tamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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真・鮫島事件(2020年製作の映画)

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うっかり二度見ないよう記録。
脚本、カメラワーク、全て飽き飽きしてくる上、若手役者の力量不足。
私的ホラー映画の醍醐味、除霊シーン(成功してもしなくてもどちらでも良いが)一切なし。
早送りで見ても長く
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空白(2021年製作の映画)

2.9

モヤっとしたものを抱えたまま、折り合いってものもつけられぬまま、怒ってるうちにもう何に対して怒ってるのかわからなくなるくらい疲れて、そして自分を責め始め、ヘトヘトになった頃ようやく少しずつ受け入れてい>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.0

私的にホラー映画の醍醐味は謎の除霊師とか多種多様な除霊方法なんだけど、これはまあまあ楽しめた。高田純次呼ぶかと思いきやそうきたか、みたいな。高田純次バージョンも見たかったけど。
原作の芸人を知らないけ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.0

凄腕の殺し屋のジョンなのだけど、時々無駄撃ちというか同じ人の同じ場所に何発も撃ち込むのは弾切れしやすいんでは……と余計なことを思ってしまった。
出てくる者、ほぼ皆殺しはある意味爽快だし終始ジョンの殺し
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.9

登場人物たち、特に主役の家族とマーティンがどこまでも人間味のないというか感情がない不思議な奇妙さ漂う、一種のホラー映画。唯一ピアノが欲しいとか髪の毛は切りたくないとか親友が学校に三人いるとか食事中も猫>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

2.8

よくわかんないまま見始めて、序盤のテンポの悪さとついていけないギャグにダレつつあったけど、チキン屋繁盛あたりから段々面白くなってきて、ラストはそうきたかとスカッとアクションものに変わったのは嬉しい誤算>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.8

4種類の天才ピアニストを描いた映画。ストーリーはおまけみたいにとにかくピアノ演奏シーン盛りだくさんで音楽を楽しむ映画だった。
また二次予選の指定曲の「春と修羅」がかなり現代音楽的でびっくりした。カデン
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脳男(2013年製作の映画)

1.7

共感性も社会的モラルも持ち合わせていないサイコパスたちに、一般的な感情論やモラルでひたすら訴えるポンコツ精神科医にイライラしっぱなしだった。落ち着きのない刑事も苦手だなあ。
爆発シーンは打ち上げ花火並
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任侠学園(2019年製作の映画)

2.3

西島秀俊がいまいち迫力ある怖いヤクザに見えない、どちらかというとインテリヤクザに見えるんだけど、まあ緩いコメディ映画だったし真面目なヤクザだったからあれで良かった気もする。
GTOとかごくせんとかあの
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.5

チャーリーズ・エンジェル、メンバー変わってもやっぱり好きだな。キュートでかっこいい女の子が暴れ回るのはほんとに爽快。今回チャーリーの正体のヒントがチラッと出てきたけど、威張る男どもへのアンチみたいな意>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

ラスト30分くらいまでひたすらのらりくらりと落ち目のハリウッド俳優とそのスタントマンの日常みたいなのが延々と続くのだけど、この二人、ディカプリオとブラピだからかキャラがタランティーノ作りの愛すべきバカ>>続きを読む

インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

1.8

物語は1よりちゃんと分かりやすくなったし、真相編みたいなこの作品なんだけど、怖がらせ方が1と同じ調子だからかものすごく眠くなってしまった。
悪魔に乗っ取られた体なのに動きや体力はおそらく人間本人のもの
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

ハリウッド十八番の地球を救うアメリカンヒーローものかと思いきや、その手の映画を皮肉るみたいなシーンもあるし、ひたすら真逆に突き進むのは爽快。
権力は地球よりも人類よりも尊し、変なヒューマニズムや正義感
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インシディアス(2010年製作の映画)

2.0

個人的にホラー映画の楽しみの一つ、霊媒師登場があるんだけど、この映画の霊媒師もエリーゼはともかくそのお連れのコミカルな二人が良かった。最終的にはパパのジョシュ自らに頑張ってもらうことになるのであの二人>>続きを読む

イキガミ(2008年製作の映画)

1.8

いかにも漫画的な設定とタイトルで、まんま漫画が原作の映画。三つのエピソードをバタバタと詰め込んでいたのだけど、ドラマで1話ずつちゃんと描いた方が良かった気がする。
面白いけど、映画で見なくても良かった
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.5

終始テンポ良くクルクル変わる形勢逆転続きは飽きることなく最後まで鑑賞できた。
今どきのビジネスドラマという印象もあるけど、社内の内輪もめや派閥争いを上手くエンターテインメントにしていると思う。
個人的
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

1.2

全編通して言いたいのは 「落ち着け、犬養!」
とにかく落ち着きなくて、物に当たり散らかすからおいおいってなってしまう。
安楽死の問題がテーマかと思いきや単に普通のミステリーサスペンスの枠にスライドして
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.2

やっぱりパージシリーズは面白い。パージ法施行のプレ実験ということで序盤は説明的なシーンが長めで飽きかけたけど、始まってしまうとスピード感とハラハラで夢中になれた。
ディミトリがやたらかっこよく、アクシ
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仮面病棟(2020年製作の映画)

