールド内
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.6

Tom Hollandの魅力を味わいたい!
仲間と財宝を探す熱い冒険が観たいけれど唐突なラブシーンは不要!
あとガッツリファンタジーよりはもう少し大人向けで!
そんな要望を満たすワクワク映画。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

北欧映画によく見られる、陰鬱かつ不穏な雰囲気でほっこりファミリーを包んだらこうなりました、という映画。
特に理由はなく私は好きだが、逆に理由を求めすぎるとそれほどハマらないかも?

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

人間ドラマ、恋愛、複雑なストーリーライン……
これら全てを忘れて、とにかく狂った全力戦闘シーンを脳に直接摂取したい時には最適。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

所々ツッコミどころはあるものの、
他の映画であれば殺されなさそうな人が容赦なくやられる点は推せる。
吉岡里帆ちゃんはやっぱり好きだし、
主要キャストがよかった🙆‍♀️

インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

最後はしっかりうるっときたけれど、
皆が大絶賛するほどには刺さらなかった。
ストーリーより、映像の迫力で長尺を耐えた感が強い。
SF、宇宙というテーマは良くも悪くも大規模なので、それがあまり…という人
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ホワイトアウト(2009年製作の映画)

2.8

勢いはあるが、銀世界の中全身防寒スタイル(=誰が誰だか分からない状態)で敵との攻防を繰り広げられても…という感じ。

ヒロインの過去は色々大変そうだが、そこから何も学んでおらず心配になった。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

イケイケな男女のラブコメか…
タイムループものも恋愛ものもどちらも興味無いしな、、と敬遠していたが、
思い切って観て良かった!
タイムループと恋愛、いずれも従来とは違う描き方がされているため新鮮だった
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