aboさんの映画レビュー・感想・評価

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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

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2020年初の記念すべき鑑賞作品。しかも江戸木純さんの解説付きというゴーカ盤♬ 後悔することわかってて劇場に足を踏み入れ、劇場出る頃には清々しく後悔している、という、ちょっと他の作品では経験できない味>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.0

旦那さんが亡くなって開放感もあり・寂しさもあり、でも旦那さんがいるというあの世-見えない世界-に好奇心も湧いたりしている、なかなか他人には理解し得ないそんな複雑な状態が、人生経験を積み重ねた人の孤独な>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

女性画家と彼女の被写体になる令嬢の恋愛もの。ストーリーはそれ以上でもそれ以下でもないんですが、細やかな伏線が貼られていて、なんとも繊細な作品でした。ポートレートの油絵を描く場面が何度も出てきますが、映>>続きを読む

アウステルリッツ(2016年製作の映画)

3.2

『国葬』『粛清裁判』に続けて、同じ日に連続で鑑賞。座り続けること5時間目に突入して爆発しそうな腰を抱えながら、馬鹿なことしたもんだと思いつつ観る映画はまた格別だという新たな発見がありました(という強が>>続きを読む

粛清裁判(2018年製作の映画)

4.0

国葬と続けて鑑賞。

先の作品が沈黙なら、こちらはのっけから賑やかに、裁判官やら検察が何やら罪状らしきものを述べたてる場面からはじまります。
やっと言葉が出てきてありがたいと思いきや、国家事業の何かを
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国葬(2019年製作の映画)

3.7

スターリン死去のニュースに耳を傾けるソ連各地の人々の顔。そして弔いの行列に場面は展開し、各地のスターリン像のもとには、後でどうやって処理したのか気になって仕方ないほど大量の花輪を供える場面が延々と続き>>続きを読む

トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

3.0

カポーティがニューヨーク社交界を席巻した時代のアーカイブ式ドキュメンタリー。奇妙に高い声とスマートな毒舌、その奇才ぶりが人を惹きつけ・惑わし・怒らせる、アートのジャンルは違うけど、シャンソン歌手のセル>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

収容所送りになる前に親族と思われる老婆のもとに送られた男の子が、収容所帰りの父親との再会を果たす…というストーリーが完結するまでの三時間、男の子が流転する先々で痛みと恐怖に晒され続け・またそれを目撃し>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.1

寅さんファンの同窓会といった趣の作品。

『男はつらいよ』の主題歌を冒頭で朗々と歌う桑田佳祐さんが素晴らしすぎて、今更ながら、渥美清さんは本当にお亡くなりになったんだと、涙が止まりませんでした。
実家
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マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

3.0

観始めたものの退屈してウトウトしてたら、迫力満点の女性ボーカルが流れてきて目を覚ますと…なんと往年のココ・テイラーが!B.ウィリスがふらりと立ち寄るバーの短いシーンに、なぜココ・テイラーを起用?という>>続きを読む

残像(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ナチスに翻弄され、その大戦が終わってやれやれと思いきや、今度はスターリンに引っ掻き回されるという不遇なポーランドの時代に遭遇した、ある芸術家の物語。
自らの信念を貫いた結果、彼は大学の職を追われ、芸術
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