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あまり真面目に観てはいなかったが、感想を記すべきエポックメイキングなドラマだと思う。以下、部分的で取り止めのない感想。
(第三話)
小川が「みんな誰かの娘だから、娘にできないことはしないようにしよ>>続きを読む
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クリフハンガーエンディングだった前シーズンの続きから。
前半は、ボッシュの娘のマディが、アジア人女性の連続レイプ魔ダックワイラーに攫われ、砂漠の棺桶に閉じ込められる。ボッシュと弁護士ハニー・チャンド>>続きを読む
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Wowow発の刑事ドラマは質が高いと思った。
喉を切り裂いて青い花を挿す猟奇殺人事件が起こる。クラスター16と名乗る犯人が、毎朝新聞に犯行予告をして警察を煽る。
木村文乃が如月塔子巡査部長を演じる>>続きを読む
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ロンドンを舞台とした猟奇的な刑事ドラマの最終シーズン。
霊媒がチャンドラーに伝えたメッセージの内容といい、逮捕した連続殺人犯は死亡するというジンクスを逃れられないチャンドラーといい、秀逸な終わり方で>>続きを読む
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本シリーズから2話完結の3エピソード構成。
チャンドラー警部補と鑑識係の女性や他署の警部補とフラグが立ったりするが、ことごとくダメになる。
グラフィックな(食事中に観るのが憚られる)死体描写は相変>>続きを読む
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ロンドンを舞台に暗躍したギャング、クレイ兄弟のコピーキャット事件をホワイトチャペル署の面々が追う。
マイルズ巡査部長の父親が行方不明になった事件の真相が暴かれる。
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切り裂きジャック事件のコピーキャット事件を、ロンドンのイーストエンドにあるホワイトチャペルの警察署員が追う。
新しく赴任した警部補("ボス")チャンドラーと巡査部長マイルズの関係性がいい。
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原題"Maltese: Il romanzo del commissario"(『マルテーゼ-警部の物語』)。
タイトルロールを演じるキム・スチュアート・ロッシが常軌を逸した美男である。「こいつは昔>>続きを読む
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心霊動画の真贋を、心霊ドキュメンタリーの編集スタッフが暴く。
編集スタッフが、画像のディテールから心霊動画としての綻びを見つけ出していく作業が観ていて楽しい。神は細部に宿るよね。
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心霊マスターテープ第3弾。本作は実際の心霊ドキュメンタリー作家たちが活躍するモキュメンタリーではなく、フィクションのキャラを使っている。
若手俳優を主演のシンとツバサとして使っているので、「お、画面>>続きを読む
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シリーズ第二弾。「見たら死ぬ念写写真」を追う。心霊系YouTuberも参戦。
福来友吉博士や御船千鶴子、長尾郁子等、日本の念写研究の起源をきっちりカバーする作り。
小田原志津江がいったん能力詐称者>>続きを読む
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はちゃめちゃに面白いし私好みの作劇。「そうそう、私はこういう謎の考察と段々と核心に迫っていくサスペンスが観たいのよ、驚かせではなく」と思った。
ジャンプスケアに頼らないのがいい(近年、テレビで放送さ>>続きを読む
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『ボッシュ』シーズン7結末でLA市警を辞職したボッシュ。私立探偵の資格を取り、難事件に挑む。弁護士のハニー・チャンドラーはカール・ロジャースに命を狙われたトラウマに悩む。ボッシュの娘マディは、パトロー>>続きを読む
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LA市警刑事ハリー・ボッシュシリーズの最終シーズン(本シーズン後、ハリーは私立探偵になり、『ボッシュ: レガシー』としてドラマは継続)。
他のシーズンが10話編成なのに比べると、2話少ない8話構成。>>続きを読む
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ボッシュが老眼鏡をかけていたりもみあげを蓄えてたりと、渋さが増している。
マディはハニー・チャンドラーの弁護士事務所でインターンをしている。
今回描かれる事件は主に以下の三つ。
1. がん治療に>>続きを読む
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今シリーズでは、大体以下の5つの事件が並行して進行する。
1. 薬剤師が銃殺され、その息子が行方不明になる。
2. ボッシュが新米刑事のときに担当した事件で捕まった強姦殺人犯ボーダーズが、冤罪を主張>>続きを読む
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原作は1999年に発表されたマイケル・コナリーの同名小説。英語版Wikipediaに掲載されていた同小説のプロットを見る限り、かなり登場人物や筋が変えられている。
シーズン4で描かれる事件は主に以下>>続きを読む
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元妻のエレノアが彼女の現在の夫レジーと香港で暮らし始めたので、ボッシュが娘のマディと暮らしている。
シーズン3を通して、ボッシュが遅れてきた育児に従事しながら、刑事の仕事を続ける様子が描かれる。>>続きを読む
