Yuriさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

Yuri

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渋谷(2009年製作の映画)

1.0

綾野剛、佐津川愛美目当てで観ました。2010年だと佐津川ちゃんはデビュー時から上手くて、綾野剛はブレイク直前ですね。そういうフワフワした感じがある作品です。井浦新の気付かれないカメレオンぶりにも相変わ>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

敵が現れたから計画があやふやなままそこへ向かうという行き当たりばったりな戦い方なので、ハラハラドキドキやクライマックスの盛り上がりがイマイチで、逆に言えばずっとクライマックスなので、疲れました(;´・>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.2

「ギフテッド」という才能をテーマにするのか、家族の愛と確執をテーマにするのか、どちらも取った結果、ほんわか全てをなぞったような浅い内容になってしまっていました。でも、フランクや彼の周囲の大人たち、メア>>続きを読む

運転手の恋(2000年製作の映画)

1.0

宮沢りえが出ているだけで特に何も起こらず終わる台湾映画。2000年制作なのですが、バブルみたいな雰囲気の若者たちと街は古めかしくてそこで起こる笑いのないコントみたいなのがラストまでずっと続きます。「た>>続きを読む

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

動物園は平和の象徴です。アメリカの動物園ものの映画は家族経営で困窮している事が多いですが、ヨーロッパはある程度地位もお金もある人たちが経営しているんですね。アントニーナはそういう男性と結婚をして、上流>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キラキラしてない地味な二人の超ロマンティック・ラブストーリーでした(笑)黄泉の国に行くのがメインストーリーかと思いきや、それは後半30分くらいで、「ALWAYS 三丁目の夕日」のように、幾つかの鎌倉ミ>>続きを読む

シモーヌ(2002年製作の映画)

5.0

アル・パチーノの老いて名声にしがみつく哀愁と彼を取り巻く美女たちと、往年のハリウッド映画のようなノスタルジックなファンタジーのバランスが最高な映画。シモーヌ役のレイチェル・ロバーツの他にもウィノナ・ラ>>続きを読む

裏切りの街(2016年製作の映画)

1.0

三浦大輔さんの脚本は好きなものと嫌いなものがはっきり分かれていて、「愛の渦」「何者」は好きで、「恋の渦」は嫌いです。本作は嫌いな方で面白くないからではなく、出ている人と会話劇が最低過ぎるんですよね。本>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

本作から「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」のタイカ・ワイティティが監督なので、これまでとテイストが違い、慣れるまで戸惑いました(>_<) テクノポップなコメディーという感じで、ソーがメタメタにヤラ>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.0

「料理の鉄人」を手掛けた田中経一の原作だけあって、魅せる映画です。話自体は特に目新しいというわけではないですが、時代と料理と俳優陣の地に足がついた演技で、重厚感のある盛り付けがなされています。逆に言え>>続きを読む

風に濡れた女(2016年製作の映画)

1.0

主演の間宮夕貴が堂々たる演技が見事です。永岡祐も格好良い。けどそれだけ。ラブコメディーだと認識していますが、笑いが古いし、ハマらないしで、どんどん冷めていくのが止まらなかったです。ロマンポルノでラブシ>>続きを読む

ひるなかの流星(2016年製作の映画)

-

<チャラい>先生に、恋した。の間違いじゃないでしょうか?(爆)イケメンに癒されたくて観たのですが、獅子尾のチャラ格好良さ全開。距離近っ!!あんなポンポンニット帽にフワフワニットの先生はいないし、チャラ>>続きを読む

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

「建築学概論」が持つ韓国恋愛映画No.1興収を超えたという事で観に行きましたが、この手の韓国映画が持つ綿密な伏線と回収が甘く、説明不足なのか、私の理解力が足りないのか、よくわからない箇所がありました(>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

肯定も否定もない投げかけるタイプの作品です。翻訳は私の好きな松浦美奈さんでしたが、socialを「社交的」と訳していました。その内、学校や会社のlineグループに入らなかったりSNSに参加しなかっただ>>続きを読む

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

2.0

前評判が良過ぎたので、期待し過ぎてしまいました。でも、生を猛スピードで駆け抜けた感はある作品でした。野田さんは表情がないので、何を考えているのだろう?というミステリアスさはあるけれど、何かを伝えるタイ>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

1.5

前日譚となる2作目ですが、やっぱり最初のシリーズの出来の良さが際立つというか、そうでしょうね的な予想される展開により全面戦争へと進んでいくだけなので、途中寝て休憩して何とか観る感じでした。ウィルは自ら>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

1.5

「エイプリズフールズ」が酷かったので、古沢さんはドラマは面白いけど映画は×というイメージの中、鑑賞しましたが・・・前作程ではないにしろ、売り出し中のアイドルがやるようなスポ根映画を何故オールキャストで>>続きを読む

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

2.5

チンパンジーの知能が高まり、飼われる立場から離脱するまでを描いた本作。チンパンジーに有効、人間には毒な新薬がパンデミックのような形で広まり、後の「猿の惑星」へと繋がっていくみたいです。最初の「猿の惑星>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

