Aikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

Aika

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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.4

盗撮、パンチラ、同性愛に新興宗教。とにかく性と生が溢れ出す237分。

これだけ問題があれば長くてもそれほど飽きません。配役も抜群、特に西島隆弘がどんな悪事を働いてもぴゅあぴゅあしてたのが印象的。もう
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.2

ゴジラは恐竜というレベルの認識、そして特撮って何のこと?な私ですが、ミーハー心からシン・ゴジラは観に行きたいなぁと思い、ゴジラのデビュー作を観てみました。

思ったよりパニックムービーじゃない!もちろ
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サマー・ストック(1950年製作の映画)

4.0

ジュディ・ガーランドのMGM、そしてジーンケリーとの共演も最後となる作品。

ある日女優を目指す妹が、ジュディの経営する農場の納屋を舞台にしたいと劇団を引き連れて田舎に帰ってくることから始まるコメディ
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ガラスの鍵(1942年製作の映画)

3.5

The ハードボイルド!!

町の裏権力者の親友ポールにかかった殺人容疑をはらすため、言葉通り体を張り知恵を振り絞って奔走する賭博師ネド。
ポールには動機がありアリバイはない。マフィアもどきで気が短
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

守護天使のダニエルは壁で分断された都市ベルリンにて、人間に寄り添いその心の声をそっと聞いてきた。でもいつしか彼は俯瞰で見るだけの世界を生きるのではなく、人間になり自らの人生を手にしたいと思い始める。>>続きを読む

気分を出してもう一度(1959年製作の映画)

3.6

愛する旦那さまにかかった殺人容疑を晴らすため、BBが探偵になるどたばたコメディ。

タイトな黒のトップスにBBの代名詞ギンガムチェックのスカートをふんわりと膨らませ、足元はシンプルにバレエシューズ。
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光にふれる(2012年製作の映画)

3.4

台湾出身の盲目のピアニスト、ホアン・ユィシアンの実話に基づく作品。

タイトルにもある“光“の美しさに見惚れる。
窓から差し込む光がまるでいろんな表情を見せるかのように形や影を変えていく。

ダンスを
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.7

ドリーやっぱり好きだなぁ。
実際近くにいたらちょっとうざったいんだろうけど、見てるだけなら最高に好きなキャラ。
自分のハンディキャップをしっかり認識していても、前向きで明るくて思いやりがある。だからみ
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

3.2

「ファインディングドリー」と同時上映。

ストーリーがどうこうというより、とにかく映像美に驚く。砂とか波打際とか本物にしか見えない!
恐竜のCGが進化しても実物見たことないからピンとこなかったりするけ
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

4.3

初めてエイミーの歌声を聴いたのはいつだったのかもう思い出せない。でもその衝撃は今でも覚えている。
嗄れた甘いハスキーな歌声は、一度聴いたら忘れられなくなるような中毒性があった。
そんな彼女が亡くなった
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.5

前作から5年後。NYを救い英雄になったはずのゴーストバスターズだが、責任転嫁され賠償金を請求されたりで閉店休業状態。

前作よりCGも進化し、人間ドラマ特に恋愛パートはとても良くなっていた。

けど久
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マグダレンの祈り(2002年製作の映画)

3.7

アイルランドに実在したマグダレン修道院が舞台。修道院と言っても、カトリックの戒律に背いたとされた女性たちが強制的に収容され働かされていた場所。

従兄弟にレイプされたマーガレット
未婚の母ローズ
生ま
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ツバル(1999年製作の映画)

4.0

青や緑に色を変えるセピア色のプール。
そこに変わり者たちが集まり創りだすあたたかくてファンタジーな世界。

ほとんどセリフはなく、呼びかけや相槌、ジェスチャーくらい。監督曰く無国籍な映画。

プールで
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デュバリイは貴婦人(1943年製作の映画)

3.4

クラーク係のルイとダンサーのアレックスはナイトクラブのスター、メイに片思い中。そんな三角関係ラブコメミュージカル。

アレックス演じるのは若かりし頃のジーンケリー。
メイに歌を贈ろうとするもそっけなく
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Knick Knack ニック・ナック(1989年製作の映画)

3.4

ファインディングニモに同時収録。

スノードームの中の雪だるまがバービーのようなお人形に恋しちゃう短編。

何度かスノードームを落としたことあるけど、あれって簡単には割れないんだよねぇ。てことで雪だる
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.8

私は下ぶくれに弱い。なのでニモのほっぺた?がぷくぷくするたび萌える。

そしてドリーはとても好きなキャラ。実際に近くにいたらうざったいだろうけど、私は魚じゃないからそんなこともありえないし見てるだけな
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マシュー・ボーンの「ザ・カーマン」(2015年製作の映画)

4.5

バレエはクラシックバレエを少し見たことあるだけのスーパー初心者。でもマシュー・ボーンのバレエはいつか見てみたいと思っていたところ、なんと映画館で見れると知り行ってきました。

舞台は1960年代のアメ
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ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年製作の映画)

3.8

財政難に陥ったウォレスが出した下宿人募集に応募してきたペンギンが、実はお尋ね者だったことで起こる大騒動。

一見つるっとして可愛らしいペンギンにまんまと騙されるウォレスと行き場をなくすグルミット。
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メイク・アップ/メイクアップ 狂気の3P(1977年製作の映画)

3.4

イーライ・ロスの「ノック・ノック」の劇場公開を見逃してしまったので、元ネタを先に鑑賞。

妻の不在中、雷雨の中突如現れた美女二人組みに誘われ過ちを犯すジョージ。
翌日そんな夢のような夜から一変、豹変し
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ウィズ(1978年製作の映画)

3.7

「オズの魔法使い」を黒人のみでミュージカル化した舞台の映画版。
カカシ役はあのマイケルジャクソン!!!