2.0

テンポも良く、ピエロの仮面の顔が好きなデザインだったし、前半の病院内の密室シーンはミステリーというよりホラー感あってワクワクした。
ミステリーサスペンスとしては伏線回収のところで、ん?あれ?それは強引
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

1.5

閉塞感漂う貧しい島の話。役者陣の演技はみんな良かったのだけど、設定がいまいちよくわからなかった。いぶきは売春の仕事ができないってのも、結局病気なのかアル中なのか単なる特別待遇なのか不明。働いてる女たち>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

1.2

そこまで怖くないのに登場人物たちが怯え演技満載でちょっと白けてしまった。白石晃士が好きなせいで、エキセントリックな霊媒師登場を今か今かと期待して見てしまったので、出てこないことで眠さマックスに……。>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

2.9

柳楽優弥が顔こそ似てはないけどなかなかちゃんとたけしっぽい仕草や喋り方で、違和感なく最後まで観られた。
つい調べてしまったけど、ビートたけしは深見師匠の生き写しと言われるくらい芸風を引き継いでいたらし
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.0

短いという理由だけでとりあえず観たけど、クライムサスペンスはなんだかんだ時間忘れるので、え、もう終わり? という気分にもなった。
正直冒頭の渋谷の爆破予告でお祭り騒ぎする若者やら野次馬たちにはあの描
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.1

マ・ドンソクを殺れるやつはいないが、刺したやつが出てきた。でもどんだけサイコパスでもどんだけ狡猾でもマ・ドンソクには勝てない。
マ・ドンソクの映画はマ・ドンソクという一つのジャンルとして楽しむのが正し
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罪の声(2020年製作の映画)

3.0

実際にあった事件をベースにフィクションとして犯人探し的なストーリーではあるけど、この原作者が注目したのは実際にあったこの事件も同じく子どもの声を使っていて、その子どもたちが自分が喋った声が何に使われた>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.2

実話ベースの物語で、元の事件はなんとなく知ってたけど、ニュースでは犯人が勝手にもっと殺したと自白してるみたいな報道だった記憶。でも担当刑事は今でも捜査やめてないと知り、刑事視点が観られて面白かった。刑>>続きを読む

レイクサイド マーダーケース(2004年製作の映画)

1.2

ミステリーとしてもいまいち、お受験問題としてもいまいち、ラストシーンのいらなさ、どこが見せ場なのかもわからぬまま。
東野圭吾と青山真治の食い合わせが悪いのかな。
タイトルに惹かれて見たけど、内容忘れて
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.0

なかなかの狂いっぷりが良い。
耽美的なエロスの行き着くところってノーマルじゃ文学に収まらないのかなと思うほど。
エロ部分は置いといても、貴族たちのまともじゃなさ、貧民たちのまともじゃなさに、和風美と韓
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

ほぼ地下の部屋だけで、登場人物も基本的に必要最低限しかいないのだけど、ミステリーとしてよく出来ていた。
最初は何の事件なのか誰が刑務所にいて話してるのか、なかなか分からないけど、伏線回収パートに入って
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.0

マ・ドンソクに勝てるやつなんているんだろうか、と思うほどにもう平手一発で相手を半殺しにする強さ。腕の筋肉なんて半端なくて刺されても全然平気そう。
バイオレンス盛りだくさんだけど、全てはマ・ドンソクの登
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

バトルロイヤル系好きなのと、女同士の格闘シーンが好きなので、好物といえば好物作品なのだけど、パージを観た直後に観たので、社会風刺的なものの物足りなさはあった。やたら強い主人公とやたら強いある意味ラスボ>>続きを読む

パージ:大統領令(2016年製作の映画)

4.0

1作目より2作目、そして3作目とどんどん面白くなっていた。1作目は今思えば何だったんだと思うくらい地味なホラーだったのに、もうアメリカ代表してもいいくらいアクションホラーになっていて面白かった!
ラス
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累 かさね(2018年製作の映画)

1.7

不思議と芳根京子と土屋太鳳が似て見えてくる。ダンスシーンはやはり土屋太鳳の十八番なのかな。
累が醜い顔醜い顔と言うけれど、傷さえなければニナに劣らず美人なのが気になった。傷とか手術である程度消してあと
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.2

蜷川実花の映画の中で一番しっくりきた。ストーリーがこのくらいハチャメチャで特に内容ないけどキャラだけたくさん〜くらいが、蜷川実花のあの派手な色合いとマッチしていた気がする。
キャラもの映画を撮り続けた
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楽園(2019年製作の映画)

2.4

コミュニティの維持は脆くて危うくて、それを保つために最も簡単なのが共通悪なのはどこでもそうだけど、スケープゴートになった者の地獄。
言いたいことは分からんでもないけど、ちょっととっちらかってる印象。
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.1

あれから20年か……。お金を持ち逃げしたヤツも持ち逃げされたやつも、一度は平凡な暮らしをしていたようだけど、長く続かず、またラリった世界に逃げ込んでいた。
映像も音楽も視聴者がラリってるかのような演出
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