陣治ー!!!o(;△;)o 阿部サダヲと蒼井優の演技が圧巻!(*゜Q゜*) 阿部さんが登場シーンからかつてない男の匂いを発散させていて、役者としての振り幅の広さに舌を巻きました。単純思考に見せて何重も>>続きを読む

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

5.0

「ハート・ロッカー」なんかより数倍観るのが辛いし、空気の張り詰め方が半端ないです。もう最初の爆発前から「あー最後まで観れないかも。」という呼吸をするタイミングがわからない緊迫感。15歳前後くらいかな?>>続きを読む

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.0

原作未読です。遥か昔の原作なので、ピュア度が半端ないです。どこの地方かと思っちゃう(岡山県が舞台です。)広瀬すずの透明感とつぶらな瞳に見つめられたら、伊藤でなくても魔が差します(爆)広瀬すず史上最高に>>続きを読む

PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

3.5

私は一番初めの「猿の惑星」しか観たことがないのですが、宇宙人が不時着したのは地球という設定以外、新しいストーリーだったので、「どうなるんだろう?」というワクワクともう猿だから何でもあり的なテンションで>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.0

原作読んでます。一番好きな作家が島本理生で、その中で一番好きな本が「ナラタージュ」なので、全部の中で一番なのかも知れません。松潤の葉山先生は幼くてしっくりこなかったけれど、有村架純ちゃんがずっと好きな>>続きを読む

プラネタリウム(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ウディ・アレンの「マジック・イン・ムーンライト」でも南仏で降霊術をしてましたね。見えないものを見たいと思うのって、お金も時間も余裕のある人たちの娯楽のように感じました。映画もです。だから、戦争が始まる>>続きを読む

恋と嘘(2017年製作の映画)

1.0

原作読んでます。森川葵好きです。世界観だけ同じの原作のアナザーストーリーなので、原作関係ないです。仁坂くんの姪が主人公なのかな?昨今、晩婚化と婚活で疲弊している若者たちや、葵みたいに優柔不断で“白馬の>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

犬の輪廻転生早いな(^_^;) 予告の感じだと命懸けのもう一山あるかと思いましたが、なかったです。そうだよね、飼い犬をなくした恋人の為に書かれたんですもんね。ラッセ監督らしい普遍的な日常を丁寧に追った>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作読んでます。原作と後半が結構違い、原作を好きだったので、戸惑いました。美紗子の家族と亮介の店のスタッフ“細谷さん”を丸々削ったのは、いただけないです。全体の構成自体を変えてしまった結果、彼らの持つ>>続きを読む

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

4.7

メンズデーに鑑賞したのに女性客ばかりでした。本作のようなことは、世界中で今も起きていて、当事者である男性が見ないふりしないで、きちんと問題意識を持たないとなくならないと思いました。パンフレットに書いて>>続きを読む

亜人(2017年製作の映画)

4.2

原作未読です。本広監督のトレードマークである爆発、警察、SAT大量投入で、亜人の攻撃方法や台詞が少し古くて、90年代トレンディー感漂う雰囲気でした。「東京喰種」と設定が似ていますが、「東京喰種」がひた>>続きを読む

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

1.5

新海監督の作品は同じ要素を再編して良くなっていっているところがあるので、彼の作品を順を追って観ていくと「君の名は。」が集大成と言われている理由がわかります。そして、これまでの新海作品を「君の名は。」よ>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.0

「誰も知らない」ではなく、皆薄々気付いているけれど、「他人の家のことだから。」と傍観していた結果、悲劇が起きた実話ベースのお話。柳楽くんは現在もあるどこか寂し気な表情や雰囲気はこの時からすでにあったん>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

クレイジー・ビーナス!イザベル・ユペール様!!(笑)イザベルが相当クレイジーなのですが、タフでエロティックで気品と上品さが溢れているのが凄いです(*´∇`*) 犯人は誰なのか?ミシェルの異様なタフさは>>続きを読む

バトルシップ(2012年製作の映画)

1.0

ハリウッドで一番多い失敗原因である筋肉バカ一直線のC級映画でした。色々頭悪すぎて対宇宙人の戦闘との戦闘を始める原因となってしまうアレックスが、その後英雄になるのもありえないし、日本の海保はあんなすぐに>>続きを読む

Seventh Code(2013年製作の映画)

1.0

前田敦子の新曲MVとして制作されたものがローマ国際映画祭2冠を取っちゃったやつです。劇場公開も1週間、ツタヤで借りたくても貸し出し自体やってないなど、出し惜しみされてたので、余計に気になって観てしまい>>続きを読む

エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

3.0

爆笑とはまではいかなかったですが、そこそこ笑えて元気が貰える映画です。エイミーも相手役のアーロンも美形ではないので、予想外に登場したエズラ・ミラーに癒されてたら、後半、Oh my GOOODNES!!>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.5

どちらかしか愛を知ることが出来ないなんて切な過ぎる。「ロスト・エモーション」の世界でしたが、本作はそれにマイナス「概念」。よく、「概念に囚われるな、縛られるな。」と言いますが、それさえも「自己解放」と>>続きを読む