ipekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.3

ドナルド・オコナー、、
私が男性だったら恋に落ちていた。
楽しくてキラキラしていて、一緒に雨の中で踊りたくなる作品。

パピヨン(2017年製作の映画)

3.5

脱獄物が好きなので面白く見られた。
「プリズンブレイク」や「es」に洗脳されているせい(?)で予想していたより目を背けたくなる感じではなかった。
そもそも、投獄理由は濡れ衣とはいえ、金庫破りも立派な犯
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.3

あまりストーリーに入り込めなかったため、登場人物も主人公(とにかくリーダー振る)と飼育係(犬とズッ友)くらいしか識別できなかった。
ただ、エイリアンが面白いくらいグロかったこと、'82年とは思えない画
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初は全然面白くないし、この人たち、秘密暴かれなくても大して仲良いようには見えないが…と思っていたけど、中盤をやや過ぎたあたりからグッと面白くなる。
ドロドロが大放出されるので…!
人のスマホは見るも
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.7

ロアルド・ダール原作とは知らなかったけど、考えてみれば彼とウェス・アンダーソンのコラボなんて最高の相性だよね。
ユーモアと皮肉を彩る可愛らしさ…
永遠に観ていたくなる映像。
ストーリーも面白いし、アマ
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誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ファルハディ監督、安定の鬱ムーブ助かる!!
最初陽気で幸せそうな人間しか出てこなくてイライラしていたので、彼らがどんどん猜疑心を強めていく様は爽快だった。
全体の尺が長めなので、冒頭のハッピーウェディ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.7

人間がどんどん不幸になっていく映画が大好きなので、観ていて非常にテンションが上がった。
それでいて肝心なところは見せない、ある種のファニーゲーム方式。LOVE。
盲目的な愛は愚かな感情であると教えてく
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人間の値打ち(2013年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

クソみたいな人間(というより男)しか出てこないので、彼らが破滅に向かっていく様を見て楽しむ映画かと思ったら違った。
同じ状況を章ごとに違う人物の視点から描く手法はあまり見かけず、飽きなかったのは評価ポ
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全くと言っていいほど鬱要素を感じなかったのは私がいい塩梅で共感したからか。
私は暫定アセクシャルであるため、性に対して主人公ジョーとは対局の立場にいる。それでも(だからこそ?)三度の飯よりセックス、ビ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

まず、こんなに長尺にする必要なし。
敵役の仲間たちももっと削って良し。
無駄が多い割りに、内容が薄い。主人公の1人である「シャイニング」を持った女の子、アブラが強すぎて、敵役のトップであるローズが終始
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.8

汚い、煩い、不快。
裕福になる夢を見ながら地下生活に甘んじ、それでも生きたいと思えるのが不思議で仕方ない。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.3

ストーリーは特に面白くないが、主演2人の熱演が良い。
私もマッケンジー・デイヴィスに子守されたい以外の感情を失った。

三十九夜(1935年製作の映画)

3.6

グレゴリー・ペックに引き続き、またもや魅力的な俳優と邂逅してしまった。
ロバート・ドーナット、、、

今回の好きな場面は、家政婦の悲鳴に汽車の汽笛が重なるシーン。
このヒッチコック的な(?)表現を眺め
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.8

皆「後味が…」とレビューする中、普通にスッキリした自分のサイコ加減がよく分かった。
登場人物たちと同じように、視聴者である私もずっとモヤモヤを抱えて観ていたから余計に。
穏やかな暮らしの中に侵入する重
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蛇のひと(2010年製作の映画)

3.6

独特な雰囲気のみで面白さをキープしている稀な映画。

震える舌(1980年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

破傷風、怖いなぁ、、
昌子役の若命さんの演技力が、耳を塞ぎたくなるほどそれを伝えてくれる。
オカルトホラー的趣旨で作られたようだけど、どんな病気もその恐ろしさをきちんと認識する(その上でしっかり予防す
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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.9

ヒッチコック、芸術性と面白さを両立させていてやっぱり好きだ、、、
イングリッド・バーグマンは完璧な美しさ。こんな精神科医さんに診察されたら秒でメンタル回復する。
グレゴリー・ペックも、これまた彫刻のよ
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.8

