Tetsuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

Tetsuya

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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.8

2020年東京オリンピックの開会・閉会式の演出を担当される山崎貴監督の新作。
今回は思いっきりファンタジーにふった作品。
山崎監督作品の好きなところは、どの作品にせよ、作り手の自己満足にならず、常に観
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.9

佐藤健さんと土屋太鳳さん。
この2人じゃなかったら観てなかっただろうし、この2人だからこそ観る人に強く届く映画になっているように思いました。

8年ってとてつもなく長いと思うし、それでも信じて待てるほ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

「アメリカンスナイパー」
「ハドソン川の奇跡」
そしてこの「15時17分、パリ行き」
と、ドキュメントが続くクリント監督の、2015年のタリス銃乱射事件を題材にした作品。
それにしても今回は当事者を実
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

割と淡々と2人の心情を追った作品かな。
サスペンス的な展開を予測していたせいか、多少拍子抜けした感じはあったけれど何とか最後まで見れました。
でもなぁ嘘の免許作る必然性とか無いし、灯台巡りは長いし。。
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火花(2017年製作の映画)

3.4

原作未読。
言いたいことは最後の桐谷さんのセリフに凝縮されてる気がしましたが、そこに行き着くまでの展開がマニアック過ぎというか映画としてのは盛り上がりに欠けるというか。。。
最後まで観るのがちょっと辛
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

血の通った素晴らしい映画。
想像の百倍くらい奥行きがあるストーリーに加え、クリス・エヴァンスとマッケンナ・グレイスちゃんが素敵✨
身近な人が精一杯の愛情を注ぐことは勿論のことですが、特別な才能の有る無
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.0

面白かったです。
一つのレシピが紡ぐ世界最高の料理を追求する2人の運命のお話。
料理にさほど興味のない私でもストーリーにのめり込んで最後まで楽しめました。
エンドロール後のラストも素敵なエンディング✨
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これでアカデミー4部門も獲ったの?
というのが正直なところ。
言葉を話すことの出来ないこの女性が、なぜ半魚人をこんなに愛したのか?
お互い孤独な存在だったから?
この一番大事な部分が希薄な感じがして全
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夜叉(1985年製作の映画)

3.9

降旗康男さん監督、木村大作さん撮影のコンビで未鑑賞だったため借りてみました。
田中裕子さんって外見よりむしろ声が何とも艶があって好き。
あんな声でささやかれたら確かにたまりませんわw
それと35歳のビ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

映像が素晴らしくて字幕が邪魔に感じ、吹き替えで鑑賞しました。
飄々とした草刈正雄さんのが声がポアロ(ケネス・プラナー)に凄くマッチしていたと思います。
この女優さんどこで観たっけって最後まで思い出せな
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.0

ザック・スナイダー監督なので一応観ておこうかなという程度。
恐らくこういう構成でこういう流れで、こういうラストだろうと予測した通り過ぎだし敵の親玉がまぁショボいこと。
あとJ・Kシモンズとかジェレミー
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

こういうミュージカル映画って出演してる役者さんが皆楽しそうでいいな。
でも何だろう。そこまでハマれなかったというのが正直な感想。
ストーリーの展開が早すぎてなんか感情移入できなかったからか、語り尽くさ
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.9

ジェラルド・バトラーにジム・スタージェス。おまけにアンディ・ガルシア、留めにエド・ハリスと私的に好きな俳優さんオンパレードだったのでそれだけで鑑賞。
ディザスターパニックという側面プラス、陰謀サスペン
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

クリステン・スチュアートってこんなに可愛いかったっけ?w
彼女が出てる作品結構観てるけどコレがダントツで可愛い✨
軽快なテンポで話が進むウッディ・アレン監督らしい人生劇で相変わらず面白かったです。
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アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.8

随分前に観た作品ですが再鑑賞。
内容はアメリカ片田舎の不良達の成長を描いてるんだけど、とにかくスティービー・ワンダーの曲とのマッチングが最高♪
映画そのものを観たいのか、ラストのこの曲を余韻と共に聴き
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.6

ラストにケイティが読んだ手紙に全てが集約されていたと思う。
ダニエルさんの言いたいことも分かるけど、国(行政)としても一定の秩序を保つためにルールが必要なのは当然の事なので、どちらに問題があるとは一概
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.8

出だしコメディっぽい映画かなと思いながら観始めたらどんどんシリアスに。。w
それにしても母親の身勝手さ加減に途中から腹が立ってしょうがなかった。振り回されるグロリアが可哀想だよ💦
でも、誰かのために一
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

3.5

交通事故で重傷を負い、再起不能と診断されながらも復活を果たしたボクサーの話し。
実話。
主人公ビニー役のマイルズ・テラーも良かったけど、禿げ上がってお腹の出たトレーナーの人、、どっかで見たよなって思っ
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光をくれた人(2016年製作の映画)

