KaWaKeNさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.8

まさかのロードムービー的展開が中心なのがグッドポイントでした。ミュージカル要素はほどほどやった
やっぱり安定の矢口作品面白かったけど、コメディやからもっと振り切って必死に演技してもいいと思うちょっと小
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.6

メカデザイン凝っててかっこいいな
記憶を利用した面白い作りの脚本やけど結果的には平凡
トムクルーズやから良かった

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.7

こういうの耐性あると思ってたけどこれはさすがに応えた
最後にえ、当たり前でしょ?って感じでさらっと伏線が繋がって鳥肌が立った

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.3

いやもうお見事としか言いようのない映画の技法が詰まってた
モリコーネの音楽を挿入するタイミング、かなり工夫が凝らされてる。顔の極端なクロースアップショットが印象的
結局西部では良い奴悪い奴という区別じ
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ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

3.7

オリヴァーストーンの社会派映画
3時間超の中に物凄い情報量が詰まってる。一回観るだけじゃなかなか全部の相関を把握するのが難しかった。
裁判のシーンは鋭く勢いがあって、グッと引き込まれた。
役者陣がそう
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昼下りの決斗(1962年製作の映画)

3.5

クライマックスにこの映画の良いところが詰まってるかな
あとはダラダラしてる
決闘の向き合う構図がキマッてた

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.9

『ベイビー・ドライバー』の下敷きとなるような音の表現、カットの繋ぎ方がふんだんに見られてめちゃめちゃ気持ちいい!
ユーモアを交えながら平和に進む前半と打って変わって、緊張感のあるクライマックスと怒涛の
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.5

長回しの横スクロールアクションとか、こんなの見たことない!というような見所がたくさん
徐々に謎が明らかになっていく感じが巧妙なシーンの切り替えと相まって見事な効果を発揮してた
結末は深読みしちゃう

ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

4.1

タランティーノが取り入れたというペキンパー作品
銃撃戦がリズム感あって最高。矢継ぎ早なカットの切り替えは超絶技巧
そしてラストは一筋縄ではいかない。でもとっても爽やか

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.7

すごい良かったですよ!久しぶりにメンインブラックの世界観を味わえただけでお腹いっぱい。リーアムニーソンめっちゃ良い。
大事な局面でもどこか抜けた部分があって笑えた前3作の主人公2人とはまた別で、今回は
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

3.8

冒頭のCMからいきなり面白いし、名だたる戦争映画へのあからさまなパロディがめっちゃ笑える。と、同時に描き方と背景が変わればこんなにも滑稽に見えるんだよと諭されてるようにも思える。
シンプルジャックのく
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.9

SFファンにはたまらんオマージュがたくさん!良い意味でも悪い意味でもアメリカらしさが溢れ出てて、全編通して笑っちゃう。
それでいてアメリカのとっつきにくいような社会問題を溌剌と描いていているから、そん
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

これほんまにX-MENシリーズの続編なのかって疑うくらいキャラクターの描き方が甘くて表面的やった。そのせいで登場人物の言動にピンとこない場面も多々。
今回はジーンに焦点を当てて周りがおざなりになるのは
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プロメア(2019年製作の映画)

4.0

最初から最後までハイテンションで展開が速いからダイジェスト版みたいやけど、もはやそれで良いと思えるくらいの勢い。アトラクション性。音楽のタイミングがセンス抜群
どこまでもコテコテに突き詰められたメカニ
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.6

難解な内容やったけど、最後のシーンのセリフでなんとなく分かった気もしたけど、やっぱりなかなか難しい
でも映像マジックが面白くて、かなりのエンターテイメント性があった

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.1

そうそうたるメンバーやけど、岩井俊二と大根仁と川村元気とアニメ表現が混ぜるな危険やったって感じ
広瀬すずの声は良かった

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.7

成り上がりからの転落系の話かと思ったら最後の展開が予想外でやられた
冷戦後の世界情勢を描く映画ってそんなに観たことないからこの時代の社会的なメッセージも伝わってくる

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.1

シークエンスごとに感動ポイントがあるけど、『長いお別れ』という名の通りゆっくり時間をかけて語っていくスタイルが、認知症を伝えていくうえで劇的な効果よりも響いてきた。
リアリティのある物語の中で、ところ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.9

大昔子供の頃に観て衝撃を受けたシーンの記憶が断片的に残ってたけど、その頃は理解してなかった意味がアメリカの史実とかと照らし合わされてなるほど〜〜ってなってるすごい個人的な感想
登場人物が人格者ばっかり
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

