あやかさんの映画レビュー・感想・評価

あやか

あやか

ルックバック(2024年製作の映画)

3.6

漫画仕立ての映画という切り口がおもしろい。漫画だけど、主人公の感情が目や音の表現によって繊細に描かれてるのが、この映画の好きなところ。涙の描写とか堪らないしずっと見てられる

京アニの事件から着想を得
>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Hiphopに馴染みがない人でも刺さる映画だよ〜とオススメされたけど、本当にそうだった!

マイノリティ

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

5.0

旅を小さく捉えすぎていたなと気が付いた作品。
今まで行ったことのない場所に一瞬でも立ち入れば、そこには知らなかった生活や文化がある。その輝きを見つけ出せる。そうだとすると、遠いところに長い時間行くこと
>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

こういう有名キャスト集めた系の映画、レジェンド達とはいえ、面白くないのでは?と偏見があったから、良い意味で裏切られた。
展開に真新しいさはないが、めちゃくちゃ見入ってしまった。お昼後の眠気も吹っ飛んだ
>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

涙は出たけど衝撃が走るほど感動した作品ではなかったのが正直。

孤独だと誰もが思う。それでも誰かの光になれるんじゃないかと前を向いて歩く姿に人は感動するんだと感じた。この事実だけで誰かの明日の活力にな
>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

台湾の街並みと東北の雪景色がとても好きなので、シンプルに映像として好きだった。

この映画を見て、時が過ぎてもあの時見た心揺さぶられる景色は、ずっと心に残り続けるんだと確信が持てたことが何よりも収穫だ
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

ん〜、、、最後のオチが予想外すぎる方向でなんか腑に落ちなかった。

「話す言語が思考を形成し物事の見方を変える」は本当に共感できる。色々な言語を習得しているルイーズだからこそ、よくわからないエイリアン
>>続きを読む

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

5.0

「これをカメラで撮れ」と何人もの市民が訴えるように、目を覆いたくなるような真実と向き合う義務が私たちにはある。

自分の命が無くなってしまう危険を冒して彼が撮った戦場の最前線は、あまりにも酷すぎて絶対
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ニュージの映画館で見た思い出になる作品、時間なくて1をちょっとしか見てなかったけど、ちょっと見といたからなんとなくはわかったと思う

正直、SFあんま好みではないから何とも言えない、、、、、

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

5.0

普段あまりドキュメンタリーを見たことがないから、自分的にかなり新鮮な映画だった。私も映画撮ってみようかなという刺激も受けた。

行き場のない苦しみを抱え逃げるように集まっていた青年たちは、目を背けたく
>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

お互いを未だに思いながらその気持ちをはっきり認めてはいけない、そんな歯がゆい関係の2人の会話を聞き入ってしまう不思議な作品

生き続ける限り苦かった思い出も変え続けられる。

セリーヌの「私にとってそ
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ただなんでもなかった1日を素敵な出会いによって素晴らしい時間に変わる素敵な話だった。朝まで知らない土地を誰かと歩き回る旅、素敵すぎるし、ウィーン行ってみたいな。

人は分かり合えないもの同士だから、距
>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

色使いと音楽と編集が秀逸で、夜にお酒見ながらじっくり見たくなる映画だった。メッセージ性もとても好き。

「赤」「青」「緑」がよく出てきたけど、前半と後半で意味が変わってそうだなと思った。この映画、研究
>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

-

舞台がまさかの東京でびっくりした!そして、若い頃のスカーレット・ヨハンソン綺麗すぎる。

この映画は、日本×外国人のアンバランス感がオシャレで面白い。

ポップカルチャーなど生々しい日本らしさをボブ・
>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

5.0

光と影の使い分け、カメラワークが美しい作品で圧倒された。

特に、マギーの練習する影を映すフルショットは、夢を必死に追う女性の魅力を際立たせる。次のフルショットで顔下だけ光が当てて映すエディは「マギー
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

国籍、人種ではなく、道理、正義としてどうあるべきで何をすべきか考えて動く主人公がカッコよかった。冷戦という複雑な状況だからこそ、道理・正義を貫く主人公の行動の頼しさがより際立った。

ベルリンの壁がど
>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

若くて自由になんでも出来て楽しい時間は短くて儚い。人は誰かに頼りながら成長して誰かに頼りながら一生を終える生き物だから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
永遠に続くものは無いので、いつか来る
>>続きを読む

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

5.0

「考えることで強くなること。危機的な状況でちゃんと考えて破滅に向かわないように」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンナ・アーレントが、アイヒマンを「平凡な人」「思考が不可能だった」「悪魔的
>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

5.0

人種差別を善と悪の2つに分けて描いていない作品で、人によって解釈が全然変わると思った。色々な人種間の差別や軋轢をフラットに描いてるのがスパイク・リーらしいのかも。

人種という枠がある中で、枠を超えて
>>続きを読む

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

5.0

一生忘れられない作品だと思う。

もっと堕落的に快楽的に「何もしない歓び」を感じて生きること、罪悪感とお別れしてまずは自分を許すこと、破壊を恐れず変化を受け入れ新しい自分を見つけること、服を選ぶように
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

-

幼少期に親から受けた影響ってやっぱりでかいよね
自分の中に、本当に狂気が無いなんて言い切れないのかもしれない

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

5.0

お母さんに見せていた「東ドイツ」は、主人公自身の世界にある「そうであってほしかった東ドイツ」だったのかなと思う。

東西統一で、今までの生活も思い出も消え去ってしまい、実は急速な変化に戸惑っている主人
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

5.0

「普通にこうでなければいけない」固定概念と「実はこうでありたいが、なれない」願望の葛藤の中で、生まれてしまった怒り・嫉妬・絶望

物語自体は衝撃だけど、
真実よりも体裁を大切にする大人と自分の中の真実
>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

5.0

大人になるほど、「勝てることにこだわる」。勝てない「負け犬」な自分を卑下してしまう。

けど本当にに負け犬なのは、勝てないことを恐れて、勝てる場でしか戦おうとしないこと。勇気を持って本当にやりたいこと
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

殺された方がイチイチグロくて、犯人がどんな人物か?気になった。
ブラピめっちゃかっこよかった。最後殺さないで欲しかった。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

天気良い日に野外で見れたのが良い思い出

ちっちゃい子から大人まで楽しめるハリーポッターは凄い、楽しかった!

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

5.0

音響が映画に命を吹き込み、観客と感情を結びつけ、人の心を動かす。自分の映画体験からも考えてみると、想像以上に影響力の大きい要素だと気がついた。

音響といっても様々な要素があって、プロフェッショナル達
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

人種差別とホラーの掛け合わせた題材が新しかった。