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車のトランクから、アルメニア人ポルノ映画製作者トニー・アレンの銃殺死体が発見され、ボッシュが事件の真相を追う。
アーヴィング副本部長の息子が、汚職警官を探る潜入捜査の末に目的がばれて殺される。そこか>>続きを読む
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数年ぶりに再見。
LAPD(ロサンゼルス市警)刑事ヒエロニムス(通称"ハリー")・ボッシュが、白骨死体となって発見された少年の事件の謎を追う。
前に観たとき、「ボッシュはガラス張りのいい家に住んで>>続きを読む
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1年間視聴した大河ドラマは人生初。
備忘録として最終回の感想。
最終回の感情の力点を義時対三浦義村と義時対政子に置いてきた。大河完走したのこれが初めてだけど、こんな静かな幕切れあるの?たった二人とい>>続きを読む
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葵を中心に観たら、なんとなくすっと理解できる作劇ではある。
国連で怪人と人間の共存を求めて差別反対のスピーチをするほど平和な世界を求めていた女子学生が、最後は「悪が生まれる限り戦うよ」と、戦いの連鎖>>続きを読む
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市原隼人がかなり精悍な佇まい。長渕剛と一緒に身体を鍛えている人というイメージしかなかったが、謎の理由で黙秘を続ける板前という役柄が合っていた。
婦女暴行事件の容疑者となりながら父親が国会議員のため逃>>続きを読む
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オープニングテーマやガジェットは007シリーズ、「日本国は君たちが死亡しても関知しない」的な設定はミッション・インポッシブルシリーズの影響を感じる。スパイ物、エージェント物へのオマージュが満載である。>>続きを読む
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NHK再放送の録画鑑賞。
土塊で作ったような虚ろな表情の土工役、佐藤慶が信じられないほど素晴らしい。
置き屋を足抜けした大塚ハナを演じる大谷直子の透明感も印象に残る。
大正時代に起きた土工殺害事>>続きを読む
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伽耶子は元同級生のストーカーをする狂女として描かれていたので怖さも増したが、このドラマで呪いの家に棲む霊は監禁されて子どもを孕まされた女性なのでただただ哀れな感じがする。
出産に対する呪詛のようなド>>続きを読む
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シャーリー・ジャクスンの同名長編小説(1959)の翻案。ヒルハウスという幽霊屋敷に精神的に囚われた人々の物語。舞台はニューイングランド地方マサチューセッツ州のボストンのどこか。クレイン一家が引っ越して>>続きを読む
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夕食時だけにちびちび鑑賞。アニメ未見(途中で挫折)。
続編製作中止との報を聞き、一話で止まっていた視聴を再開した。
スパイク・スピーゲルが路地裏でぶっ倒れ、これまで登場しなかったパンクガールが出て>>続きを読む
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録画視聴した元旦スペシャル「二人」の感想。
まず脚本からの改変について触れておきたい。脚本の太田愛氏のブログによると、デイリーハピネスの本社前で非正規社員がデモをしている「あの場面は、デイリーハピネ>>続きを読む
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年末の再放送を録画してまとめ視聴。
原作との違いをメモ。
・伊賀崎ハコ長の存在感が増している。ムロツヨシが演じたのは、おそらく戸田恵梨香との相性の良さを見込まれてのことだろう。彼がオールラウンダー>>続きを読む
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「ザ・ラン」
笠松将の身体作りがすごい。「デザインは誰です?」という台詞に表れるような、工学としての身体作りを堪能した。
「背中の正面」
市川猿之助のチープトリックもよかったが、平坂で黄泉の国に人を>>続きを読む
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"Vigilante"(私刑を加える者)と"avalanche"(雪崩)をかけているのだろうが、終わってみれば日本の現体制追認に終わる、とんだ腑抜けたドラマだった。
YouTubeで権力者の悪事を暴>>続きを読む
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田中圭がスイーツ好きな遺伝子学者という設定をあまりうまく活かせていなかったような…。真相を閃いたときに脳内の動きをさまざまな光景のフラッシュバックで示す、という演出も手垢がついており、新味がない。安田>>続きを読む
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救いを誰よりも求めていたように見えたライリーが5話で消滅したときにはどうなるかと思ったが、エリンが無事村をぜんぶ燃やした。赤ん坊を教会で飲んだ血により奪われたとき、ライリーが目の前で太陽に焼かれたとき>>続きを読む
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デスゲーム物は苦手だが、このドラマは面白かった。
まず、主催者側が万能ではない。彼らには彼らの、対処しなければならない内部の問題がある。
単独潜入捜査をする刑事ジュノが、組織の正体を探るサブプロッ>>続きを読む
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ビクター林「あいつが感情を抑えられるはずがない」って、獅堂現馬が感情を露にしたのは最終回になってからでは?これまではマシンのような冷たさがあった。23時間抑えた上での感情の爆発は効果的だ。
顔色ひと>>続きを読む