あんまり未来っぽくない未来感良いな
ずっと主演マイケルファスベンダーやと思ってたらホアキンフェニックスやったんや
社会的に受容された狂気ってすごい言葉やな

ペット2(2019年製作の映画)

3.7

試写会にて
複数の話が群集劇的に進むのを約90分にまとめてるから少し説明不足になってるけど、それを吹き飛ばすほどキャラクターがかわいい。スノーボールが最高。前作が立場の違いからの対立と和解がテーマだと
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.0

証言の食い違いからドラマの演出が変わったり、本人がドラマに出演したりと、ドキュメンタリーとドラマのボーダーラインを限りなく薄くするような取り組みがみられて面白かった。
スタイリッシュなアホさにちゃんと
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ペット(2016年製作の映画)

3.8

かわいい!
ペットの動きの再現性がかなりリアルやった
ペットと地下動物の対立は階級社会の縮図ですか!
橋×危機みたいなクライマックスはコテコテのハリウッド映画観てるようで笑っちゃった

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.6

退屈せず全然観れたけど、思いっきり振り切ったファンタジーということでもなく、現実世界に不明瞭なファンタジーが舞い込んだという印象で少し中途半端
役者の演技は素晴らしかった

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

ポケモン愛くるしい、、、エンターテイメントでした。
コメディとアドベンチャー、適度なミステリ要素があるけどそれ以上の発展はなく少し物足りない感じ、レディプレイヤー1観た後も似たような印象を受けた。でも
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

4.2

単なる表面的な青春物語じゃなくて、舞台となった沖縄のおかれた状況がストーリーや演出に影響しているのが良かった。特に米軍基地のフェンスは象徴的に描かれてる。
批判的な意見もあるやろうけど、現実に対すると
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.7

原作漫画のタッチを残してるからなのかセル画のアニメーションとはまた違った印象を受ける。そこにCGが加わってなんか物凄いクオリティのものが観れた。色んなアニメ様式のオムニバスって感じがする。
ストーリー
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.9

そこに華やかさを求めてはいけなくて、悶々としたものを抱える1人のひねくれた若者の物語として観た
結局のところモリッシーが何を考えているかなんて本人のみぞ知るところであって、こちらがとやかく言えることで
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.7

冒頭のシーン的にナチュラルボーンキラーズみたいなロードムービーが始まるのかと思いきや、思わぬ方向にストーリーが引っ張られてびっくりした。
主人公の葛藤が伝わってくる

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.1

前作と比べものにならないくらいスケールアップ。怪獣同士が対峙する構図が絵になる。バチっとキマッてる。
渡辺謙が目立ってて、渡辺謙に持っていかれた、、、あと主演の女の子当たり役でめっちゃいい。
舞台こそ
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ヒート(1995年製作の映画)

3.9

すっごいハラハラした。強盗〜銃撃戦のシーン、ラストの一騎討ちなどガンアクションのクオリティが半端ない
そんでもって画面に映るアルパチーノとロバートデニーロの存在感がすごいから余計
でも贅沢な映画で3時
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メトロポリス(1927年製作の映画)

3.7

これ以降描かれるロボット映画の基本形といえるような物語構造
支配者と労働者の構図を1927年のドイツで取り上げてるっていう部分も注目できる
メトロポリスの都市造形がかっけえ

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.6

レジェンダリー版ゴジラ1作目がデジタルデジタルしてたのに対して、今作は60年代臭がする古めかしさが良かった(正確には70年代の話やけど)
劇場で観たら2倍くらい感動しそう

みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.9

全体から漂う古さがこの映画の温故知新的なテーマにすごい合ってる
三谷作品が大好きやから自然と高評価になっちゃうけど、ニヤニヤが止まらん展開と大物の惜しみないカメオ出演がたまらん

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.5

テンポの良さ、編集、場面切り替えをはじめとする演出がかなり秀逸
よく引き合いに出されるグッドフェローズとは確かに近いものがあるけど、こっちの方が生々しく、逆にストレートでアクがない
いやもう終始キレッ
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.2

感情的レビュー
リドリースコットの世界観と大阪が生み出す化学反応、最高すぎるやろ、、、画がとてつもなくかっこいい。
役者の使い方がバチっとハマってる。松田優作はハリウッド史に残るような悪役を演じたので
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