ipekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

アス(2019年製作の映画)

3.1

社会的なメッセージの秘められた映画だと思って観るか、サスペンスホラーと期待して観るかで受け取り方が異なる気がする。
私は後者だったので、展開の整合性に疑問を抱いたのに加え、何だかよく分からない気持ちに
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.4

相変わらず(ターミネーターは1,2作目を視聴済)話の内容はあまり好きじゃないけど、2020結婚してくれ大賞のマッケンジー・デイヴィスがあまりにも、あまりにも良すぎた。
彼女の魅力で他の要素が全部吹っ飛
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.2

132分とそれなりに長尺、かつ謎を張り巡らせているわりに動機も過程も結末も中途半端。
登場人物の多さがデメリットになってしまっている。
キーである「解剖」も、別に取り入れなくてもよかった気が、、
原作
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.4

内容が全体的に薄く、登場人物の掘り下げも出来ておらず、ツッコミどころも多い…と今一つな雰囲気を漂わせながらも、かといって飽きはしないのは、ひとえに主人公の男の子の天才的な演技力と天使のような顔面による>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.5

B級ホラーっぽいジャケット+邦題なのにTSUTAYAのジャンルではコメディの棚にあり、おまけにレビューでは泣けるというコメントがちらほら…
どういうこと!?と好奇心を刺激され鑑賞。
確かにじわじわ笑え
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別離(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

私はマザコンなので、離婚する両親に心を痛める子どもの気持ちも分からないし(仮にマザコンでなかったとしても超合理主義者なのでメリットが多そうな方につく)、
宗教はクソだと思っているので信心深さ故に面倒な
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

主人公にイライラしすぎて残り20分で挫折してしまった。
自信は大事!より自意識過剰は良くない、が正解な気がする。

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

主人公がひたすらかわいそう。
どうすればいいか分からなくなっちゃうよね〜〜妻の自殺を食い止め、ゴミ親に育てられながらも施設には保護して貰えない(発育に問題は無い=糞尿塗れでもなんとかミルクは貰ってたか
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

初インド映画!謎の歌やダンス、ノリを違和感なく受け入れ、楽しめた自分にまず驚いた。ミュージカルより好き。
テーマとしては『バッドジーニアス』と似ている部分があるけど、そちらよりもっと壮大で、とにかく元
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

普段は絶対に観ない「邦画」×「日常系」、人からの勧めで思い切って鑑賞。結果、とても良かった、、、

まず深川麻衣ちゃん、工藤水生さんの『笑えよ』という本の書評をしていたことくらいしか知らなかったけどと
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.6

色々とツッコミどころはあるし、細部まで丁寧に胸糞だし、「女性が虐げられた環境でも強く生きた主人公」を描きたいのかもしれないけど結構周りの人に守られ&迷惑かけてばかりでは…と思ったが、面白かったかと聞か>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.2

無印の『ハッピーデスデイ』があまりに面白くてつい続けて鑑賞してしまった本作。
当然期待値は★4.5でスタートするわけだけど、それでこの満足感すごい。
笑えるし、途中まさかの目頭が熱くなるシーンもあるし
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ面白い。
ホラーではないな、ハイテンションコメディサスペンス?オチも最高。
普段なら苦手なはずのイケイケ女子大生(私は""陰""の女子大生なもので)、なんとなく憎めないし惹き付けられる。素
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.5

鑑賞前から分かっていたことだが、映画にスリルやドキドキハラハラを求める私には「………で?」という感想しか浮かばなかった。
温かい雰囲気の食堂で提供されるメニュー(おにぎりなど)も注目されたようだが、個
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

飽きはしないが面白くもない。
『タワーリング・インフェルノ』のオハラハンのように格好良い消防士を期待していたのに、皆家庭の事情や私情を現場に持ち込みすぎでは??そもそも冒頭から我が子を連れてくるとか、
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.9

展開(そして誰かがお亡くなりになるのも)がスピーディで無駄がなく、終始画面に釘付けに。
主演+7つ子を演じたノオミ・ラパスさんのファンになる。
ストーリーのしっかりしたアクションって最強。

ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.4

かなり(尺が)短く感じたので随所で突っ込みつつも見入っていたのか…?
タワーリングインフェルノの元ネタ(?)と聞いて納得という感じ 面白さはそちらに負けるが、じわじわくる味わいがある。
実際このような
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ペット(2016年製作の映画)

