ウェルテルさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブラッド・オレンジ(2021年製作の映画)

2.6

レンジであれしてこれしてのシーン、、、久々に見てられなくて飛ばした、、、

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7

見返りを求めず行動出来たらカッコいいけど、心のどこかで今までの時間とか労力はどこへ?と考えてしまう自分もいる。お金じゃないところでお互い納得出来る在り方は分かんないけど、とりあえずちゃんと相手の時間を>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

2.8

同じタイミングで死にそうになってるってのがもう納得いかなかったな

希望の国(2012年製作の映画)

3.6

一歩二歩三歩ではなく、一歩一歩一歩。すげーいい表現。一歩ずつ足並みを揃えていくのだ。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

呪文を唱えたり、椅子が走ったり、なんだこのファンタジーはと思いながら見てると、おばさんのリアルな豹変にやられます。深津絵里スゴ〜

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.7

療養施設内のいざこざやら人間関係をハートフルに。大竹しのぶの狂い様は真似できないなあ。退院しようが縁を断ち切らねばならないのはこの病特有のものだね。

お引越し(1993年製作の映画)

3.3

給食の時班同士で机をくっつけたり、アルミの容器を片手に配りに行ったり、懐かしい気分ですな。祇園祭に大文字焼、、、最後に見たのいつだったかなあ

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.5

何が脚のない鳥だ!胴体着陸してでもいいから侠気をみせろ!

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

ボクシング映画だけど血の気を感じる瞬間がほとんどない。むしろ音!ミットを砕くリズム、そして環境音が静謐な空気の中で膨らむ。が、ケイコにはそれが聞こえていないのだという事実に本当の強さを感じる。
スキル
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ラヴソング(1996年製作の映画)

3.6

別れを惜しむ曲→車から出ていく→ハンドルにうつ伏せになりクラクションが鳴ってしまう→男戻ってくる。意図しないところの何か一つのきっかけで行動やら運命が変わる、あ〜恋愛って良くも悪くもこうだなあと。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

考察できそうなシーンが多々、、、偶然立っていたシューズのお陰で目を合わせずに済むとか、そこ思いつくの?という驚き。やはり後半はバトルになったけど、存在を匂わすだけでもしっかり面白いので、姿を見せずに何>>続きを読む

探偵物語(1983年製作の映画)

3.2

松田優作の淡々として抑揚のない話し方、それでも感情伝わってくるのすごいなあ〜タイトルに探偵物語、とつける程大した謎解きではないし、何なら薬師丸の方が探偵です

Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.4

公然と枕営業を告げるシーンとか、やっぱこの時代はみんなそうなのかとガッカリした。Wの悲劇ってそれが当たり前になってる現状に警鐘を鳴らすことが主題なんじゃないのかな、と思った。

黒い家(1999年製作の映画)

2.9

中学生の時分に塾の先生に勧められて読んだけど、当時ひどく恐ろしく思ったことを覚えてる。特にラスト、会社内に女がいると悟るくだりとか、エレベータの上下で迷った挙句襲われるくだりとか、今でも思い出すもんね>>続きを読む

雨の訪問者(1970年製作の映画)

3.9

ルネクレマンの映画は音楽が素晴らしいんだよねえ〜永遠に聴いてたいから誰かビートつけて編集して下さい

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.1

街の名前ひとつ変わるくらいキーパーソンだったけど、それをあなたもそうだからね?と言われてる気にはならなかった。そこが良い。ただジョージの人生を見守る、なんなら天使の立場から観てた。

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.6

暴力的な父にひたすら虐待される話だった。実は子供を思っての行動で、最後は和解するという展開かと思ってたから驚いたね。含みを勝手に期待してしまったのは、デニーロだからだろうな〜

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.4

何が言いたいんか分からんけど夢中で見た。なんか甲冑つけた化け物出てきて笑いました。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.2

故郷ってこうだなあ。爺ちゃん家の裏の川で鮎を釣ったの思い出した。鰻もたまに獲れ、その場で捌く婆ちゃんの満足げな顔も思い出す。
不器用だけど頭のいい兄、自由闊達だけど暴力的な弟。二人の間を取り持つのは釣
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四月物語(1998年製作の映画)

