Tetsuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

Tetsuya

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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.9

ネットワーク社会の未来像を見せてはくれたけど、全体的にインパクトがないというか地味な感じ。
小型カメラがもたらす情報ネットワーク社会のイノベーションって話で作品のキモは悪いとは思わないけれど、で、何が
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.2

面白い!
原作があるとは言え、ここまで徹底した映像での世界観の作り込みや、それぞれのキャラクターのキャスティングが秀逸✨
みんないいけど特に菅田さんが全開で気持ちいい👌
邦画で久々に集中してそしてゲラ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.3

一見奇抜なストーリーに思えるけど、ラストまで観ると心地良くストンっと腑に落ちる。
そしてさすが忠犬ハチ公を題材にした「HACHI」を撮ったラッセ・ハルストレム監督の新作。
どのワンちゃんの表情や動きの
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美しい星(2017年製作の映画)

2.5

う〜ん…。
最後まで観るのがシンドかった😅
どんなに突飛な設定でも最終的に帰結する部分が良く出来てると、その奇天烈なストーリーが逆に効果的に思えたりするけれど。。
ラストも微妙な感じw

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.0

発想は面白いと思うのだけど、この手の設定って映像作品にすると何か物足りなさを感じてしまう。
原作をテキストベースで読んだ方がきっと良さそうな感じ。
で、笹野さんたちの一味。(国家機関だったっけ)あれは
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.5

タイムパラドックスで時代を超越するメディアが手紙というとどうしても「イルマーレ」を思い出してしまいました。
あの人とこの人がココで繋がって、、といった構成はよく考えられてるように感じましたが目新しさは
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.5

マーベルの中でも好きなシリーズ。
クリス・ヘムズワースがやっぱカッコいいな✨
今回はメチャメチャ強いソーとロキのお姉ちゃんが登場という新要素。(オーディンの隠し子登場?)
アスガルドと地球を行ったり来
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

最後の福山さんの立っていたショットが監督の本作でやりたかったことの象徴なのでしょうねきっと。
確かに綿密に張られた伏線を見事に回収するストーリー構成もそれはそれで見応えあるけれど、本作のようなその様々
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

冒頭の少年が雨の日に居なくなるあたりまではカメラワークなんか凝ってて期待が膨らんだんだけど、ITそのものが姿を見せ始めた辺りから何かつまらなく感じてしまった。
子供が主人公の映画が苦手なせいもあってか
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

2.5

前回見直して観たほうがよかったのかなぁ?
復讐劇なんてありふれた設定だし、エイプの画像がすごいのはもう前回、前々回で見せられた点だったので今回はあまりというかほとんど感情移入できませんでしたw
確かに
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.2

アポロ13号が月に行ったことは知っていたけれど、こういう方々がいたことは初めて知りました。
キャサリン、メアリー、ドロシー。
3人の実力ある黒人女性たちがNASAを舞台にのし上がっていく実話ベースの作
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.7

女性版007と言う触れ込みだったのだが、男性版ほどのスタイリッシュさというよりもワイルドな感じでした。
それにしてもアクションが物凄い。
ロングショットのアクションシーンでは途中でNG出たらどうするん
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スペースウォーカー(2017年製作の映画)

4.3

素晴らしかったです。
内容の濃い2時間20分。そして全編絵がとってもかっこいい。
1965年、私が生まれた年に人類初の宇宙遊泳を成功させたロシアの宇宙飛行士の話で、こういう宇宙物の作品は沢山見ているは
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

う〜ん。
可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
ラストがなんか残念な感じがどうしてもしてしまいました。
ストーリー構成が期待しなかった割によくできていたのでもったいない気がしました。
なんでよ?
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スクランブル(2017年製作の映画)

3.0

ビンテージカーが沢山出て来て壮観な作品。
大好きなコブラが出てきたのでとても嬉しかった✨
車が車だけにそれほど派手なカーアクションがあるわけではないが、これだけの数のビンテージカーが出てくる作品はあん
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.7

ストーリーも淡々としているしカメラワークもラフなんだけど逆にそれがリアリティーがあって、東日本大震災の余波としていまだに続く人々の葛藤を浮き彫りにしていたように感じた。
主人公の女性の生き方だけではな
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.2

久々に観直してみたけど今でも見応え充分。
そしてこれだけそれぞれの配役がハマってる映画も珍しいですね。
ウィリアム・ボールドウィンとカート・ラッセルの兄弟消防士は勿論、スコット・グレンのベテラン消防士
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.9

インクを滲ませたようなアニメーションがとってもきれい。
前半は何となく観念的でコナー少年の家庭環境の問題とこの怪物が語るストーリーの因果関係が今一歩ピンとこなかったんだけど、中盤から終盤にかけて上り調
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

