Tigさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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百円の恋(2014年製作の映画)

4.7

映画を観て久しぶりに熱くなれました。
引きこもりの女性がボクシングと出会う事で変わっていく姿に感動。というか安藤サクラの役者としてのストイシズムに感動しました。何かに一心不乱に打ち込む事で自身の内面や
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アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)

3.4

私怨で行くとこまでいってしまうという…みんな暴走気味だしCIAとはなんぞやと思わずにはいられないですが、それはそれ。
それなりに興業収入を叩き出しているだけあって見応えある展開にはなっていると思いまし
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コルト45 孤高の天才スナイパー(2014年製作の映画)

3.3

ハードボイルドなサスペンスかと思いきや予想の斜め上を行く展開に。
主人公のバカさに呆れますが決して駄作ではないと思いました。
ラストはちょっと脱力する反面、続編があったら見てみたいかも。

皆殺しの流儀(2014年製作の映画)

3.6

全く期待していなかったですし、エンディングも違う展開を予想していたので良い意味で予想を裏切ってくれました。
老齢の元ギャング対若者ギャング集団っていう構図はわかっていたのですが、もうちょっと暗い、低温
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スローイング・ダウン ファストファッション(2016年製作の映画)

3.3

他にもプロパガンダと感じていた方が…
ウールの押し付けは勘弁だけど、勉強にはなる。個人的には服好きなのでファストファッションを着ようとは思わない。
ただ対極にあるラグジュアリーとて必ずしもサスティナブ
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Make Us Dream(2018年製作の映画)

3.5

ジェラードの抱えてきた思い、特にプレッシャーが映像や証言を通して強く伝わってくる。見ていて苦しくなるけど、間違いなく良作のドキュメンタリーだと思います。実際に経験した本人にはリスペクトしかないです。

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.9

もうなんでもありだけど、B級レースもの映画をインフレを繰り返して地球規模のドデカいアクション映画に昇華させてしまうハリウッドのバカバカしい程のスケール感にある種感動すら覚えました。ただやっぱり個人的に>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

幼い頃に誘拐され外に出られない環境で偽の父が製作していた番組ブリグズビー・ベアに夢中になっていた青年ジェームズ。

あらすじをサラッと見ただけで大分狂った話だなあと思いつつ観たのですが、
なかなか考え
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.7

これはガツンとやられました。
最近国内外ノワールやヤクザ映画でビビっとくるものがあまりなかったので余計に。
松坂桃李と役所広司。
特に松坂桃李は娼年やこの作品をはじめとして俳優としての自身を研鑽してい
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

マイマザー以来の鑑賞。
母子と越してきた隣人、三者の気持ちのぶつかり合いが痛く、寂しく、時に心温まる思いにさせられる。
あー最後これかよ…からのまた同じルーティンを繰り返すんだろうなという微かな期待感
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

4.3

結構前に観たのでうろ覚えですが…インパクトあるオープニングでいきなり掴まれました。
名もなき野良犬のロンドってフランス映画みたいなタイトルですが、観ているうちになるほどなと納得。狭間を揺れ動く男の心情
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.9

ホッコリする映画でした。家族で観るのが正解なやつです。主人公ビリーの成長していく過程が微笑ましい。程よい笑いもあって安定感のある作品という印象です。
一方で子供が大人の姿にっていう設定を活かしきれてい
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.6

映画全体の雰囲気はとても好きでした。酒向芳、ニノ、キムタクいいじゃないですか。やや消化不良な点もあったけど釘付けになって楽しめました。

原作は未読ですが、その土台に原田監督のメッセージがブッ込まれて
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

本当に久しぶりのホラー。この作品特有の不穏さがドキドキ感はもとより、どんなオチが待っているのかというワクワク感を煽ってきてどんどん先が見たくなります。
アイデアが素晴らしい良作だと思います。
キャサリ
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

4.8

ミッドナイトエクスプレスを一瞬思い起こしましたが、こちらのほうが作り手に舞台となった国への敬意や起こった事象への俯瞰した視点があるように思います。
最近観た中ではダントツでインパクトのある映画でした…
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ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

2.0

オープニングは衝撃的
ラストは悪い意味で衝撃的

原作はエドワード・バンカーのハードボイルド小説。きっと原作は面白いんだろうけど。
中盤までいい感じだったんだけど、なんか急に置いてけぼりにされてしまっ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.2

田舎の女の子が都会でモデルとして大成しようとする…というありふれた話をこの男が監督するとなんでこうなる。。
途端にトラウマ映画化してしまう…
いやグロいしエル・ファニングが適役なのか疑問だし冗長に感じ
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.5