4.4

灯台守のラブロマンスかと想像して観始めてたら、思わぬ展開にラストまでハラハラドキドキの緊張感がありました。
これだから映画は観てみないと分からないw
あとこの邦題「光をくれた人」ってタイトリングのセン
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世界にひとつの金メダル(2013年製作の映画)

3.5

馬の映画好きなのでジャケ借りw
馬術競技に日頃からもう少し親しんでいれば、最後の緊張感がもっと違っていたかも。
競馬を題材にした「セクレタリアト」や「シービスケット」に比べると地味な印象でした。
まぁ
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.6

素晴らしくバランスのとれた作品。
主題は昨日観た「タイタンズを忘れない」と同様に、黒人人種差別で物凄くシリアスな社会問題だけど、それを希望を持って印象深く観客に伝えるにはどうすれば良いかを考え抜かれて
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.5

素晴らしい作品。
勝利するという一つの目的に向かって、コーチ、選手、街の人が人種間の垣根を越えて徐々に心が繋がり一つになってゆく様が爽快でした。
やっぱりスポーツっていいですね✨
アメリカフットボール
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.9

苦手なジャンル、、ホラーと子供が主人公の映画。
そんなわけで名作と言われ、平均評価高かった本作に今まで何となく手が伸びませんでした。
で、観たわけですが、才能を開花させるには小さい頃に自分の才能を感じ
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.8

2作目から更に9年後。
今度はギリシャが舞台。
2人の会話密度はそのままに、それ以外にも仲間同士での雑談もあって新鮮に映りました。
この3作目のラストシーンでこのシリーズで本質的に言いたかったことが何
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

1作目から9年後に作られた続編。
今回は舞台をウィーンからパリに変えてのお話。
1作目は恋愛論が多かったけど本作は人生論が多かったように思います。
2人が成長したってことかな。
それにしてもこの膨大な
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

友人の勧めで鑑賞。
恋愛映画は久しぶりな気がします。
2人の会話を通して、生き方や男女の関わり方などに沢山のメッセージが込められた作品。
余計なエピソードを入れず殆どを2人の会話だけで成立させてるのも
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.4

伝えたいテーマがこうストンと胸の奥に響いてくる感じ。
好きですこの作品。
高良健吾さんの小学校の先生の奮戦。
尾野真千子さんのDV。
喜多道枝さんの痴呆症。
と3本の柱が絡んでくる展開を予測しながら観
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

今更なのですが初見ですw
どうもこのデビッド・フィンチャー監督の映画はエイリアン3、ドラゴンタトゥー、ベンジャミン・バトン、ゴーン・ガールとどれもダークトーンな一本調子で単調に思えてピンとこなかったの
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.7

樹木希林さん扮するお婆ちゃんの作るコーンの天ぷらが美味しそうでお腹が空きましたw
ある家族の普通の日常を普通に撮った感じで、台所の風景が私の実家そっくりでビックリ。
若い頃は殆ど戻りもしなかった実家で
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未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

4.0

原題はHævnen(復讐)

アフリカ難民キャンプで働くスウェーデン医師アントンの、仕事場と家族に起こる出来事のコントラストを用いながら、その両輪で描きたかったテーマを浮き彫りにしている手法がとても鮮
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.0

う〜ん期待し過ぎたかな。
愛の究極的な形を描いた作品なんだろうけれど思ったより単純で説明的すぎてあまり胸の奥に響いてこなかった感じ。
言葉や人間関係ではなく、もっと作品全体から感じられる物を予想してま
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.0

こりゃ観る人選ぶわ。
日本史好きで原作読んでないとおそらくかなり辛いでしょう。
おまけにたたみかけるような早口の台詞回しなので理解していくのにやっとでした。
役所さんだけは流石でセリフが聞き取り易かっ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

2.5

平均評価が高かったので観てみたものの個人的にはピンと来なかった。
不気味と言えば不気味なんだけどね。
黒人さんだけを狙う必然性をイマイチ感じなかったし、彼女の両親が整形外科医と精神科医ってところで何と
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

前回から更にストーリーが進み、レイ、ポー、レンそれぞれの話がパラレルに進行する前半と徐々に結び付いていく後半で今回も見応え充分でした。
いつにも増して今作は美術が素晴らしかったように感じました。
スチ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

Split。
意味は分裂、分割。
そう言えばボウリングで両端にピンが残った状態のことスプリットって言うっけ。
多重人格者の話しだけど正直言って24人とか多すぎじゃなかろうか?
確かにメインは5人くらい
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(2017年製作の映画)

4.5

観た後ジ〜ンっと染みてきてしばらく動けなかった。映画観てこんな感覚味わったの久しぶりです。
樹木希林さん主演の「あん」も良かったけれど、本作を監督・脚本・編集を一人でされた河瀬直美監督。。やっぱ只者じ
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