このレビューはネタバレを含みます
物語は前作の焼き増し。青鬼はあいも変わらずお粗末。ホラーとして評価できる点は無いです。
これは前作から言えることですが、映画版の青鬼のビジュアル・演出があまりにも原作の特徴を消していますよね。あの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
終始ギスギスしていた1作目アベンジャーズと比べ全体のトーンが陽性に傾き、より一層活劇として磨きがかかった一作。
日本の宣伝では愛がどうのとのたまっていましたが、恋愛・兄弟愛・人類への愛、等々単なる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「この時代にそれをやるのか」のオンパレード。頭のおかしさはシリーズ屈指。
搾乳・妊婦轢殺・四肢欠損・ポリゴンフラッシュ・カルト宗教etc……。なにより狂っているのはカーチェイスシーン。CGを使わないで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
攻殻機動隊前日譚としては最高の仕上がりなのではないでしょうか。
これが原作版に続くのか押井版に続くのかは明示されていませんが、両作にある"広大なネットに去る素子"の伏線を事細かに散りばめています。言>>続きを読む
過去のシリーズと打って変わって非常に軽いトーンで話が進みます。しかし、"全てを失うマックス"や"荒野爆走シーン"等マッドマックスイズムは確かに残っており、尚且つ今作の結末にはマックスに唯一救いがあるん>>続きを読む
前作では復讐のため狂ったように悪党を轢き殺していたマックスですが、今作のマックスは悪党と進んで戦う理由がありません。動機が薄いので前作以上に淡々と悪党を殺していきます。そもそもヒューマンガス率いる悪党>>続きを読む
家族皆殺しからの爆発力が凄まじい。
正にマッドと化したマックスが淡々と暴走族を轢き殺していくが、そこにはあらゆる意味で爽快感は無く、全てを無くした男の虚しい復讐劇は閉じる。
これぞ正に怒りのデスロード>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
良くも悪くもテレビシリーズの焼きましです。
そもそもテレビシリーズで綺麗に完結していたものを引き伸ばした結果、この映画ではテレビシリーズで決着がついたアレコレの再確認に終始します。歌う理由、ミューズ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
良くも悪くも雰囲気で流れていく。
なにやら複雑な家庭環境設定を広げた割には、綾瀬はるかの話にしかオチが付いていないような。決着をつけることが映画の全てではないですが、特にすず関連は終盤は力技で押し切ら>>続きを読む
前作にあった尊厳や魂の在り処等のテーマは薄れ、理屈のみが残ったような作品。結果、エモーショナルな場面すらなくなりました。
今作の主人公バトーは「素子がいなくなって寂しい」と「ロボットが可哀想」という>>続きを読む
機械化した自身の存在の在り処を人間の外に見出す話。
テーマは興味深いが語り口が不誠実。
今作は情報量が多いと言われていますが、劇中の大半を占める"引用文を使った会話"はこの映画を理解する上ではほぼ不>>続きを読む
たとえ正義のための暴力であっても良き事として描いておらず、劇中度々暴力の結果に主人公が苦悩するという、意外なテーマ性が見られた。
このレビューはネタバレを含みます
破壊の神ビルスという新キャラクターが出てくるが、最終的には悟空はこのビルスに勝てずに終わってしまう。つまりドラゴンボール初期から少なからずあったであろう漠然とした「努力による解決」というものが、今作>>続きを読む
南の島で暴れるだけ暴れといて、帰ってくるなり「やっぱりウチが一番だわ」って……、こんなとんでもない一家でしたかね。
ある意味大人も楽しめる作品。
原作版寄りでもアニメ版寄りでもない、映画オリジナル設定を多くはらんだルパン三世。どれだけ改変しようが中身がよければいいんです。問題は内容。
なんとなくノリで作りました感があちこちに漂っていて、映画に>>続きを読む
泣けるのは原作のシナリオであって、決してこの映画の力ではない。
ファンの求めているものを続編として完璧な形で提示してくれました。
主人公が映画を通じて手にしたものは"彼女と自信"。無くしたものは"職"。自分を押し通して生きたければ、社会の歯車にはなれないんだよというメッセージと、そういった世の中に対する批判めいたものを感じ取れま>>続きを読む