いわはるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

いわはる

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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.2

ムズいっすね。

原作があって実写化する場合、映画仕様に画力を派手にしたり、視覚体験として面白い描写が入ってきたりすると思うけど、こんなにも小説を読んでいるような映画ってあまりないような気がします。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

「クリストファー・ノーラン様、拝見させていただきます。」と一度声に出してから見ましょう。生半可な気持ちで見始めてしまうと、「なんや、このおもんないのは…」となってしまうので、全容を把握する努力を怠らな>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.5

わかりやすい映画ではあったけどなっていう感じ。カイルが居てくれたおかげで凡作は回避出来た印象。「そう来たらそう来るよな」という展開が多く、邦画好きな方なら満足して帰って貰えそう。

カイルがアダムが病
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

シリアスに描かれるべきシーンでも、テンポ感とコメディを重視してたのは二重丸。評価が高いのもよくわかる。砂漠を綺麗に撮れてる映画はコケない。勝手に立てた仮説です。

ただ、中国が参戦してきたくだりで萎え
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.1

撮り方が苦手。ゾンビ物、パニック物やから緊迫感出さんといけんのはわかる。でも、あの編集の仕方はめちゃくちゃ目が疲れる。

人より動体視力がないのもあると思うんやが。

セッション(2014年製作の映画)

4.2

おもしろい。ただしとんでも映画。
見てる時はワクワクしたり、理不尽に対して怒ったり、感情が忙しくて楽しかった。

でも、いざ見終わってみると、「あのくだり、なんか…」とツッコミどころばかりが湧いて出て
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

撮り方が無茶苦茶好みの作品でした。

ストーリーは創作と言えど、現実を踏まえた設定なので、重たい気持ちのままで鑑賞終了。ちょっと明るくなるかというシーンもあったけど、しっかりそういうオチがついてました
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.8

2回目の鑑賞。

めちゃくちゃわかりやすい映画。教訓が盛り込まれた少しバイオレンスな昔話みたいな感じ。マティのジブリ感(宮崎駿感)は日本人好きな人が多いのでは。こんなわかりやすい映画をコーエン兄弟が撮
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

鑑賞2回目。

シガー、癖になる。
人殺すペースが早いのなんの。

この映画の怖いとこは基本静寂なんですよね(車両爆破とかお目覚め楽団は無視してください)。無音に近い場面が続くほど、画面に吸われるよう
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クィーン(2006年製作の映画)

3.2

当時は生まれてなかったんで、今作で英王室内の空気感を初めて知った。ダイアナ元妃の悲劇的な最期は結構テレビ番組で採り上げられることも多く(アンビリーバボーとか世界仰天ニュースとかで)、認知してたものの国>>続きを読む

マルコムX(1992年製作の映画)

3.4

長ぇ。
僕の鑑賞してきたなかでぶっちぎりで長い。

マルコムは優秀なスポークスマンだったんだなと。黒人解放運動に身を捧げた偉人の名前は知ってたけど、マルコムがこういうタイプだったとは知らなかった(監修
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

アーサーに感情移入ができない人は知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれない。

これ以上は何も書かない方が良さそう。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

時間をかけながら見ました。
劇場ならずっと見てられるんでしょうけど、自宅で見てしまったんで、用語の膨大さ、暗い画面の多さで、チビチビと止めながら鑑賞しました。結果、本編の倍近くぐらいかかった。

字幕
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.2

事前に勉強せずに見た方がいい作品でしたね。話題作なんで、日本の音楽番組も取り上げて芸能人がパフォーマンスとかしてた覚え。

感想としましては、映像と音楽を楽しむ用でプロットはあまり意識しない方がよろし
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.0

この作品を楽しめなかった僕のことを、皆さんは可哀想な奴だと思うでしょう。

何ででしょう。僕のコンディションのせいもあるかもしれませんが、何もワクワクしなかった。

ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.5

これにて僕のユアン・マクレガー出演作鑑賞は終了。最後のこれはただただ暗かった。唯一の安らぎポイントはゴーストライターの“なんじゃこりゃ〜”顔。

いわゆるフリとオチ。組み立ててそれを崩すスパンが短いの
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.1

見る方によって総括が違う映画なのかな。ということはめちゃくちゃいい映画。

ネタバレ防止の設定があるけど、レビュー見た感じあってないようなものだったので、このまま続けます。

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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.1

