あっこっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あっこっこ

あっこっこ

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セメタリー・ジャンクション(2010年製作の映画)

3.8

トムヒューズ見たさに鑑賞。
イギリスの田舎町で燻るダメダメな若者たち3人それぞれの人生を描いた秀作。まだ無名だったフェリシティジョーンズが可愛い、その両親役には名優2人を使って贅沢な作品でした。上の世
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(1963年製作の映画)

3.8

無数の鳥が突然人々を襲い始める、ヒッチコック監督のサスペンスドラマ。オープニングのペットショップのシーンから面白い。ストーリー上、なぜ?と思うシーンや心情表現はあるけれど、鳥の羽音の凄まじさと人々の恐>>続きを読む

マンハッタン・ラプソディ(1996年製作の映画)

3.3

ローレンバコール見たさに鑑賞。そして言いにくいが初バーブラストライサンド!
それぞれ、異性経験のない中年?高学歴男女ドタバタ恋愛ドラマ。同じ大学で教えてるというところもミソ。
みんなが芸達者、飽きさせ
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愛しい人から最後の手紙(2021年製作の映画)

3.2

現在と手紙で展開する過去と2人の女性それぞれのラブストーリー。過去の主人公シェイリーンウッドリーが無敵のダイバージェンドに見えて感情移入が出来なかったが、現在のがんばる女性記者フェリシティジョーンズは>>続きを読む

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.1

リヴィエラで暮らすキャットの異名を持つかつての宝石泥棒が、自分の模倣犯を追い求めるヒッチコックサスペンス。大スターのケイリーグラントとグレイスケリーの共演と美しい海が魅力的でしたが、ヒッチコック監督に>>続きを読む

オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.3

ヒトラーもヒムラーも自殺したのにアイヒマンは逃亡し続けた。歴史に疎いのでわからないことだらけだけど、そんなに逃げられるには相当たくさんの支援者がいたということですね。そこがとても怖かった。
ベンキング
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.7

幼くして母親に蒸発され、まともとは言えない父親との2人暮らし、その上その父親も無残にも亡くなってしまう。主人公の少年をこれでもかと過酷で非情な状況に落としていく。競走馬との辛い逃避行、唯一彼を愛してく>>続きを読む

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.6

アメリカのアイドルヒーロー的だった強盗ボニーとクラウドを射殺した元レンジャー部隊の2人を主人公に強盗を追う立場で描いたロードクライムドラマ。制作に主人公の2人、ケビンコスナーとウディハレルソンの名前が>>続きを読む

ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.0

ヴィクトリア女王と言えば、若くして即位して最愛の夫と長きにわたり国を治めた。という認識でしかありませんでした。夫亡き後の彼女が描かれたものは初めてです。どこまでが事実であるかはわからないですが、孤独な>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.6

若くして成功した映像監督が学生時代に撮った作品のドンキホーテの世界に彷徨い、現実と過去と幻想が入り乱れるコメディアドベンチャー。哀愁漂うドンキホーテ役のジョナサンプライスがとても良かった。主人公のアダ>>続きを読む

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

3.8

オープニングのテロップ、
「早く天国に着きますように。死んだのが悪魔に知られる前に。」何が始まるかとワクワク。
娘の養育費も払えない男が不動産業の兄から強盗を持ちかけられる。狙いは2人の両親の宝石店。
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.2

株式市場も通信速度もどっちもよくわからないですが、ジェシーアイゼンバーグの圧倒的な喋りに釘付けでした。さすが!でもそれだけ。

キング(2019年製作の映画)

3.4

映像全体も暗めのトーン、ティモテもいつになく低い声で暗めに演じていた。キングに頼れるものはなし。厳しくて辛い立場、ということがテーマなのか。ロブ様演じるフランス王子のおちゃらけが逆にいい感じに映画をひ>>続きを読む

サハラ戦車隊(1943年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦、サハラ砂漠に取り残されたアメリカの戦車兵たちのの生き残りをかけた戦い。味方と水を求めて、イギリス軍、イタリア人捕虜にドイツ人パイロットと入り乱れての戦争ロードムービー。ボギーのしゃべり>>続きを読む

ラブ、ウェディング、リピート(2020年製作の映画)

2.9

下ネタ満載のドタバタコメディ。予想とは全く違ってた。主人公のサムクラフリンは今までの作品からはかなりの振り幅で、、、こっちの人になっちゃうのかしら。主人公の親友の彼が似たような役でイエスタデイにも出て>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.6

期待せずに演者に惹かれて鑑賞。わかりにくい始まりだったけど、コメディアクションは楽しめる。笑いどころも満載でライアンレイノルズとサミュエルLジャクソンはしゃべりもアクションも最高のバディだった。そして>>続きを読む

野のユリ(1963年製作の映画)