2.9

自己紹介のシーンとか痛すぎる、、、見てらんないよ全体的に

(2017年製作の映画)

4.0

視覚障害をもった女性の映画論、とても自然な発声と内容で諭された気分になった。同じ世界を共有する。
音声案内してやる、という少し上から目線だった主人公が、一本の映画の本質を探りどうにか言葉にしようとあく
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.3

養子縁組のプレゼンやら、医師の説明やら、やっぱり劇的なものは無くて、淡々と進んでいくから心が取り残される。

少年(1969年製作の映画)

3.5

全国各地で当たり屋をして生計を立てる一家の話。病院で痛いふりをしなくても良くなった、という台詞を聞いて、死は間近だが少年故にイマイチ理解していないのが痛々しかった。
ただ無理矢理にでも前に進むしかない
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春、バーニーズで(2006年製作の映画)

3.1

楽園。二つ以上の時間を同時に感じられ、どちらを選ぶことも出来るそんなひと時。
バーニーズのあの瞬間がそうだったんだなあ〜
最後の息子の閻魔ちゃん出てきた。主人公は最後の息子に成らずに済んだのね。

東京夜曲(1997年製作の映画)

3.8

下町の風景が事あるごとに差し込まれ、ノスタルジーな思いに駆られる、、、そういや個人経営の駄菓子屋とか電気屋とか最近見てないな。
会話がとても自然、でもその中で真意を弄り合うあたりが日本人らしいね。目線
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監督失格(2011年製作の映画)

4.2

現場を発見した時の平野の反応、、、妙に落ち着いていて、案外しっかり状況判断が出来てしまうという、、、あと犬の焦りようが痛々しい。
愛する人の自死に遭遇した人間ってどれだけいるんだろう。残された人間を考
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異邦人 デジタル復元版(1967年製作の映画)

3.7

アルジェの日差しと役者陣のひたすら汗、汗、汗。その演出がなければこの作品成り立ってない。そこまで緻密にしてくれて嬉しかったな。
自分の考えがおかしいのか、それとも相手がおかしいのか。それが数の差でしか
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.0

コロナに罹り、なぜかウイルスパニックものが見たくなった。
どのような経緯でウイルスが広がっていくのか、そこまでのシーンは面白かったけど、軍人同士の対立とかトップガンみたいなアクションいらない、、、
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

大人ぶった子供と、大人になり切れない小娘。くっついたり離れたりラブコメかよと思ったら、映画館の前で抱き合っててやはり普通のラブコメだった、、、期待しすぎたかな

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.3

退屈な日常、浮気、パリ逃避への希望と軽薄さ、突然の懐胎と昇進、そして中絶と死。
色んな事件が起こりすぎて嘘臭く感じてしまった、、、
そんな怒鳴る?怒鳴るもんかねえ?
これをリアルというなら俺は人を知ら
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スモーク(1995年製作の映画)

3.4

毎日同じ場所で写真を撮る。映り込む街、人の入れ替わりとか、かなり魅力ある行動に思えた。そのルーティンを取り入れれば、日々に新しさを感じることができるだろうか。

「A」(1998年製作の映画)

3.8

「こちらこそ血の通っている人間ですから」
この言葉に全部集約されるなあ〜イスラムもそうだけど、オウムの信者が全て過激派というわけではない。教義に救われ、人生を謳歌する人間もいるという真実。
警察やメデ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

ベトナム戦争帰還後の兵士の虚無感。友人は何の為に死に、自分はいまなぜ生きているんだろうという不安に対して、掌返しの政府。
銃を手にし、使う宛を探すことに人生をかけ始める。恐ろしい凶器を持っているという
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11'09''01/セプテンバー11(2002年製作の映画)

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クロードルルーシュの作品だけ3回繰り返して観た。9.11を描いた作品の中で一番静謐。別れようとしていた男が9.11をきっかけに戻ってくるという、不幸の裏側に存在する奇跡。素直に美しいなと思った。
沈黙
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