しかし舞台は大成功を収めたものの、今作は興行的にも批評的にも失敗しカルト映画化しているそう。
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

5.0

1823年冬、元宮廷楽長サリエリの様子がおかしいと気づいた二人の男が、彼が籠城していた部屋の扉をこじ開ける。
その瞬間流れるのがモーツァルト「交響曲 第25番 ト短調 k183 第一楽章」。
軽快で華
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.5

NYにはこの8人しかいないのか!? と言いたくなるくらい、偶然に偶然が重なり絡み合う関係。
世界狭すぎラブコメディ。

ひとりひとりキャラが濃くて癖はあるけどみんな憎めない。
もはや絡みすぎて玉結びが
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ターボキッド(2015年製作の映画)

3.5

核戦争によって文明が崩壊した1997年が舞台。

みなさんの言う通りチャリンコ版マッドマックスでした!!
荒くれ者たちがおらおらと奪い合うのは水。
でも燃料資源もないらしく、移動も発電も拷問までもき
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

チープで結構くだらなくて驚いた笑

でも全編に漂うレトロ感と4人のおっちゃんたちにはかわいらしさを感じたし、あのテーマ曲がかかると必ず「Ghost Busters!!」と合わせて言いたくなる引力がすご
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有頂天時代(1936年製作の映画)

3.7

アステアは何度ジンジャー・ロジャースに一目惚れをすれば気がすむんだろう…笑
そんなつっこみを入れたくなるほどいつも通り安定のストーリー。今回はアステアはダンサー、ロジャースはダンス講師。

アステアは
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.5

戦争により運命を翻弄され、現在アメリカに住むマリア。彼女の望みはナチスに奪われたクリムトによって描かれた伯母の肖像画を取り戻すこと。

実話に基づいて作られた作品。
80代のヒロインマリアがとにかくキ
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

姉の助けを借りてアイルランドからNYブルックリンに移住してきたエイリシュ。

いかにもな田舎娘からブルックリンで刺激を受け恋をして、段々と洗練されていく。

自分らしく生きていくための葛藤、選択に決意
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

ジョン・カーニー監督は本当にはみ出し者と音楽に優しいなぁ。そんな彼の作る鼻の奥がつーんとするような作品がわたしはとてもすき。

きらっきらのティーンエイジャーの青春映画なので入り込みにくい人もいると思
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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

3.3

雑種犬には重税を課すという法律が施行されることになった架空の国が舞台。

たった4ヶ月という短いトレーニングでよくぞここまで…!! と驚くほど演技が達者な犬たちにまずびっくり。セリフなんてなくたって表
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.5

大好きな作品の続編であり、20年経ちその映像の進化は目を見張るものがあったし、劇場で観てこそ!! であり観れて良かったと思う。

けどジェフ・ゴールドブラムとビル・プルマンと同じ役でまた出会えたことが
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.7

他の作品のレビューでも書いたけど、どうしても不倫ものは苦手。でもそんな思いを凌駕するものがこの作品にはあった。

ロシア革命という激動の時代に翻弄された一人の男と二人の女。
奥さん(チャップリンの娘さ
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

映画好きの友達と飲んだとき、映画好きなら観ておかなきゃいけない作品の話になり、あがったのが「グーニーズ」。

わたしは幼い頃観たのにすっかり忘れてしまっていた。
友情に夢が溢れた冒険。超王道ながら今観
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.6

土気色の顔、くぼみきった目に切れた口、サウルはまるで死神に取り憑かれてしまったように見える。
彼の仕事はゾンダーコマンド。ナチスによって生み出されたホロコーストの死神。取り憑かれたのではなく彼自身が有
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.5

アイディアにタイトル、ジャケット勝ち。
音楽が昔ながらのティーン向けホラーぽいのに、仲間同士で揉めたりせずふんわりと助け合うのが最近の子っぽくて、そのバランスが面白かった。

「It」はじんわりと怖い
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バーディ(1984年製作の映画)

3.7

鳥が大好きで鳥のように飛ぶことを空想してばかりいた変わり者のバーディ。

そんなバーディに呆れながらも熱い友情で結ばれていた体育会系のアル。

ふたりは高校を卒業しベトナム戦争へ。

戦争から帰還した
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.6

洋楽に興味を持ち始めた頃、とにかく音楽を浴びるように聞ける場所を探していて、自然とクラブに通い始めた。
なのでEDMはわたしのルーツではないけど、クラブに行けばかかってる馴染みのあるものではあった。
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