Zurichさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.0

「そして誰もいなくなった」の改編バージョンという趣。
レイフ・ファインズ演じるシェフの動機が、全く不明。また、従業員たちがなぜ反抗もせず、彼に従ってあそこまでやるのかも、不明。
ところでアーニャ・テイ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.0

高さの描写は見事。見てる間、股間がひゅーっとなる(男性限定の感覚と思われます)。CGも使ったと思うが、あまりCG感がなく、リアルな映像。
Youtubeで見れるメイキング映像によると、それなりの高さの
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

3.0

大人が主人公の日本映画。渋い一本でした。最近の邦画は出演者がコドモばかりで全く見る気がしない(コドモの弁護士、コドモの医者、コドモの警官等々)が、本作は主要登場人物がみんな大人で安心した。
終始、ハー
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.0

メキシコの「誘拐ビジネス」は、金持ちだけでなく、普通の人たちも獲物にするんだね。恐ろしい国です。平和な日本に暮らしてることが、なんとありがたいことか。
しかし、「シカリオ」も本作も、メキシコってこんな
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

2.5

IMAX 3Dで鑑賞しましたが、これ、前作と何が違うんでしょうか?
「家族の愛」とか、果ては「捕鯨反対(?)」メッセージをムリやり盛り込んでるけど、舞台が森から海に変わっただけで、ストーリー自体、全く
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

2.0

今どき時代遅れとされるストップモーション映画を根性で完成させた、という価値はあるが、ストーリーは無いに等しく、純粋に映画として面白いかというと、面白くない。
ところでフィル・ティペットというのは、スト
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

この監督は、「ニセ・Mナイト・シャマラン」として生きていくことにしたのだろうか?「ゲットアウト」も空いた口が塞がらなかったが、今回も同様。空飛ぶ人食いUFOが正体って、おいおい!正気か?
ところで、劇
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.5

「オリエント急行」もそうだったが、コテコテのイギリス人(厳密には北アイルランド人)のケネス・ブラナーが、「コテコテのベルギー人」であるポアロを演じることの違和感がぬぐえない。それはさておき、「オリエン>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.5

なんだか、「もののけ姫」の変奏曲に見える。「君の名は」は大好きなんだが、あのクオリティを期待すると、がっかりするかも。
あと、主役の声の演技が下手すぎ。「えっ?えっ?」というセリフ、何百回出てきたこと
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

物語というのは、たとえSFとかファンタジーであっても、その世界の中では辻褄が合ってなきゃいけないんだが、本作はその点にスキが多い。みんなが住んでるあの世界は、何のために運営されてるのか?運営資金はどこ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.0

元祖「ジュラシックパーク」は、映画でも原作でも、「地球の歴史の中で、人類と恐竜は共存したことがない。恐竜を現代によみがえらせたりなんかしたら、どうなるか予測もできないし、コントロールもできない」という>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.0

技術的には、意欲作。
古くはヒッチコックの「ロープ」など、全編ワンカットとされる映画はあるが、その多くは、ロープも含め、途中で巧みに切れている。
本作が、本当にワンカットで撮ったなら、俳優の演技、演出
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

あんまり面白くなかった。

前3部作のラストで死んだはずのネオは、実は生きてて、前3部作の出来事をリピートしているようなバーチャル世界に住んでて、再び前作同様に救出されて・・・。

何らかの監督のメッ
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トロン(1982年製作の映画)

3.5

コンピューターの中で起こってることの擬人化が、とてもうまく描かれている。公開当時は高校生で、今、手元のDVDで見返すと、CGは確かに原始的だが、決して安っぽく見えないのがすごい。

トロン:レガシー(2010年製作の映画)

2.0

元祖「トロン」は、歴史に残る名作。劇場公開時、高校生だった私は、友人たちとともに朝から晩まで劇場に居座り、3回連続で見たよ(昔は、それができたんです)。DVDも手元にあります。

で、大いなる期待とと
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全く緊張感のない展開。特に前半、退屈なシーンが延々と続く。観客はみんな、轟音とともに飛び回る戦闘機を期待して劇場に来てるのに。「トップガン」のメンバーも、言動がまるで、バカな体育会系アメリカン高校生。>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