1作目は可もなく不可もなく、世界観を楽しむ映画かと思っていたが、続編である本作は格段にグレードアップしている。
人を苛立たせる天才集団のサマーキャンプ、
金髪碧眼の美しき悪女、
可愛いウェンズデーのブ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

遺産相続、自殺に見せた殺人、名探偵、、と要素としては捻りはないが、主人公が犯人(実際は違ったが)と最初に開示することで新味が加わる。
彼女の罪が暴かれ刑務所行きになるルートも後味が悪いし、かといって故
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.7

雑な部分がないわけではないが、スピード感が重要なので気にならない。
ありがちなストーリーかと懸念していたが、終始退屈せず観ることができた。
特に終盤の展開がエンタメとしての完成度をかなり高いものにして
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.6

アラン・カミングのキラキラした瞳に終始惹き付けられた。
当時の現実を、チョコレートでコーティングせず描き切っているのが良い。
個々人の特徴問わず、夫婦、親子等家族制度の意味に対する疑問が強まった。

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に面白かった。
【良かった点】
グロさや大きな音で押してくる系ではなく、精神的に追い詰めてくる系で○。透明人間そのものは恐怖の対象では無いので、どうホラーとしての色を付ける…?と思っていたら、
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.1

私には韓国映画は向かない(n度目)が、今回に限っては滑稽にすら見えるオーバーな演技も切実なもので、それを真に迫ったものてして受け取ることができないのは私の生活が平和すぎるからなのかもしれない。
日本、
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サラブレッド(2017年製作の映画)

3.5

オリビアとアニャ、どちらも素敵
二次創作書けそうなくらいには百合の波動を感じた
飽きそうで飽きない、絶妙な間のとり方が◎

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.7

①良い意味でしっちゃかめっちゃかなストーリー×②主演女優2人の怪演!
①について、笑ったり恐怖を感じたり驚いたり…と感情が忙しかった。このようなジャンルが限定されない映画はやっぱり好き。
②について、
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アメリ(2001年製作の映画)

2.9

…良かった点がアメリの部屋の可愛らしさしか思いつかない。
言わずと知れた超有名作だから観たけれど、恋愛映画は向いていないことが再確認出来た。

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.0

話の内容は胸糞、1.8。
ヴィオレッタの、お人形さんそのものとしか言いようがない圧倒的な可愛さは5.0。
足して割ったら3.4になるところだけど、幼少期つらい体験をしておきながら、幼い女の子に過激な役
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.7

高校時代、仲の良かった同性の友達に告白して困らせたことを思い出して胃が痛くなった。観ているこちらが胸騒ぎ。
どんな恋愛感情も、一歩間違えれば身勝手で醜いエゴの塊だよなぁ

キサラギ(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シュールなテンポと時代を感じる雰囲気、嫌いじゃないなと思いながら前半を鑑賞。中盤辺りから空気が変わるも、そこで終わるとしたらよくあるドラマ。この作品の見所は、後半の怒涛の畳み掛け。どんでん返しというよ>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

はいはい、オリエント急行タイプねと思ったら違った上、その後オリエント急行が台詞に登場して興奮した。
観客を裏切ってくれる映画が何より好きなので。
あとオルガ・キュリレンコが素晴らしくタイプ。6ヶ国語話
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

飽きはしないが、131分後の結末があまりにも、、
過酷な真実を子どもたちに共有するのは愛ではなくエゴ

アス(2019年製作の映画)

3.1

社会的なメッセージの秘められた映画だと思って観るか、サスペンスホラーと期待して観るかで受け取り方が異なる気がする。
私は後者だったので、展開の整合性に疑問を抱いたのに加え、何だかよく分からない気持ちに
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.4

相変わらず(ターミネーターは1,2作目を視聴済)話の内容はあまり好きじゃないけど、2020結婚してくれ大賞のマッケンジー・デイヴィスがあまりにも、あまりにも良すぎた。
彼女の魅力で他の要素が全部吹っ飛
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.2

132分とそれなりに長尺、かつ謎を張り巡らせているわりに動機も過程も結末も中途半端。
登場人物の多さがデメリットになってしまっている。
キーである「解剖」も、別に取り入れなくてもよかった気が、、
原作
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