3.7

アメリカのアリゾナの荒野で生活するドイツから来た修道女たちと流れ者の黒人の若者が教会を建設するという不思議な作品。ドラマであってコントのようでもあり、歌のシーンもいい。シスターと主人公のやりとりも面白>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

タイムトラベルにテロ事件そしてスパイアクションと、ストーリーが理解しきれずとも十分楽しめました。観賞後に以前買っておいたプログラムを読みましたが、数学、物理に疎いのでチンプンカンプン。
主人公ふたりの
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

2.7

ジョージ・バーナード・ショー原作の戯曲ピグマリオンの映画化のミュージカルバージョン。
映画版ピグマリオンが素晴らしくとても面白かったので、期待し過ぎてしまったか。
始まりからミュージカルを感じさせるま
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

実在の強盗犯を主人公に描いたアメリカンニューシネマの名作。ジーンハックマン見たさに鑑賞。彼の懐の深い感じはスケアクロウの時と似ていた。主要人物5人のキャラクターがとてもわかりやすく、音楽が軽快で、とん>>続きを読む

モーグリ: ジャングルの伝説(2018年製作の映画)

3.7

ロードオブザリングでゴラムを演じた彼がこんな素敵なものを作っていたとは、、、
以前から見たい見たいと思っていた作品。声優としてイギリス人名優たちを贅沢に使い、動物たちのリアルのように見える映像が素晴ら
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.5

今さら観てないと言えない名作「市民ケーン」の脚本家を主人公にしたアカデミー賞候補作品。市民ケーンの内容を知らずとも名優ゲイリーオールドマンに釘付けの2時間超。モノクロ映像と音楽そして彼の喋りを楽しんだ>>続きを読む

Something Borrowed/幸せのジンクス(2011年製作の映画)

3.6

大学時代のイケメン同級生をめぐる親友との3角関係を描いたドタバタラブコメディ。ストーリーも人物描写も訳がわからん。でも演じている彼らはとても魅力的だった。ラブコメ女王のケイトハドソンのイケイケぶりはカ>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

2.5

主要キャスト3人でどれだけのギャランティを取っているんだろう?
ストーリーはイマイチ、音楽も響かなかった。ブロードウェイの彼らと高校生たちがあまりにかけ離れていて、どこにも感情移入できず終わってしまっ
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オープニング・ナイト・ロング(2016年製作の映画)

3.3

お気に入りのトファーグレイス見たさに鑑賞。
かつて舞台に出ていた主人公がADとしてミュージカルの舞台を取り仕切るコメディドラマ。B級作品のドタバタ劇、ウィルフェレル似のプロデューサーには笑った笑った。
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ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.5

改めて第二次世界大戦を思い知らされた。ドイツ軍のヒトラー達の私利私欲を、、、まだ見つからない美術品が現存していると願いたい。
その時代の美術品救出をドラマティックに描いたバートランカスター主演の大列車
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

3.7

タイトルは財産家の叔母にベイビーという名の豹を送り届けるという意味で、見終わってから知りました。
ハリウッド大スターの二人に豹をナデナデさせられる訳もなく、どうやって撮影されたのか?全くわからない作品
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.7

ベルリンのグランドホテルで起きる小さめな群像劇。ロシアのバレリーナ、本当は泥棒の男爵、合併話がうまくいかない社長、その速記秘書、病で休暇中のその会社の従業員と登場人物もなかなか凝っている。ストーリーも>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

2.8

実際のセクハラ、パワハラ事件を取り上げたドラマである。実際の映像を入れながら進んで行くが、それがかえって作られた滑稽なものに感じられた。シャーリーズセロンのパンチのある声に気合いを感じたが、それだけだ>>続きを読む

監獄ロック(1957年製作の映画)

3.0

初エルビスプレスリー!ストーリー、演技ともイマイチではあるが、一世を風靡したロックンローラー、アイドルスターのプレスリー自身を見ているよう。歌あり喧嘩あり恋愛ありの軽めな青春ドラマ。歌だけは最高です。>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

全く知らなかったベトナム戦争から起こった事件と裁判。白人至上主義とめちゃくちゃな裁判。どこまでが事実なのか?当時の映像を挟みながらも、アップテンポな音楽を使いソフトに描いている。
被告エディレッドメイ
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赤い靴(1948年製作の映画)

4.0

ロンドンのバレエ団に入団した主人公のヴィクトリアと彼を取り巻く二人の男性、バレエ団長と作曲家の芸術と愛の物語。赤い靴のバレエを踊る劇中劇だが、赤い靴以外にも古典バレエが少ずつ見られるところがうれしい。>>続きを読む

パピヨン(2017年製作の映画)

3.0

原作は無期懲役受刑囚本人が幾度となく繰り返して脱獄を試みたことをドラマティックに書いた小説。事実を基に脚色され描かれたサバイバルドラマ。先にスティーブマックィーン版を観ていたので、どうも薄っぺらに感じ>>続きを読む