2.5

アカデミー賞の作品賞、監督賞の候補(いずれも受賞せず)なんだが、意外と「薄味」だった印象。

IRAのテロが吹き荒れていた当時の北アイルランドが舞台なのだが、あえてそうした説明は最小限にとどめ、あくま
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

当初見た時のレーティング3から、出張中の機内で再見の結果、1.5に大幅下方修正。再見の結果、俳優の演技のダメさ加減が、映画全体をブチ壊すほどのネガティブパワーを発揮していることを認識。

(以下は、初
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画史上に燦然と輝く(と私は思っている)クリストファー・ノーランのバットマン3部作と比べ、よりリアル度、ダーク度は増していて、非常にいい感じでスタートするんだが、途中で気づく。これ、「セブン」と同じじ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

思ったより薄味だった。もっとエログロが炸裂するかと思ったが、そうでもない。これ、ブラックコメディ、ということなの?終盤、ふ●ち●で逃げ回る彼の姿が、笑わずにはいられない。
あと、冒頭で、主人公の妹が自
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

動画配信で、初めて見た。
話には聞いていたが、もう、涙が止まらない。特に終盤、息子を持つ父親として、こんなに辛い場面の連続はない。
それにしても、丹波哲郎、かっこいいな。「007は2度死ぬ」もかっこよ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

異形の未来世界にどっぷり浸る155分は、あっという間。無事に第2部も作られるそうで、安心。久しぶりに濃密な映像体験でした。主人公もお母さんも、精神的、肉体的にとてもパワフルで魅力的。でも、レベッカ・フ>>続きを読む

DOOR(1988年製作の映画)

1.0

公開当時、けっこう話題になった記憶があり、今回、アXゾXプライムで配信終了、との表示を発見し、見てみました。

関根改め高橋恵子と結婚したばかりの高橋伴明監督が、美人の奥さんを見つめていたいがために撮
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

2.5

アメリカの選挙制度って、こうなのね。一大ビジネスとして、「選挙」が産業として成り立っているのがよくわかりました。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

エンドクレジットで、「女王陛下の007」のテーマソング(ルイ・アームストロングのヤツ)が流れる。

あの映画を見た人は知ってる、あの映画のラスト。かつて「月曜ロードショー」で放送されたときに、荻昌弘が
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.0

白黒で、登場人物は事実上、2人だけ。彼らが延々と議論する場面が続く。芸術的なスリラーを目指したのかもしれないが、面白くない・・・。

オールド(2021年製作の映画)

2.0

シャマラン、いまだリハビリ中か・・・。ツッコミ所もいっぱい。

ロボジー(2011年製作の映画)

3.5

オドオドしていたジジイが、だんだん調子に乗ってきて、反対にどんどん追い詰められてゆく社員3人組が笑いを誘う。いまいち浮いてる吉高を補って余りある、ミッキー・カーチスの怪演が光る。オリジナルのストーリー>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

1.5

お粗末。
「宮崎駿の息子が監督」以外の売りナシ。どこかで見たような絵、どこかで見たような小道具。
ストーリーは拍子抜けするほど薄っぺら。原作通りなのかどうかは知らないが。
あと、冒頭に出てくる赤い髪の
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.5

ほとんど予備知識なしで観賞し、エンドクレジットで知ったが、ロバート・ゼメキス監督だったのだね。でも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいなパワーはなく、ちょっと残念。ロアルド・ダール原作ということ>>続きを読む

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

2.5

残念ながら、ちょっと期待外れ。映画の構成は面白く、構成上の種明かしの瞬間は、おっ!と思ったのだが、肝心のストーリーが弱い。主人公は、何をしたいんだ?復讐?しかし、それ、「逆恨み」じゃないか?あるいは、>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

正直、理解しきれてない。特に最後のクライマックスでは、誰が何を、なんのためにやってるのかよくわからないんだが、映画を見終わって、「なんだかモノスゴイ物を見た!」という充実感がすごい。ネタバレ解説サイト>>続きを読む