さとさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

さと

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花とアリス(2004年製作の映画)

5.0


私の映画人生のはじまり。原点。

原点にして終着点。

どんな映画を何本観ても満たされない想いは
この一つですべて満たされる。
そんな映画があることが誇らしい。

私の魂が無くなった時には
最期の時
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.6


岩井俊二の世界観を

苦しいほどに感じ


きゅうっと音がしそうな

映画。


役者の持つ世界観を
理解しているだけでなく

映画の枠を超える映像美に

不朽の名作を感じる。



世界は幸せだら
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.0


愛しい、

好き、

愛くるしい、

その要素が人それぞれで
この世界は回ってる。

主人公は愛される人間。

ただ、愛を知らない人間。


ふとした日常から
性格が浮かび上がるのが
面白い。

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

4.3


原作の描写が眼に浮かぶ。


心の対比を描く上で
嫉妬という感情を
男性同士で描くことは
珍しいように感じて
男性同士の嫉妬は、
エネルギーの流れ方が綺麗に見えた。

何者(2016年製作の映画)

4.5


どのタイプが
生きる上で得なのか、
どのタイプも
まったくの不利なのか、

生きてみないとわからないから

とても面白い。

渇き。(2013年製作の映画)

3.0



死なないなら
生きてるんだし、
生きてないなら死んでる。

と、生死をその言葉で一度
片付けて笑ってみたくなる
潔いほど字に起こしたくなる
本のようにめくるめく展開の映像。


小松菜奈の微笑みに
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.5



視線のその先にあるものを

一緒に追い掛けたくなった。


ストーリー展開は予想出来ても
光るものを持つ人たちの表現で
2倍も3倍も意味のある表現になった。


漫画の現実離れしたような
世界観を
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.2


頭で分かってても

心が動いてしまう。

理性と感性の衝動が
衝撃的で
何度繰り返しても
感情に勝てないことを知り
何を捨ててでも
持ち続けたい感情があっても
いいのだと想った。



思い当たるす
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四月物語(1998年製作の映画)

3.8



雨の日の 言葉と言葉の
間にできる空間を
音が埋めてくれる

その感じが

岩井俊二ファンには
とてつもなく愛おしい。



岩井俊二監督の眼に映る色は
取るに足らない出来事を
世界で一番美しくし
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ソラニン(2010年製作の映画)

4.3



あの頃に観た自分と

いま、観た自分と

まるで違って見えるのは

俳優の演技の中に流れる

懐かしさとか、愛しかった時間の

感覚がわたしにも

理解できるくらい

生きてきたからかもしれない。
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.2

見逃してしまうような
大人の成長や
感情の移り変わりを
大切に描いている。


見たくないものを見ようとした時に
目の前がふらついたり
想っていることと
行っていることが掛け離れて
しまっても
想い
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

人間に怒りの感情の必要性を
訴えている。

むやみに怒る必要はないけど
抱える動力を怒りに変えられる
人間も魅力的に見えた。

何が悪い何が良いということを
裁くよりも力を抜いて
客観的に怒りという感
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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

結果よりもプロセス
ってくらい、プロセスが
面白すぎる。

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.0

吸い込まれるように昭和64年に
意識が飛び、時代背景や
報道背景の中に居ながらの

ひとつの命を、観た。

素晴らしかった。

悪人(2010年製作の映画)

4.5

心に残る、忘れられない一作。

熱い愛とかそんなものじゃなく

誰の心にもあるもの。

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