これも日本では作れない映画のひとつ。
日本は敗戦国なので、アクションよりも戦争の愚かさ悲惨さを前面に押し出した映画が多い。

今作はアクション要素8割、戦争は悲惨だ描写2割ほどに感じました。戦地に出て
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

とてつもなくわかりやすい映画だった。

こいつはこう動くんだろうな。
それを受けてこいつはこうする。
全てが予定調和なので、裏切りを期待する人は見るものではありません。

舞台設定は19世紀なのに、流
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.2

緻密に作られたバカ映画。

薬打ってハイになって抜け出せない、どうしようもないヤツらの日常を描いただけじゃない。全部メタファーになっていて象徴的なシーン。含蓄がめちゃくちゃある映画なんです。

ヤクを
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君と歩く世界(2012年製作の映画)

3.6

いい映画ですね。日本では売れないであろう作品。「君と僕となら、なんだって乗り越えて行けるんだ」タッチの作品はごまんとあるけど、こういうのはない。

でも、こっちの方が日本人には刺さる内容なのでは?アリ
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

噂には聞いてたけど最高ですね。

よく映画の常識を破ったみたいなん言われてるけど、ストーリーの展開的にはめちゃくちゃ王道のアメコミヒーローものの展開で、その塩梅が上手かったんだろうなと。

字幕で鑑賞
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X-メン(2000年製作の映画)

3.5

まぁわかりやすい映画ですね。時間も短いし、今作は入口やから「こういう世界観でやらせてもらいます」の説明コンテンツ。

子供が見てもすっと入ってきやすい設定。人間とミュータントが軸で、それぞれの目から見
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.8

おもろい。僕が見る時に重視するキャラ立ちが抜群。そして今作の見所の騙し合い。見事に僕は食らってしまいました。人間不信極めてると思ってたのに。見終わった時、アイツほんまてなったな。

そして、選曲がまた
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

2.5

設定の段階で冷めてしまう。
物語に入っていけなくなる。
最後まで見て、「いやぁ、それやと終わられへんやろ」とつっこんで終了。

他の好みに刺さらなかったと同じく今作は点数半分です。

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

2.5

なんか雑に見えてしまう。

ルール変更を何回もしてぐじゃぐじゃとなってるシーンはちょっと呆れ顔をしてしまった。ドラマで見るとあまりよくないです。

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.2

ひたすらに暗かった。

田舎出身者からすると、村社会ってホンマにこんな感じ。情報なんて一瞬で広まるし、自分抜きの現場で何が話されてるかとか気になるし。もちろんいい面もあるけど、悪い側面を思いっきりフィ
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.7

とてもリスペクトを感じた作品。
一作目を見た人は倍面白い内容。

個人的に俳優カメさんがグッドでしたね。

ロッキー(1976年製作の映画)

4.5

もう遺産ですよね。
何も言わないです。
ポーリーみたいなんを親友て言うたるロッキー優し。

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.6

物騒。デンゼル・ワシントンがインテリ顔なので、役どころとすごくハマっていた。

感想としてはじわっとめに中盤いったなと。
ラストシーンに向けての嵐の前の静けさがしっかりしてて妙にリアルでした。

ラッ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

キャラがいい映画は見てられる。
B級ぽいところがこれまたいかす。

センチメンタルでおいおい泣くレオ様。
なんやろな、初めての感覚。
おもしろ同情したのは。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最低な映画です。面白い。
楽しんで人を騙している。

鼻からガンガン薬いくし、キマってヘロヘロの状態でボコったり車運転したり。ノンフィクションでこれやってたジョーダン・ベルフォートってやばいな。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.8

お金がかかった映画ですね。
クレジットもだいぶ長かった。

ただお金がかかってるからいい映画なわけじゃない。ハリー・ポッターというあの巨大な作品は上回れてないね。

要素を盛り込みすぎた感はある。たぶ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

美しい映画でした。

同監督の元で歌うま革命軍から性同一性障害の人物を演じたエディさん。ホーキンス博士の後にこのお仕事は相当お身体応えたことでしょう。

新幹線の中で見てなかったら泣いてます。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.5

とても演じてるように見えない。
怖い。エディ・レッドメイン。
畏怖の念を持つ。

これで賞もらわれへんかったら、だいぶバッシングがあったことでしょう。

ここまでの苦難に僕は生きててぶち当たることない
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フィクションであったとしても、民衆の意見を直接聞くため電車に乗車するシーン、とてもいい。

本当の愛国者って「大丈夫?」「この人過激やな」と見られてしまうもの。でも、それは強い国にしたいから。未来を考
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