あやかさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

5.0

 ヒトラーをコメディ映画の題材にしちゃっていいの、、、?って思ってたけど観たらそんなのどうでも良くなるくらい、むしろヒトラーを登場させるからこそメッセージ性が強い映画だった。
 若者の選挙の投票率が低
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

とにかくこんな若い頃からレオ様って演技うんますぎだったの!?ってビックリした
ベッキーみたいなカッコいい生き方する人間になりたい

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

 すっごいカメラワークの緩急とカットチェンジのテンポ感が良いなあっていうのが第一印象。題名に”華麗なる”ってついてるだけあってビジュアルデザインが華やかで第一世界大戦後が舞台なのがなんだか不思議だった>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

5.0

 国を守るために子供までも殺すことは果たして正義なのか。自分たちが国を家族を仲間を守る為にやっていることは正しいのか。いや正しいと言い聞かせないとやっていけない。そんなイラク戦争におけるアメリカ兵の苦>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.2

うーん。野球ファンでもなければアメリカ国民でもないからストーリーに入って行きづらかったかも、、、なんか謎しか残らず終わってしまって無念

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.6

 テーマは?タイトルの意味は?ん?ってくらい内容に謎が残りすぎたけどなんかもう一回見たい。全然掴みきれないんだけどスタンリー・キューブリックらしい原色が多い色彩とユニークに魅せるカメラワークに惹かれて>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

5.0

 "愛し、愛されるため自由に誇り高く生きる"
男尊女卑が根付くコミュニティで愛され方も愛し方もわからない彼らにとってそれがどれだけ難しくて、そのためにどれだけ戦ってきたか描かれている作品。そういう文化
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サラの鍵(2010年製作の映画)

5.0

「私の仕事の目的は彼らに数字ではなく顔を与えることです。個々の運命に光を与えることです。」
この一言に戦争映画の意義が詰まってると思う。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

 この映画を通して第二次世界大戦の中で起こっていたホロコーストの流れの一部を理解することができた。人が人として扱われなかった時代で生き続ける恐怖感を1人の人物を通して追体験させられているようだった。ユ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

 モノクロ映像だから色がないことに壁を感じてしまうかと思ったけど全然そんなことはなかった。光と影を巧みに使いながら、”生々しいさ”が妙にある映像に仕上げていて逆にモノクロ映像が似合う作品だった。
 今
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.2

 カメラワークが凄すぎて細かく見ていくとツッコミ切れない。車格だったり、キーポイントのところがスローモーションだったりとか色々あったけど、ディティールを写してからのリアクションカットが多かったのが退屈>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 最初のオスカーの鋭い台詞からかなりグサグサ来るのが印象的だった。鍵がかなり重要な意味を持つ映画かと思ったら実際はそうでもないところがミソだと思う。観客も無意識に鍵の答えを探してしまうけど、トーマスが>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.5

不器用ながら直向きに頑張る人って良いよなって思う反面デフォルトっぽいサクセスストーリーだなって冷めた気持ちで見ちゃうって個人的にはうーんって感じだった

クラッシュ(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 正直全く期待してなくて人に薦められなかったら巡り会わなかったと思う。けど個人的大ヒットして、ゼミの勉強のためとかじゃなくて普通に鑑賞したかったからもう一回見ようと思う。
 人種差別の根本にある部分を
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

上に立つ人の威厳の裏の孤独はなってみないとわかんないよな〜
マイケルの変化を通してヴィトーの葛藤がチラ見えしたのに加えて、たまに1人のごく普通の人間としての顔が見えて切なくなった。
はやく次のシリーズ
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卒業(1967年製作の映画)

5.0

 今しかない若さに甘えてもいいし、子供を卒業する為には必要な過程だよなって思った。だからこそベンにはロビンソン夫人みたいな自分を強引に外に引っ張り出してくれる存在が居て羨ましくなった。あと年上の魅力っ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

 ただのホラーじゃないほんとにスペクトル性が高い作品でびっくりした。民族浄化の歴史の因縁の残存をあらゆるビジュアルデザインで徹底的に表してて、読み解けば解くほど面白みが溢れる。でも結局はピンクと黄色は>>続きを読む

