このレビューはネタバレを含みます
原作は読んでいないので理解が及んでいないこともあることはご承知置きいただいて、以下に映画の感想を。
「普通に」という安易な言葉で安易に押し通されるマジョリティーの価値観に抗う思考実験として立てる仮説>>続きを読む
200分超えの長さのストレスは感じないさすがのスコセッシの映像術。
アメリカ的暗部として「無能力者です」と自己申告させることの人権無視の意味は、見終わってから色々調べて知った。
デ・ニーロの演技もデ>>続きを読む
おしゃれで綺麗で好きな映画だけど、破滅的で希望が薄い展開はこの歳になるとつらい。
我々には考える権利がある。故に、我もまた考える。
被害の連鎖を断ち切る勇気を持った被害者たちによる、考える権利の行使、という映画でした。
多くの人が、まるで考える権利を剥奪されたかのように振る舞ってい>>続きを読む
この映画が描いているもの、ケイト・ブランシェットの演技、周囲の人々の演技、演出、脚本、音楽、音。すべて素晴らしいし考察を深めてあと何度かみたいとおもう映画だが、しかし日本語字幕の担当者は、なんでリディ>>続きを読む
イタリア語を浴びに。
いい話だし、リベロじいさんの表情もいいけど、お芝居と演出は学芸会的。
やや啓蒙的すぎるきらいはあるが、いい話で間違いない。中学生日記的な?
邦題で絵本的に受け止められてるけど、原>>続きを読む
この映画についてよく語られている貧富やジェンダーの格差やその逆転の話というだけでなく、冒頭のデートの支払いをめぐる男女の話には、前夜は奢ると言って誘い出したくせに払う気のない態度をとるような、フェミニ>>続きを読む
ベスト続編オブジイヤーでないかな。
オリジナルのあらゆるエピソードを伏線ということにして回収しときました、というサービス精神満タン。
終始心拍数上がるドキドキハラハラがあって、特に難しい展開もなくてデ>>続きを読む