単純に音楽とカーアクションの融合を楽しむ映画だと思う。
使われた曲のバッグボーンにもう少し知識があったら、映像とのマッチング含めもっと楽しめたような気がします。
知らない曲ばかりだったので今一歩ハマれ
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

4.1

構成的にすごくよく考えてある。
絡繰りも読めなかったしこういう作品好きです。
演出過剰と思えた鋼太郎さんのパワハラ演技も、この物語の主旨とのコントラストを表現するためだと考えると納得がいきます。
確か
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ライフ(2017年製作の映画)

2.0

やっぱこういう地球外知的生命体(敵対性)物って興行収入いいのかなぁ?
時代が変われども次から次に出てくる。
キャスティングが豪華だったので予備知識全くなしで鑑賞しましたが個人的には全く面白くなかった。
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

人と人との縁を紡ぐ。
悲劇的恋愛の映画かと想像していたけど、そうではなくて別のところにきちんと伝えたいテーマを持った作品。
とても新しく感じたし、素敵なテーマだと思いました。
原作買ったものの先にこっ
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

この作品で本質的に言いたいことは既出感があるけれど、ギリシャ神話のゼウスとアレス、第一次世界大戦時のナチス毒ガス開発。この2つのハイブリットストーリーって意外とありそうでなかった組み合わせかも。
ワン
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.8

お伽話とは勿論わかっているんだけど、ここまで精密に作られた画像を見せられると妙に納得してしまう。
シリーズを重ねてさすがに新鮮味はないけれど、毎回いろんなフックを設定して観る人を飽きさせない展開。
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.0

2ヶ月もTSUTAYAに行かないと新作がいっぱい並んでてどれから観たものかと悩みましたw
まぁそれはいいとして、エイリアンシリーズの世界観を踏襲しつつ、最先端の映像処理が見事で予想以上に迫力もありまし
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.2

類稀な才能を持ち、その才能を活かすことに夢中になり、半世紀近くも作曲を続けて来た一人の音楽家が、日頃どういったことに問題意識を持ち、どう仕事に向き合って生きてきたか。
また、音楽(音)の追求においては
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.9

もうこのキャスティングなら観るしかない。
沢山笑わせていただきましたw
ゆる〜い映画っぽい感じだけどアリバイ工作のところなんてちゃんと考えててそれがまた笑えた。
マイケル・ケインとモーガン・フリーマン
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

マンチェスターということでイングランド北西の町の労働者階級の話かと思っていたら、アメリカにも10箇所あるそう。
この作品の舞台はボストン近郊の小さな港町のマンチェスターです。
この主演のケイシー・アフ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.8

映像的にはとてもクオリティの高い実話映画。
2013年4月に発生し、4人の死者と多数の負傷者を出したボストンマラソン爆弾テロ事件。
報道で断片は知っていたものの全容を知る良いきっかけになりました。
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無限の住人(2017年製作の映画)

3.2

座頭市みたいな一撃で敵を粉砕するのも華麗だけど、この作品のような三池監督の泥臭い演出もリアリティがあって良いと思う。
武士の一分以来の木村拓哉さん久しぶりの時代劇。前回より数段演技に迫力があって引き込
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

4.2

素敵な映画だと思います。
厳しいけれど大切な言葉が沢山散りばめてあります。
10年くらい前に読んだ本で、「夢をつかむイチロー262のメッセージ」というのがあって、262も書いてあるのに私が覚えているの
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.3

見事な作品だと思います。
生きて行く上で人にとって大切なものは何か。
単純で複雑でやっぱり単純なようなこの曖昧模糊としたテーマを、120分という尺で最大限に効果的に描くにはどうすればいいのか。
考え抜
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

2.5

全然ピンと来ずw
まぁテーマ的にはタイムリーなのかもしれないけど、演出も単調で捻りもなんもなし。
だからと言って撮影が緻密かといえば、砂漠と岩とサボテンがあるところでロケすればこのくらいどう撮っても撮
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

4.0

原題は【 POLYTECHNIQUE 】。
意味はフランス語で工科学校。
つい先日もアメリカテキサス州の教会でまたもや銃乱射事件が発生し27名が死亡。一つ間違うとこうして一挙に多くの犠牲者が発生する銃
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.4

観て良かった。
光・色の捉え方やフレーミングが本当に素晴らしくて、映像観てるだけで釘付けになりました。
実話なので過度な演出が無い分、絵の力やキャストの力量が試されるのだけど、皆さん流石の演技でした。
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.6

悲しいから泣くのではなく、何もかもが素晴らしくて泣きました。
野獣王子の瞳が優しくて凛々しくて素敵でした。
「美女と野獣」は劇団四季さんの舞台を何度か拝見しましたが、映像作品として観たのは今更ながら初
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