3.2

初めから終わりまで既視感のある展開。
AnimalsではなくPetsだから当然かもしれないが、動物たちは結局人間に可愛がられ飼われるのが一番という結論はどうなのか。
しかし、90分と短く、使われている
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

手に汗握る展開を売りにするタイプかと思いきや意外と緊迫感なし。
そのせいかとても88分には感じられず、何度もBDプレイヤーの時間を確認してしまった。
幼い息子を殺した本当の人間が分かる場面は評価できる
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.5

初めて深田恭子さんのこと可愛いと思った。本当にお人形さんみたい。
全体的に雑だし、綺麗とは言えないし、ストーリーに特に捻りはないが、それでもイチゴと桃子の百合の波動を感じて108分後には何となくほっこ
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.1

今まで観たSF(枠なのかは断言できないけど)の中で一番好き。
白黒なのも相まって終始優雅に、良い意味であまり緊張感なく進んでいく。
私はドーン!バーン!みたいな最近のCGを駆使したSFが好きでは無いの
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オチのその先も予測可能だったので、個人的には微塵もどんでん返し感はなかったがそれでも楽しめた。
何となく『ゴーストランドの惨劇』と少し似ている気がしなくもない。
ホラーだと勘違いしていたのはジャケット
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

サスペンスも好きだけど、やっぱりパニック映画は面白いなぁ
ハラハラしたい欲が定期的に湧き上がってくる人間としてはたまらないぜ!
最初の40分くらいは「もしかしてつまらないのでは…?」と不安になったが、
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

誤解を恐れずに言うと、私はマクマーフィか婦長かどちら側かと言えば後者だし、寧ろ彼女は彼女なりに自分の善を尽くしての行動だったと考えられるが、私だったら絶対無理だろうと思う。
あんな地獄の幼稚園みたいな
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ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.3

芸術的感性の欠如によりクラシックとコンテンポラリー、両方良さが分からないものの、ダンサーのしんどさは分かった。
踊りに込められた複雑なニュアンスは理解できないので、楽しそうに踊っている時がこちらとして
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

君も……アマプラくん恒例「パッとしない雰囲気なのに最高に面白い」映画だったのか!
「膣は命の息吹だ」という台詞に象徴されるように、終始常人の理解が及ばない舞台でストーリーは展開していくんだけど、エログ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

(実話だと知らずに観たけど)実話って何かイマイチなんだよね
主人公、生に執着ありませんみたいな顔してめっちゃ必死で逃げるじゃん
私だったら自分だけ逃亡するために、協力すると言った仲間に「知り合いの住所
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アリス(1988年製作の映画)

3.4

よくわからないざらざらした不安だけが残った。

ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

ダンボ、ジャケットや予告をちらっと見た限りでは若干苦手なヴィジュアルかも…と危惧していたけど、蓋を開けてみれば人間の赤ちゃんぽさが強くて可愛かった。
そして『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』といい
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

下層の再生産ってこういうことか〜と冷めた視線を送りつつも何だかんだ引き込まれていたのかも。
人間的にダメダメだけど、娘に対する態度だけは素晴らしいお母さんのことが完全には嫌いになれなかったからだと思う
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.7

やっぱりファミリー系アドベンチャーってわくわくするし安心して観られていいなぁ
内容もありきたりかと思えばそんなことはなく、ほのぼのパニック(?)とでも言おうか、全体的な一昔前感もよい。
あとジュディ&
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見ていなかったら途中で挫折していたかも。
私も精神病んでるので気が滅入ることはなかったけど、悪いのは全部貧しいのに子どもを作る・引き取る親。
勉強など努力を以てしてもそこから這い上がれるのは1
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初の方、ちょっと我慢ならないくらいトニーの全てが不愉快だったけれど、次第に何故あの可憐な奥さんがトニーに惚れたか分かった気がした。
奥さんや子どもを心から大事にしているし、
自分がすごいな、信用でき
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.8

五億年ぶりに邦画観たけどとても面白かった。
犬神家の一族といえば、小さい頃映画館の予告編を観て戦慄した記憶があるようなないような…とぼんやりした印象を持っていたが、製作年的にこちらではなくリメイク版の
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