楽しいバカンスのはずが、車が時速160kmで暴走して大パニックを引き起こしてしまうドタバタコメディ。フランスのコメディってTAXI2みたいなベタベタの寒いやつも意外とあるからちょっと不安でしたがきっち>>続きを読む

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.3

ポルノ対セックス。確かに別物だしどちらも男にとっては不可欠?だけど、本作におけるポルノへの執着はちょっとアディクションの領域かと笑
チャニング・テイタム主演の予定だったと聞いて納得。実現していたらハマ
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.0

サム・ロックウェルがいい感じでブラックコメディとしては笑えたし、なかなか面白い構成だとは思うんですが、もうちょい違う帰結はなかったかなと。各シークエンス、特に終盤それぞれのキャラクターにやっとこさ感情>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

レビューし忘れ4。
ケン・ローチ作品を観るのは超久しぶり。なんかパッケージ見たらホッコリする感じですが、そこは社会派のケン・ローチ。緊縮財政を取っていたイギリスの機能不全な社会保障制度への怒りややるせ
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

レビューし忘れていたその3
前作のホムセンアイテムを駆使した戦いが
楽しかったので期待していたのですが親切なタクシードライバーになってました笑
色々なモノを用いて戦うシークエンスは本作も健在で面白かっ
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.4

レビュー忘れてたその2。イドリス・エルバ×リチャード・マッデンのバディもの。
CIAのアウトローと天才スリ師…ああ既視感バリバリの佳作だろうなとタカをくくって観たのですが意外に面白い!と思わせてくれた
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

レビュー忘れていた映画。
エグさと笑いとカッコイイのバランスが相変わらず秀逸だったけど、前作を観たときほどの気持ちの高揚はなかったかなと記憶しています。
タロン・エガートンのフレッシュかつ堂に入った演
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.6

先に続編を観てしまうという失態を犯した本作。ソルジャーズデイも相当ハーコーな話だと感じましたが、やはり初作にあたる本作は格別に重たかったです…
エミリー・ブラント主演だけど色々な登場人物の視点があって
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

アクションがふんだんに盛り込まれていてスパイアクション的な面白さが印象に残っています。面白かったですけど、再度手に取って観てみようという類いの作品ではないかなと個人的には思いました。
リスベット=ルー
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.1

ああ…特捜部Qに続いてこちらも続編と知らず最新作から観てしまうというやらかし…
前作を観ていなくとも楽しめる良作だったのが救いです。
米国内でのテロ事案に端を発し、テロリストの密入国を支援していると思
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7

最も残虐な悪が誕生するってコピーには偽りありと言わざるを得ないというかむしろいい奴なんじゃないかと思ってしまいました笑
色々な方のレビューで散々既出だと思うのですが、バディものとして楽しめるけど、いつ
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.1

単発ものかと思いきや4作目とは…観ている途中まで全く気がつかず…
でも初見の私でも充分に楽しめました、っていうかコレすごい面白いじゃん!
ストーリーを追うなかでなかなか風呂敷広げるなあと心配しながら観
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

無学ゆえ光州事件自体知らなかったので、隣国でこのような凄惨な事件がおきていた事に驚きを禁じえませんでした。と同時に本作を観た事で韓国の内政や地域対立の歴史に関心が高まり、ボヤっとしか理解出来ていなかっ>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.2

なんか眠たい序盤だなあと思いきや中盤以降は前作の2割増し位で衝撃的なシーンがてんこ盛りで腹抱えて笑えました。
グロさとブラックユーモア満載です。
もう終始こちらに話しかけているような語り口は本作の独自
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.8

思えば前作を観た時はまだロッキー1とファイナルしか観ていなかったなあ…
にわかな私が言うのもなんですが、
今作に関しては全タイトル、特に4は観てから鑑賞する事を強くオススメします。

ストーリーはとり
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タグ(2018年製作の映画)

3.4

ジェレミー・レナーと鬼ごっこという題材に惹かれて鑑賞。
ハートフルな話で面白いんだけど、この手の笑わせ方、少し食傷気味かなと感じた面もあり…とはいえラストはとても良かった。

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.4

下品すぎてただただ笑った。
頭空っぽにして観れる映画。
とりあえずコメディライクなデニーロが好きなら間違いないと思います。
絶賛するほどではないけど時間潰しには充分な佳作という感じでしょうか…
家族と
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.3

今更ながらスタントの凄まじさに圧倒されました。このシリーズにかけている思いがヒシヒシと伝わってくる感。ローグネイション同様、ストーリーはいい意味で裏切らないというか予定調和なんだけど、毎々観ているこち>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.7

あっブシェミが出てる!
それだけで観た作品でしたが、ロシアの史実をブラックコメディとして昇華させた本作はなかなか興味深い映画でした。

意外と丁寧に史実に基づいた設定がなされている(…と思われる)ので
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