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

4.0

 見終わった瞬間え?まってよくわかんないって思ったけど落ち着いてもう一度考えてみたら少しずつ理解できたっていう作品。見終わった後を考えさせられる味わい深さが名作って言われる理由なのかなあって思った。>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 個人的に空と音楽の使い方が良いなって思った。登場人物の感情の変化がかなり分かりやすかったし綺麗だった。
 「家は心の中にある」愛着があって心が安らぐ場なら形はどうあれその人にとっての家なんだなあって
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

 音楽を入れるタイミングと曲調が凄い良いなあってオープニングから思ってあこれ絶対好きだってなった作品。逞しく生きるイ一家と自然の美しさを映し出す映像と明るく力強い音楽がマッチしていて凄く胸を打たれた。>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 最後の結末がすごくスカッとした作品。律儀に法に準ずる生き方をするリチャード・ジュエルが周りのおかげで自分のために怒って戦う大切さに気がつけたのが良かった。馬鹿正直に生きるのは難しい世の中だから自分を>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 エンドロールまで余韻に浸って考えさせられた作品。映画館に見に行って良かったって思った。空が主人公の感情を表現していたようで綺麗な表現の仕方だなあっと思った。
 はみ出し者に冷たく、馬鹿正直者には生き
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.7

作品のテーマも主人公の感情も掴みきれそうで掴みきれないもどかしさが余計面白みを増してるなあって思った。登場人物の自然な表情にフォーカスを置いて撮影されていたから台詞ってより表情から自分で想像していくの>>続きを読む

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

5.0

 社会派の映画の中でもかなりの衝撃作だった。こんなに大胆にダイレクトに社会批判を風刺してるからにはスパイクリー監督は本当に映画で社会を変えたいって思ってるんだなって感じた。自分の命をいつどうやって終え>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

 ここまで不条理で理不尽な裁判が本当に現実で起こっていたことが衝撃的だった。見えない強大な権力に、自分の命をかけて力強く抗う彼らが尊い存在だなって感じた。”世界は見ている"から多くの心動かされた人が助>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

 新年1発目の作品。映画好きなら観るべき名作ってよく言われてるけど本当にそうだと思った。
 いつの時代も性別年齢階層関係なく感情とか感想を共有できるものなのは変わらなくて、映画っていいなあって思った。
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

ラストシーンでグッと持ってかれて最高に良い映画に出会えたなあって思えた。10代20代の若者の誰もが共感する部分がある作品だと思う。自由に生きるためには1人で寂しさを抱える覚悟と責任を持たなきゃいけない>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

主人公の人生を通してアメリカの激動時代背景とか文化とかを描いていたのが『国際市場で逢いましょう』と似てるなあって思った!バカって言われるくらい真っ直ぐに生きるフォレスト・ガンプの強さが心をガシッと掴ん>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

5.0

今までで1番泣いたかもしれない作品。メッセージ性っていうよりシンプルにストーリー性に感動した。残酷すぎる運命を迎えるストーリーだけど、コミカルでテンポが良いから笑えもしてサラッと見れるから尚更良かった>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

接写で寒色系の映像が世界観を上手く表現していて、さすが視覚表現の天才だなって思った。
恋愛に没頭していた昔から離婚寸前の現在までの過程がリアルでかなり重かった。長年一緒にいるとお互いのエゴのぶつかり合
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

5.0

 久しぶりに自分的に大ヒットした作品。音楽と美しい自然中心とした映像と鮮やかな衣裳が本当に魅力的だった。特にオープニングの美しい自然の中で生き生きした姿を見せるベン一家を映し出す映像と音楽にに惹きつけ>>続きを読む

風に立つライオン(2015年製作の映画)

3.5

絶望的な未来が希望に変わるハートフルな作品だった。言語の壁を超えて国境を超えて大切なものを伝えていく姿勢に感動した。最初の予想と全く違うラストを迎えて、しばらく信じられなかった。あと最初に出てきた日本>>続きを読む