calinkolincaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

calinkolinca

calinkolinca

映画(465)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

-

グルーがなぜ月を盗む大悪党を目指すようになったのかやネファリオ博士との出会いが描かれているので、ミニオンズシリーズというよりはしっかり怪盗グルーシリーズしている本作。今までの作品に出てくるあのキャラや>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

-

公開前から観るのをたのしみにしていましたが、思い描いていた以上にとってもやさしい作品で、すごく良かった。物語が登場人物ひとりひとりに寄り添っていて、そんな彼らを最後にはきちんと救ってくれる。そんなやさ>>続きを読む

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

-

「相手を知れば怖くない」
そういうおはなしだったのかな。
山田家と里村家を遮る梅の木は、健常者の障害者に対する偏見の象徴だったのだと思う。最初は道を遮る梅の木を、草太くん以外の里村家の人々は疎ましく感
>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

-

ギリシャ神話のような。寝覚めの悪い悪夢のような。そして、一遍の寓話のような。
いろんな形容詞が思い浮かぶけれど、こんな映画は初めて観た。最近の映画というのは良い意味でも悪い意味でも定型文のようにとても
>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

-

今日は「サマーフィルムにのって」を。
映画×ラブ×友情×SF(少しふしぎ)がいい塩梅で混ざった青春映画だった。
時代劇ヲタクの映画少女、ハダシが友人のビート板、ブルーハワイたちと映画を撮るところから物
>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

-

なんかすごいものを観た。
というのが素直な、そしていちばんの感想。
李相日監督の作品はいつも言葉では説明できないものが映像としてそこにごろっと置いてあって言葉にしにくいのだけれど、今回も愛や恋という言
>>続きを読む

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

-

蜷川実花監督作品では私はこれがいちばん好き。
これは、ひとりの少年が本当に自分を大事にするってどういうことか、に気付くまでの物語。
構想10年だけにストーリーがベタだけれどシンプルに言いたいことがきゅ
>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

-

SixTONESのジェシーさんが声の出演をされているとのことでの観賞でしたが、いやはやこれは劇場で観賞してほんとに良かった。ジェシーさんありがとう!
前作から「SING」シリーズはキャラクターたちがそ
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

-

どこまでも静かでうつくしい映画だった。
肉体の交わりを語りながら、どこまでも文学的でいやらしさがなく、いやらしさがないどころか奇妙な透明感を感じる村上春樹しか作り得ないだろう世界が確かに画面の中にあっ
>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

-

今日は「茜色に焼かれる」を。
夫をアルツハイマーの老人に轢き殺されるも罪に問われず、残されたひとり息子と夫が浮気相手との間に残した子供の養育費を払い、夫の父の老人ホームの費用も工面する田中良子の物語。
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

-

両思いのふたりがいて、その彼の存在を否定されたら怒る別の女の子がいて、そしてその男の子の存在を否定する形で肯定する女の子もいて、その男の子のことをどうでもいいと思っている女の子もいる。
恋愛映画の相関
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

-

今回もめちゃめちゃ面白かった!
し、今回こそは騙されまいとめっちゃ疑ってかかって見て、大筋は合ってたけどさすが古沢良太、二重、いや、三重四重のトラップが張ってあってそちらと細かい部分は今回もはまんまと
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

-

あるひとりの男を介して出会った、東京の上流階級で生まれ育った華子と地方から出てきて東京で起業を目指す美紀のものがたり。
私は地方に暮らしていて東京にも出たことがないのでどちらの気持ちも詳しくはわからな
>>続きを読む

ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

-

今日は「ライアー×ライアー」を。
思っきり松村北斗さん目当てで観ましたが、森七菜ちゃん演じるみなとのコロコロ変わる顔芸と、それに翻弄される松村北斗さん演じる透のぽかーん顔が可笑しくてゲラゲラ笑っちゃい
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

-

再再見。
やはり最高の作品。
最初に観た時はラブストーリーのイメージが強かったけれど、これは脈々と続く家族の愛の物語なんだな、と。
かけがえのない1日の尊さに気づけたティムの人生は素晴らしいものになっ
>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

-

今日は「劇場版 きのう何食べた?」を。
テレビドラマの時から大好きだったこのシリーズ、映画化が決まった時からたのしみにしていましたが、期待に違わず、めちゃめちゃ面白かった!
日常にあるどんな小さなこと
>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

-

今日は「はちどり」を。
静かな、だけど確かに心に染み入る素晴らしい作品でした。
この作品でまずポイントになるのはこの映画が「1994年」という韓国にとってキム・イルソンの死とソンス大橋崩落という韓国が
>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

-

「マスカレード・ホテル」に続く木村拓哉さん演じる新田刑事と長澤まさみさん演じるホテルウーマン・山岸さんコンビが事件を解決する東野圭吾原作の映画化シリーズ第2弾。
登場する役者陣も舞台となるホテルの雰囲
>>続きを読む

ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

-

妊活ものの中でも珍しい、男性目線の妊活を描いた作品。
産婦人科で自分に問題があると言われ、自分を「駄目金玉大臣」と責め、ポンポン赤ちゃんが産まれる自分の編集者を「受精大臣」と呼ぶ、作家のヒキタさんを最
>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

-

今日は「劇場」を。
なんか、いきなり作品の感想に他の作品のタイトルを出すのは失礼かも知れないんですが、恋が生まれて息を引き取るまでの姿を描いている、という点ではもうひとつの「花束みたいな恋をした」を観
>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

-

これ面白かった~!普通になりたい成田凌演じる予備校講師の大野に清原果耶演じる女子高生の秋本が恋のレクチャーをしていくお話。
ふたりのテンポのいい掛け合いがキモで、もうず~っと見てたかった。大野を「変」
>>続きを読む

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

-

善と悪、昼と夜、DAY AND NIGHT。
工場を営む父親が親会社を告発した挙げ句に自殺した明石は金のため、父の知り合いである「仕事」を手伝うことに。
最初は戸惑いながらも昼は児童養護施設の職員、夜
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

-

これからも煉獄さんの魂を胸に持ち続けて生きていきます。煉獄さん、ありがとうございました。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

-

学校での破天荒な佐々木と、真っ暗な部屋でひとりファミコンをする佐々木のうしろ姿のコントラストがせつない。主人公に「好きなことやれよ、おまえ、大丈夫だから。」と言ったあのときの佐々木は他の誰よりも大人だ>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

-

先日、映画館で観た予告編での中村佳穂さんの歌声に誘われて、「竜とそばかすの姫」初日朝イチの回へ。
なるべくまっさらな状態で観たかったのでストーリーもあまり知らずに観に行ったのですが、これは、最愛の母を
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

-

ふたりで描く狂気の共同制作ー。

今日は映画館で「キャラクター」を。
SEKAI NO OWARIのFukaseが殺人鬼役って何それ、ハマり役過ぎるやん!と興味を持っての鑑賞でした。観てみての感想は「
>>続きを読む

信長協奏曲(2015年製作の映画)

-

夕方に再放送していたドラマにハマり、毎日録画して見ていました。最終話が多くの謎を残したまま終わり、「ん?何やねんこの終わり方。」と思って調べてみたら、続きは劇場版になっていると知り、さっそくレンタルし>>続きを読む

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

-

もともと全8話のドラマを前後編にしているので、いかんせん後編だけでも145分と長い。が、竜太がなぜ晃にこだわるのかが明らかになり、お互い完全に後がなくなった状態で晃と竜太の試合が決まり、ふたりが別の方>>続きを読む

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

-

かつての栄光が忘れられないロートルボクサー、施設育ちの新人プロボクサー、テレビ番組の企画で引退をかけてボクシングにチャレンジする芸人、3人の崖っぷちにたたされた負け犬たちの物語。
前後編ということで、
>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

-

娘のアトピーが治らなくて藁にもすがりたい思いの時に、偶然とは言え「これが効く」と教えられた水の効果が出だしたら、信じてしまうかもしれないと思った。私も思春期の辺りからひどいアトピーに悩まされてきて、母>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

-

作品全体を貫く重厚感と緊張感が素晴らしかった。142分と長い作品なのに一度もだれることなくピンとはりつめた緊張感が保たれている。これぞサスペンスといった趣。
それぞれに社会を震撼させた未解決事件を追う
>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

-

ひとことで言うと、ひとりの子どもと、その産みの親である少女に救われた夫婦の、少女の魂の救済の物語。
同じ小説が原作のドラマを以前に観たことがあるのですが、私はこちらのほうが好き。今の時代に男だから、女
>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

-

すごくおもしろかった...!
「勝手にふるえてろ」の大九明子監督だから期待してたけど、もう見始めた瞬間からこれ絶対おもしろいやつだ!って。
原作未読なのでどこまでがどうなのかわからないけど、主人公・み
>>続きを読む

僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

-

ふたりにしか通じない会話がたのしくて、時間を忘れてただじゃれてるだけでうれしくて。この関係を壊したくないから好きだと言い出せない、でもほんとはエルボーやパンチじゃなくて君に触れてみたい。
そんな加藤く
>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

-

BLものを観た、ってゆうよりは、がっつりラブストーリーを観たな、という後味。恋愛の綺麗なところだけじゃなく、ずるいところも汚いところも怖いところも描かれていて、それがとても良かった。
それは多分に、学
>>続きを読む

ランブラーズ2(2021年製作の映画)

-

17年経っても坪井と木下が赤いマフラーをしてるのが嬉しかった。