besucherさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

映画としてひたすらに楽しいことと、批評家の評価にギャップがあるということの意味をはじめてよく認識できた映画

この映画に対しての批判として、究極的な内輪ネタで映画としてのクオリティに疑問符がつくという
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.2

柴又に初詣に行くから初めて観てみた

矢切の渡しのシークエンスが切ないけれど、ちょっと可愛さと可笑しさもあってすごく好き

実際に柴又に行ってみると、想像以上に映画のままでビックリ感動した

パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

180度ルールをこの映画のお陰ではじめて知れた

一度サブスクで鑑賞したことがあったけれど、映画館でこの映画を観ると内容とも相まってかまた随分印象が変化した

「ボクは特別な人間なんだよ」、「理事長に
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.2

徹底的に不幸に見舞われるボーに対して、それでも何か理由があるんじゃないかと期待と希望を持ち続けながら観てみるけれど、突き放される感覚に陥るのが、まさに不条理と言ったところ

嫌なことがあればその理由を
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.4

家に入った瞬間の凄まじいサラウンドの低音を聴いた瞬間に鳥肌がたって、映画館に来てよかったなぁ…となった

マリアが冒頭からずっとスペイン語を話しているのに、途中でコロッとドイツ語を話し始める瞬間が1番
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

会いたい人に会えない焦燥感とワクワク感と、そして出会えたと思ったら消えてしまう恐怖感と、設定としては完全にフィクショナルな中で、現実世界の沢山の感情と同一のものを提示していること、それを虚構としての一>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.3

「fried chicken and watermelon 」を「クロンボ定食」としたのは凄すぎるし、直訳では絶対に叶わない、徹底的に原文のニュアンスを残したまま映画の進行を全く妨げない翻訳が凄まじい>>続きを読む

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

4.3

食事をしながら電子ペニスの話しをして若返りの話もしてる、って人間の欲を一挙にぶち撒けてる気がするのに妙に品がある映画全体の雰囲気はフランス語の性質のせいなのかなんなのか…

「オモチャとは違う、変なの
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.5

[2]
はじめて観た時の吸い込まれるような衝撃が忘れられず、展開がわかった上でもう一度観てもやっぱりそれは一切和らがないから凄まじい

オープニングとエンディング、どちらも全く同じ曲でこの映画が伝えた
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